次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2009-10-08考えること

    ある,保護者の方から資料をいただき,(まだざっとですが)読ませて頂きました。その保護者の方は,特別支援学級に通うお子さんをお持ちで,特別新学級に通うお子さんの保護者の集まりなどでも学習されている方です。

     

    それを読んで考えたこと。

     「居場所」なんだと思いました。居場所のある安心感だと思いました。それは,障害があるなしにかかわらず,全ての人が幸福に生きるために必要なものなんだと。そして,その居場所は,単に空間的物理的居場所ではなく人と人とのつながりの中での「居場所」なんだと思いました。

     今の学校教育が悪いとは言いませんし,努力はしています。しかし「全て」の子どもに「いつでも」安心できる居場所を与えられているでしょうか。そして,そもそも,その居場所は「教師」や「大人」が一人一人に与えて「あげる」ものではないのだと思います。与えてあげるんではなく,それぞれの居場所をそれぞれが守る,認める,認め合うことの意味を伝えること,それが学校や教師の役割なんだと思います。それが最後にのこる大事な部部分であると気付かされます。

     学校,教室,授業…。その全ての時間の中で,支え合える仲間をたくさん作ること,支え合える仲間のよさを感じること,自分も支えることができること,支えてもらううれしさを味わうこと…。そういう経験をたくさんたくさん経験させること。そこに学校の,塾ではできない役割があるんだと思います。学校,教室,授業が,全員に安心できる場になれば,学習だってできるようになりますよね。やる気だってアップします。「わたしだけ分からないの?」と不安に思うことは各段に減ります。だから,私は『学び合い』がアンテナに引っかかったんだと思います。

     学力向上,学習規律,教師の指導力?…。塾にできない学校の役割として,前述も含めた(超えた)上で,とっくに次の段階を求められてはいませんか?