次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2009-10-30メモ

    何かを「させよう」と思ったときから,それは自分の都合になってしまう気がする。こう「なってほしい」と思えば,自ずと,言葉や態度も違ってくるはず。

    「させよう」という思いで,子どもたちをみると,子どもたちのよさが目に入ってこない。「なって欲しい」という思いで子どもたちをみると,普段は見落としがちな子どもたちのよさが見えてくる。

    子どもたちと一緒に,クラスの有り様を考えていく,そんなスタンスに立ちたいと思っている。もちろん,目指すところを語りながら。

    2009-10-28うれしい

    3時間目の算数。いつもにくらべペースが上がらなく何となく低調。2時間目に,例の学芸会お疲れさん会で作って食べたピザの影響か!?それとも,そのあとにした業間マラソンのせいか?

    「こんなんじゃ,「みんな」は達成できないぞ~」

    なんて声をかけて少ししてから,なんぼかお腹もこなれてきたのか,ペースアップ!でも,ときすでに遅しであえなくチャイム。

    「まだ,よく分から~ん,という人は?」

    と聞いたら4,5人が挙手。

    「う~ん,残念…。どうしたらよかったのか考えないとね。」

    といって,授業終了。

    でもね,ここからがクラスの勝負。休み時間になっても,そのよく分からなかった問題をやり続けた子どもたち。そして,その周りにサポートに入る友達。

    4時間目の最初に,もちろんその姿に嬉しく思ったことをみんなに伝えた。

    2009-10-27これから

    本校の研究テーマは「生き生きと学ぶ子どもの育成」。私は,テーマの達成のため,『学び合い』の考え方を基盤にした授業作りを通して行っている。

    今日は校内研究のワークショップの日。今までも,私も何回も,ワークショップで報告をしてきたが,実際の単元の授業や,行事への取組などについての話題など,実際の子どもの姿を通して報告を行って来た。今回はちょっと,毛色を変えたものにした。

    題は「私がなぜ『学び合い』に行き着いたか」。考えて見れば,私がなぜ,『学び合い』の考えに行き着いたのか,正式な場で本校の職員には伝えていなかったことに気が付いた。(事情で,校長T,教頭Tには何度も話したが)持ち時間は15分ほどしかなかったので,かいつまんで,大事なところだけを話したつもり。

    私が何を目指して『学び合い』の授業を導入しているかを,きちんと全員の職員に説明できたのは大きい。もちろん,私の考えを分かって頂いた方もいれば半信半疑,理解できない,などいろいろいらっしゃることであろう。でも,それでかわないと思う。私たちが共有するのは。テーマの達成。生き生きと学ぶ子どもを目指すという点では,私たちは同じ方向を向いていなくてはならない。全ての子が生き生きと学ぶ,には,全ての子どもが学ぶことの主体者にならなくてはならないのははっきりしている。これから,じっくりみんなで考えていければよい。

    2009-10-26「打ち上げ」考

     学芸会の成功のお祝い会をすることになっている。

     私はけっこう,こういうのは大事だと思っている。みんなでがんばってきたことに対して,一区切りを付けて,また次の目標に向かって「さあ,行こうぜ!」みたいな」きっかけになるし。なにより,楽しいから。でも「楽しい」ことって,最近の「学校文化」じゃあ,なんかいけないこと見たいに語られることも多い…気がする。まあ,時数がどうとか,ねらいがどうとか,ね。誤解の無いように言っておきますが,時数がどうでもいいとか,ねらいがどうでもいいとかと言っているのではありませんよ。ただ,いっしょにがんばってきた仲間と,「がんばったね~」とお互いを認め合って,楽しむというのは,とって~も大事なコトでは!ということ。大人だって打ち上げとかしますよね。小さなコトだけど,前向きに生きる,とか,人生を楽しむ,とかの原体験になるんじゃあないの(大げさ…)と思う…。(自信なげに,つぶやいてみたり…)

     で,ウチラのクラスは,その「打ち上げ」で何をするか話し合った結果「ピザ作り」。(なぜに?学芸会と関係あるんか?とはいわないでね!)

