次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2009-10-17やっぱり

    我が市の教育長先生が,先日の集まりの中で集まった教職員や市民に,

    自己実現を図るための学力を付けることが目的

    ○学習状況調査の結果がよければいいと言うわけではない。(注:もちろん悪くていいというわけではない)

    ○学びを厭わない子どもになってほしいというのが願い

    ○学習意欲のある子どもを期待している。(読書,自主学習,自分で生活を創る…)

    ○学ぶ向上心のある集団の中でこそ,子どもは高まる。

    という内容の話をされました。その通りだと思いました。

    私たちは,学ぶ意欲のある子どもにしたいと思って日々取り組んでいます。学ぶ意欲のその先には,自らの願いや夢の実現に向かって前向きにチャレンジできる意欲があります。もちろん,その実現には多くの場合,一人の力だけではできないものです。直接的,間接的に誰かと関わりながら進んでいけるものだと思います。課題を実現するためにどうするか,大いに悩み,相談し,達成したときの喜びを体験的に味わう,そういう経験を学校で,クラスでさせたいと思っています。

    6年生を受け持っている都合上,「中学校でノートとかとれなくなりませんか?」と聞かれることもあります。この場合の問題点は,ノートをとるとかとらないとかではなく,学ぶ意欲を持っているか,何らかの原因で学ぶ意欲を失っているか,という点だと思います。前者であれば,問題はあまりない思います。必要なことはノートをとるでしょうから。(板書を全て「写す」ことを要求されたら,どうするのかな…)後者の場合は何とかしなくてはいけません。この場合,ノートをとることを,要求していても解決はしないと思います。だって,その場合,ノートがとれない(板書を写せない)ではなくて,「意図的に」ノートをとらない(板書を写さない)からです。そういう子に「ノートをとれ」といっても,あまり進展は無いような気がします。問題は学習意欲の問題です。どうしたら,(ノートを取り出すくらい)学習意欲が表れるようになるか,だと思います。一見,学習意欲を失っているような子どもでも,本当は学びたがっている,伸びたいと思っている,みんなから認められたいと思っているんだと思います。

     いわゆる「問題点」を表出する部分でとらえないこと,で,どうしたらその「問題点」をその子に表出させずに済むか,そこを考えられる教師になりたいです。

     やっぱり,最も大切にしたいのは,文科省的にいうと「生きる力」ということになるんじゃないかと思います。そして,教育長先生の言う「自己実現を図るための学力」。