次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2009-10-24脳トレ川島教授の講演

    今日は市民公開講座が,I専修大学で行われたので,参加してきました。講演してくださったのは,東北大学加齢医学研究所川島隆太教授。「脳トレ」の本とかをたくさん出している,あの川島教授。

    テーマは「子どもの脳を育む」。生活習慣が子どもの脳の健全な発達に与え得る影響などの話など,興味深く伺いました。

    「朝食を抜くことによって,脳の機能はその本来の能力の80%くらいしか発揮できません。ということは,(バランスのとれた朝食をとらない人は)人生を2割損しているともいえるかもしれませんね。」

    とか,

    「そういう考え方もできるよな~」

    と思いながら聞いていました。

    川島教授は,文科省の「生きる力」を取り上げつつ,その「生きる力」とは,つまり

    ・自ら意欲を持って考える力

    ・豊かな知識をもって新しく創造できる力

    ・その力を世の中で発揮できる力,つまりコミュニケーションの力

    とまとめていらっしゃいました。そして,その「生きる力」を育むには脳の前頭前野(思考,創造,行動・情動抑制,コミュニケーション,意欲,集中力,自主性,身辺自立,記憶などの分野)の力を伸ばすことだと話されました。その前頭前野を鍛えるために有効な手立てとして,親子のコミュニケーション(特に母親),親子の共同作業,などを例に話されました。つまり,子どもを育むと言うことは,家庭でいかに親と子が向き合うかと言うことにかかる,ということです。(この点については,自分は反省点がいっぱい…。でも今からでもやれることはあるはずだよな~と思います。)

    最後の質問コーナーでは,時間が足りず,私は指名されませんでした。でも,帰り際に,川島先生とロビーであったので,歩きながら

    「小学校の教員なんですが,学校教育の中でできることはなんでしょうか」

    と聞いてみました。すると

    「生活習慣の大切さを伝えることですかね」

    との返答。

    「授業では?」

    と尋ねると

    「私にも実は考えがあるんですが,立ち話ではご説明はむずかしいかも…」

    とのこと。私が

    「授業の中で,友達同士のコミュニケーションの量,時間をぐんと増やすというのはどうでしょう?」

    と尋ねると

    「あ~!それはいいですよ。特に主体的に取り組めないでいる子どもにとっては記憶の定着や考える力を伸ばすことに効果がありますよ。」

    とのこと。

    なるほど。と,やっぱり。