    それも、なにやら,食パンと豆腐(!)を混ぜてぐちゃぐちゃにして,それが生地になるという…????これ,我がクラスのR君の意見が採用されたもの。

     本当にそんなんでできるの???と疑い深い?私は

    「じゃあ,試作してみてよ~」

    と。先日,やってみたら,これがまた本当にできたんです。お味もけっこう!

     というわけで,明後日実施で~す。

     さあさあ,そして次の目標はマラソン大会だからね~。

    2009-10-24脳トレ川島教授の講演

    今日は市民公開講座が,I専修大学で行われたので,参加してきました。講演してくださったのは,東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授。「脳トレ」の本とかをたくさん出している,あの川島教授。

    テーマは「子どもの脳を育む」。生活習慣が子どもの脳の健全な発達に与え得る影響などの話など,興味深く伺いました。

    「朝食を抜くことによって,脳の機能はその本来の能力の80%くらいしか発揮できません。ということは,(バランスのとれた朝食をとらない人は)人生を2割損しているともいえるかもしれませんね。」

    とか,

    「そういう考え方もできるよな~」

    と思いながら聞いていました。

    川島教授は,文科省の「生きる力」を取り上げつつ,その「生きる力」とは,つまり

    ・自ら意欲を持って考える力

    ・豊かな知識をもって新しく創造できる力

    ・その力を世の中で発揮できる力,つまりコミュニケーションの力

    とまとめていらっしゃいました。そして,その「生きる力」を育むには脳の前頭前野(思考,創造,行動・情動抑制,コミュニケーション,意欲,集中力,自主性,身辺自立,記憶などの分野)の力を伸ばすことだと話されました。その前頭前野を鍛えるために有効な手立てとして,親子のコミュニケーション(特に母親),親子の共同作業,などを例に話されました。つまり,子どもを育むと言うことは,家庭でいかに親と子が向き合うかと言うことにかかる,ということです。(この点については,自分は反省点がいっぱい…。でも今からでもやれることはあるはずだよな~と思います。)

    最後の質問コーナーでは,時間が足りず,私は指名されませんでした。でも,帰り際に,川島先生とロビーであったので,歩きながら

    「小学校の教員なんですが,学校教育の中でできることはなんでしょうか」

    と聞いてみました。すると

    「生活習慣の大切さを伝えることですかね」

    との返答。

    「授業では?」

    と尋ねると

    「私にも実は考えがあるんですが,立ち話ではご説明はむずかしいかも…」

    とのこと。私が

    「授業の中で,友達同士のコミュニケーションの量,時間をぐんと増やすというのはどうでしょう?」

    と尋ねると

    「あ~!それはいいですよ。特に主体的に取り組めないでいる子どもにとっては記憶の定着や考える力を伸ばすことに効果がありますよ。」

    とのこと。

    なるほど。と,やっぱり。

    2009-10-22昨日のことから

    昨日のこと。

    11月の上旬に校内マラソン大会があることから,今週から業間マラソンが始まった。私自身は子どもの休み時間は大事にしたい派ではあるが,マラソン大会に気持ちを向けることも,この時期必要だろう,とも思う。

    その業間マラソンで久々に説教をしてしまった。友達と一緒に走るのはまあいいとしても,真剣に取り組んでいるようには見えない。5分程度の走りなのに,途中何度も歩いてみたり。

    マラソンの後,

    「1+1が2にもならないようなら,一緒にやる意味が無いんじゃない?」

    「下級生の手本となった?」

    とちょい,きつめにいった。(う~ん,今思うと冷たく…?)

    必要なことだったとは思うけれど,やっぱり,言い終わったあとはあまり気分がいいものではない。

    助かったには,そのあとの3時間目,みんなで分数のかけ算,割り算の学習を,みんなで一生懸命やっていたこと。やっぱり,子どもたちのいいところを見ていった方が気分がいい。

    終わったことを取り上げてごちゃごちゃいうより,終わったことを振り返り「で,これからどうするといいかな?」

    「もっと,楽しく気持ちよくするにはどうしたらいい?」

    なんて,いつも前を向いた言葉かけができるようにしよう。

    2009-10-20目指すところは一つ

    学芸会が終わって,ホッと一息つく今日ではありますが,次の目指すところへのスタートでもあります。

    朝の会で,

    「学芸会で付けた力を,次の活動につなげようね。学習では,みんなで協力して,「みんなができる」をさらに目指して行こう。そして,マラソン大会では,みんなが自分の目標タイムだったり,昨年の6年生の記録だったりにチャレンジしよう。そして,みんなでチャレンジすることで,学習でもマラソンでも“大変だったけど楽しい”になれるようにしよう!」

    と話しました。そして目指すはクラス目標

    「元気よく,明るく笑顔でやり遂げる」

    「思いやり,楽しく仲良く助け合う」

    の達成!!

    そんな感じでスタートした1時間目。算数の分数の計算の習熟の時間。いつもとちょっとちがった動きがありました。スタートして直後,いつもならまず,自分の課題をやる子が多いのですが,今回は,前回休んだ子のサポートにまず二人で入って,同時進行で自分の課題をしていました。そっちこっちでも

    「ねえねえ…」

    「あ~,なるほど~」

    「ね~,式が何でこうなるの?」

    「あ,それはね~」

    なんて感じ。何か嬉しいな~とい思っていたら

    「先生~」

    と呼ぶ声が。

    「は~い!」

    って行ってみたら

    「あ,まずは友達に聞くのが最初だ!」

    と言われ,用なしに…。

    修学旅行,学芸会で付けた感覚,力をその他につなげていこうとする彼らの意志の現れとみた!!やんや,やんや!!

    1年かけて目指すことは,どんな活動をしてもやっぱり一つ。

    2009-10-19学習規律

    歌さんのブログを読んで…

    >人の話を聞く、やるべき事をする・・・など色々と学習規律はあるが、「間違えた子をバカにしない」「支え合う」という学習規律は、最も大切な学習規律の一つだ。それにより、授業が安心した学びの場になる。学級づくりにつながっていく。

    すっきりした。その通りだよ!と思った。近頃「学習規律」という言葉でもって,意見を頂くことがあり,もやもやしていた。

    知りたいことがあるから,図書室に調べに行くことは?分からない事があって友達と相談することは?協力して学ぶ…。自ら学ぼうとしている子どもの姿があればそれが最高の学習規律じゃないのかなあ,と思うんですが。

    「規律」とは「人の行為の規準として定めたもの。おきて。転じて秩序。」(岩波国語辞典)とある。ようは自分たちがもっとも学べるように,自分たちで決めたルールなんだと(もちろん途中で改訂も可)思う。「必ずこういうものだ」というものではないのではないかと思う。

     学習規律を自分たちで決めれるほうがレベル高いと思うし,彼らはそれができている。

    2009-10-18みんな,ありがとう!

    学芸会が終わりました。大きな行事が終わった後は,いつもこういう脱力感にはまります。それだけ,自分たちが思い入れを持ってやってこれたと言うことでしょう。

    この約1か月間,「学芸会に何をするか?」から始まり,自分たちで相談しながら,学芸会の成功のためにはどういうキャスティングで行くか,どうしたら私たちの持ち味が発揮できるかを規準に(もちろんジャンケンなんかじゃなく)役決めを行い,場面ごとに自分たちで演技を考え,役を兼ねながら幕も照明も音響もやり…。

    途中,係の子が誤って,ブザーを鳴らしてしまったのにもかかわらず,君たちは,何事も無かったかのように進めましたね。そして,そのことを誰も責めたりしませんでしたね。私はそのことから,また一段と君たちのすごさを感じましたよ。

    私は,君たちのこの間の頑張りや,一人一人の思いなどをこの目で見たり,ジャーナルで感じたりしながら,とってもすてきな1か月を過ごさせてもらいました。修学旅行の取組から考えると,2学期がはじまってずーっと充実していて,夏休みから今までが本当にあっという間に感じます。

    本当にありがとう,みんな!

    【子どものたちのジャーナルから】

    ○学芸会,無事に終わりました。今日の「ベロ出しチョンマ」ではハプニングが少しあったけど,気にせず進めた事が成長したな~。と思いました。みんな!!今日は楽しく「ベロ出しチョンマ」をやれてよかったね!○○!(自分)一生懸命やれてよかったね!!あとはマラソン大会,卒業式などいろいろな行事があるので,それも一生懸命がんばろ~!イェーーーーイ!

    ○「ベロ出しチョンマ」を通してクラスが成長した所は,「チームワーク」と「演技力」です!しっとりとした雰囲気を出すのは他の学年とはちがって難しいことだけど,練習していく間に雰囲気が出せるようになりました。チームワークは山台を出すときに協力して音を立てないようにできたので成長したと思います!!小学校最後の学芸会,大成功することができ,最高の思い出になりました!!つぎのマラソン大会もがんばりたいで~す!!


    子どもたちは,もう次の活動に“照準”を合わせている…。さすがだ…。負けておれん。

    2009-10-17やっぱり

    我が市の教育長先生が,先日の集まりの中で集まった教職員や市民に,

    ○自己実現を図るための学力を付けることが目的

    ○学習状況調査の結果がよければいいと言うわけではない。(注:もちろん悪くていいというわけではない)

    ○学びを厭わない子どもになってほしいというのが願い

    ○学習意欲のある子どもを期待している。(読書,自主学習,自分で生活を創る…)

    ○学ぶ向上心のある集団の中でこそ,子どもは高まる。

    という内容の話をされました。その通りだと思いました。

    私たちは,学ぶ意欲のある子どもにしたいと思って日々取り組んでいます。学ぶ意欲のその先には,自らの願いや夢の実現に向かって前向きにチャレンジできる意欲があります。もちろん,その実現には多くの場合,一人の力だけではできないものです。直接的,間接的に誰かと関わりながら進んでいけるものだと思います。課題を実現するためにどうするか,大いに悩み,相談し,達成したときの喜びを体験的に味わう,そういう経験を学校で,クラスでさせたいと思っています。

    6年生を受け持っている都合上,「中学校でノートとかとれなくなりませんか?」と聞かれることもあります。この場合の問題点は,ノートをとるとかとらないとかではなく,学ぶ意欲を持っているか,何らかの原因で学ぶ意欲を失っているか,という点だと思います。前者であれば,問題はあまりない思います。必要なことはノートをとるでしょうから。(板書を全て「写す」ことを要求されたら,どうするのかな…)後者の場合は何とかしなくてはいけません。この場合,ノートをとることを,要求していても解決はしないと思います。だって,その場合,ノートがとれない(板書を写せない)ではなくて,「意図的に」ノートをとらない(板書を写さない)からです。そういう子に「ノートをとれ」といっても,あまり進展は無いような気がします。問題は学習意欲の問題です。どうしたら,(ノートを取り出すくらい)学習意欲が表れるようになるか,だと思います。一見,学習意欲を失っているような子どもでも,本当は学びたがっている,伸びたいと思っている,みんなから認められたいと思っているんだと思います。

     いわゆる「問題点」を表出する部分でとらえないこと,で,どうしたらその「問題点」をその子に表出させずに済むか,そこを考えられる教師になりたいです。

     やっぱり,最も大切にしたいのは,文科省的にいうと「生きる力」ということになるんじゃないかと思います。そして,教育長先生の言う「自己実現を図るための学力」。

    2009-10-16いよいよ本番

    今日は,学芸会本番前の最後の練習。いろいろあって,子どもたちには朝,学校って何のために来るんだろうね,ということで語りました。

    私は,どの子にも幸せな人生をおくってほしいと本気で願っています。だからこそ,子どもたちには多くの仲間やこれから出会う人とネットワークを組んで,支え合いながら生きていくことの大切さを語りました。

     2時間目。最後の練習。21人の子どもたちがBGMから照明,幕の操作まで全て役と兼ねながら行います。ぴんと張り詰めた空気。子どもたちは本気でした。

     練習を見ながら,本当に泣けました。話の内容も内容なんですが,子どもたちのあまりにも一生懸命な姿に本当に嬉しくなりました。協力学級の先生も泣いていました。

     すべて演じきり,しまった幕をもう一度開けて出てきた子どもたちの,ホッとしたような安心したような,満足したかのような顔は本当に「美しい」と感じました。そして,また涙が出ます。学芸会のねらいはすでに達成です。あとは,お金で買えない宝物を18日にみんなで勝ち取るだけです。本当に楽しみです。

    【子どもたちのジャーナルから】

    ○いよいよ本番です!「ど,どうしよう。大丈夫かなあ」などの不安は私はありません。「楽しみ!!」の思いの方が大きいです。本番は私たちの全力を出し切り,楽しく演じたいです!

    ○今日の学芸会練習は,僕が思うにはけっこう完ぺきでした。村人の演技もみんなよくできていました。ぼくは自分にできることを精一杯がんばりたいです。動きも声も全部出し切りたいです。本番は人がいっぱい来て緊張すると思うけど,そこはがんばって押し切りたいです。マジでみんながんばっていました。だからぼく自身も気合いを入れ直し,がんばっていきたいと思います。学芸会は最高に仕上げたいと思います。てか,仕上げますよ,期待してくださいよ,先生!!!!

    ○いよいよ日曜日は学芸会本番です。今まで以上にがんばりたいです。そして,最初から最後までスイッチ全開でがんばりたいです。そして,たくさんの人を泣かせたいです。今年は小学校生活最後の学芸会なので,いい思い出にしたいです。学芸会,がんばるぞーーーー!!エイエイオー!!

    ○今日も2時間目に学芸会の練習がありました。私たちは練習していくうちにどんどん成長しています。そして,今日の練習では,もう文句を言えないほどうまくなりました。だれ一人笑わず,誰一人ふざける人もいまいし,みんなが真剣に取り組んでくれたからこんなに成長したんだなあと私は思います。そして,日曜日は本番です。私は6年生最後の学芸会をくいのないようにしたいと思いま~す!!

    ○明後日は,いよいよ学芸会です。今日の練習では子どものところも良くなったしきっと本番も大丈夫だと思います。小学校最後の学芸会,お客さんを感動させて最高の学芸会にできるよう全力でがんばります&楽しみます!きんちょうするけど…。

    初めの語りからはじめるストーリーのバトンを21人でしっかりつないでいこう。みんなでつくりあげるという醍醐味を味わおう。

    2009-10-15今は

    教師の仕事って何なんだ?と問いかけ,今の自分のベストの状態で向かい合いたい。言っていることとやっていることに矛盾のない自分でいたい。それぐらいしか書けない。

    私の今,集中することは,まず子どもたちが18日の学芸会で最高の発表ができるためにサポートすること。それが大事。彼らはきっとやりとげるはず。

    2009-10-14今日は児童公開

    今日は学芸会の児童公開。いい児童公開になった。演技ももちろんだけれどもよかったのは舞台そでの子どもたちの動き。

    これから出て行く子どもは,友達に目配せしながら「さあ,行くよ!」のメッセージを送っていました。舞台に入ってくる子どもは,まだ舞台に出ている友達を見つめます。幕がしまって,準備の時には,お互いに合図をしながら,静かに手早く準備をし,次の場面に備えました。また,舞台ではお互いに呼吸を合わせながら,演技をしていました。

    「ああ~,みんなで作っているなあ,いいぞ,いいぞ」と思いながら見ていました。

    ○今日のベロ出しチョンマでよかったことは,私が心配していた5の場面がうまくいったことです。5の場面のみんながいうところが終わって少しホッとしました。劇が終わったらHちゃんとE先生が泣きそうになっていたので,本番はせりふをまちがわなければ大丈夫で~す。他の学年の演技でよかったところは,1年生はオープニングや劇がとってもかわいくっておもしろかったです。他にもいろいろおもしろかってです!!(Mさん)

    今日を乗り越え,更にエンジンがかかったみたいです。もっともっと,やれそうです。楽しみ!

    2009-10-13あすは児童公開です

     自分の課題(目標)は何なのか,自分たちの目指したいところはどこなのか,それを達成するにはどうしたらいいのか,達成するとどんないいことがあるのか,そんなことを(まあこんな堅いいかたはそんなにしませんが)つらつら話して,半年です。

     子どもたちは,だんだんと「教科の学習も学芸会の練習も,目指していることは同じ」という感覚をもってくれていると,思う。

     明日は児童公開。子どもたちのジャーナルからはまだ最後の場面で不安な部分もあるようだ。そこは,とくに決まったセリフが無くて,村人たちが口々に役人に叫ぶ所なんだけど,そこで誰かが人任せ?にしちゃったり,誰かがつないで,みたいなことになると,流れがストップしてしまう危険性がある所である。

     そこをどうやって,場面の空気を作り,クライマックスにつなげるかが大きな鍵である。クラスにとっても明日の児童公開,そして18日の学芸会は乗り越えたい壁である。さあ,チャレンジ!

    2009-10-12迷惑をかけちゃあいけません!?

    安心して?「迷惑をかけられる,かける関係」があっちこっちにあったほうが生きやすいと思う。

     よく,『学び合い』の授業への質問として「教えるの子が負担に思わないか」というものもけっこうある。教える子にも,相手にどうやって説明したら分かってもらえるか,その相手の理解度や躓き加減に合わせて自分の考えを確かめながら説明する「対話」力が必要になるので,より深く学べることは間違いない。

     それと同時に,やっぱりクラスならクラス,学校なら学校で,安心して「迷惑をかけられる,かける関係」があったほうがやっぱりいいんじゃないかな。学校じゃあ,よく「人に迷惑をかけてはいけません」というけど,それはまあそうなんだけど,迷惑をかけちゃったらその分みんなに貢献するチャンスがあるとか,ピンチの時には,心置きなく頼ってくれたほうがより信頼感が高まるって,そんなことの方が多いと思う。

     だから,毎日の授業の中でも,そんな時間をたくさんたくさんとりたい。

    2009-10-11汽笛

     ちょっと用事があって,車を走らせていたら,遠くで

    「プオー!!!!!!!!!!!!!!」

    という音。

    「何だ何だ????」

    とおもったら,思い出した。

    今日は何かのイベントで,地元の線路にSLが(C11)が走るんだった。

    その音だ!

    2009-10-10感謝

     自分の周りの多くの人は自分の敵(もしくは競争相手)ととらえるか,仲間(仲間になれる人)ととらえられるかは大きな違いだよなあ,と思う。いろんな方と話していて本当にそう思う。

     私自身いまこうして何とかやっていけるのも,周りの方々のおかげ。感謝です。

    2009-10-08考えること

    ある,保護者の方から資料をいただき,(まだざっとですが)読ませて頂きました。その保護者の方は,特別支援学級に通うお子さんをお持ちで,特別新学級に通うお子さんの保護者の集まりなどでも学習されている方です。

     

    それを読んで考えたこと。

     「居場所」なんだと思いました。居場所のある安心感だと思いました。それは,障害があるなしにかかわらず,全ての人が幸福に生きるために必要なものなんだと。そして,その居場所は,単に空間的物理的居場所ではなく人と人とのつながりの中での「居場所」なんだと思いました。

     今の学校教育が悪いとは言いませんし,努力はしています。しかし「全て」の子どもに「いつでも」安心できる居場所を与えられているでしょうか。そして,そもそも,その居場所は「教師」や「大人」が一人一人に与えて「あげる」ものではないのだと思います。与えてあげるんではなく,それぞれの居場所をそれぞれが守る,認める,認め合うことの意味を伝えること,それが学校や教師の役割なんだと思います。それが最後にのこる大事な部部分であると気付かされます。

     学校,教室,授業…。その全ての時間の中で,支え合える仲間をたくさん作ること,支え合える仲間のよさを感じること,自分も支えることができること,支えてもらううれしさを味わうこと…。そういう経験をたくさんたくさん経験させること。そこに学校の,塾ではできない役割があるんだと思います。学校,教室,授業が,全員に安心できる場になれば,学習だってできるようになりますよね。やる気だってアップします。「わたしだけ分からないの?」と不安に思うことは各段に減ります。だから,私は『学び合い』がアンテナに引っかかったんだと思います。

     学力向上,学習規律,教師の指導力?…。塾にできない学校の役割として,前述も含めた(超えた)上で,とっくに次の段階を求められてはいませんか?

    2009-10-07子どもたちの言葉に励まされる

     10月。今年度も早いもので,もう半分も過ぎた。そこで,短い時間だったけど,今までの半年の振り返りを書いてもらった。子どもたち,それぞれが今のところトータルで満足した時間を過ごしていることが分かり,嬉しかった。考えて見れば,私自身教室に向かうのが楽しかったし。

    ○ぼくの半年の第1印象は,とにかく「楽しい」でした。みんな楽しい事をしたりしているので,自分も楽しい気持ちになりました。(後略)

    ○クラスも折り返し点になりました。私にとってこの半年はとっても短かったです。でも,みんあで協力した時間はとても長かったと思います。でも,残り半年,もっと長く協力したと思えるようにがんばりたいし,みんなといる時間を大切にしたいと思います。そして,みんなで笑って卒業したいデス。

    学習については

    ○私に取ってこの半年は楽しい思い出がたくさんできたことと,新しい勉強のしかたについてです。6年生になって新しい勉強の仕方になって正直不安でした。でもやってみると,楽しくて,テストの点もあがったと思います。私はグループのみんなでやったり,友達とやるのが好きだったので,自分にあってるな~と思いました。なので,これからもこのやり方が私はいいと思っています。あと,楽しい思い出がたくさん増えました。(後略)

    ○この半年は何だか楽しかったです。先生みたいなセンスはとてもやりやすくて,友達といっしょにやれて勉強が進みます。ふつうの先生の授業のやり方は,おもしろくなくて,もしかして私だけわからない!?みたいなことがあったので,先生みたいな人が中学,高校にもいればいいなあと思っています。残りの半年は,いつもと同じように,友達と勉強して楽しくやれたらいいなあと思います。すべてをがんばります。

     授業中に,子どもたちのすてきな姿を毎日見られるってのはステキだ。

    「教師が上に立って」「子どもを思い通りに動かす」ことが「教師の指導力」なんて思っている人には,このすてきな感覚は分からないんだろうなあ。(子どもたちが自分の意志で学習し始めるのが,学習規律っていうんだと思うけど,それが通用しないこともあるのは解せないなあ。)

     

     残すところ,卒業式まであと半年しかない。私にできる最善のことをしてあげたい。

      

    2009-10-06これも異学年?

    学芸会に向けて練習を重ねている。劇の練習も『学び合い』の考えで。

    基本的に,子どもたち同士のコミュニケーションの中で練習をしている。私は,それぞれの練習を見ながら

    「おお~,よくなってきたね~」

    とか,

    「どんな表情,視線だったら伝わるかな」

    とか

    「セリフがないときに,どう伝えるか,どう舞台上を怒りの空気にするかが難しいんだよね~,どうする?」

    なんてことをいいながら,にこにこ?見ている。

    そんな感じで進んできたけど,そろそろ,ぐっと緊張感のあるかなで練習をしたいなあ,と思っていたら,いいことを思いついた。そうだ,他の学年と一緒に練習して,その学年に見てもらえばいいんだ。

    子どもたちに話したら,

    「え~,明日??いきなりだなあ~」

    とかいっていたけど,それはそれで楽しみみたい。

    4年生も6年生も劇の完成度はまだまだだけど,観客を意識するにはいい経験だ。4年生「ごんぎつね」6年生「ベロ出しチョンマ」。両方とも分かりやすい目標としては「観客を泣かせる」。明日が楽しみ。子どもたちは4年生に見られて演技が一皮むけるかな!?だって負けてられないもんなあ。ね,そうでしょ?

    2009-10-05感謝です。

    宮城の会に参加してくださった保護者の方からメールを頂いた。


    「先日は、大変ありがとうございます。

    参加してとても良かったです。

    西川さんの話もとても素敵でした。

    彼の話を聴いていると学び合いと言うより、ありのままでいいんだよ。今のままでいいんだよ

    出来ることも出来ない事も含めて、あなたなんだから、出来ないものは誰かに助けてもらって~

    と言っているように感じました。

    たくさんの事を勉強できた会でした。」


    学び合い』の考えが受け入れられる環境になるには,身近ではまだまだ時間がかかりそうです。(何でなんだ??そんなへんなこと言ってるわけでなく,ごく当たり前のことしか言っていないのに…)と思うこともあります。正直,疲れることもあります。しかし,今日はこのメールで元気をもらいました。そして,職場の同僚からも電話をもらい,また,元気が出ました。

    2009-10-04ありがとうございました(宮城の会)そしてこれから

     宮城の会が昨日行われました。南は栃木,北は秋田からの参加を頂き,70名ほどが東松島市(仙台ではないんですよ!)に集まってくださいました。本当にありがとうございました。

     今は,ちょっと張り詰めていた気持ちがぬけて,若干脱力気味なので,中身についてはおいおい振り返りたいと思います…が。

     今回の宮城の会のコンセプトは,『学び合い』が受け入れられる土壌(文化?)の涵養です。やっぱり,『学び合い』は従来の授業のイメージとは見え方は大きく異なります。目指すことは,今までずっと教育界がも求めてきたことなはずですが,見え方が大きく異なるためにはっきり言って急には受け入れられない方もいます。それはそうだよな~,とも思います。(私だって今ではこんなこと言ってますが,2年前の姿っていやあ,そりゃあN先生にもずいぶん失礼な態度だったとか…。2次会で指摘?されちゃいました。いやあ,でも「真剣に考えていますよ~」という事だったんですけどね~)

     ですから,『学び合い』ってものをまずは知ってもらうこと,「それもありじゃない?子どもたちがやれているんなら」という感覚を持って頂きたいと言うことでした。だから本当は『学び合い』というネーミングさえ出す必要はないかな,とも思ったくらいです。学校は何を最終的に何を目指すところか,子どもたちに学ぶことの意味をどう伝えるのか,私たち教師の最も大切な役割って何なのか,そんなことを参加者の皆さんと考え合いたかったのです。

     会の中でいい出会いがたくさん生まれたような感じを持ちました。『学び合い』にチャレンジしてみます!というかたも何人もいました。いろいろおしゃべりする中で,お互いに連絡先を交換し合う姿もたくさんありました。

    こういう場に集まる方々が,それぞれにネットワークをつくり,それぞれの意志で動きだしたら,何かが起きそう,そんな感じがします。本当に。

     『学び合い』という言葉はなくても,子どもたちが主体的に自らの願いや幸せに向かえる力を,学校生活の中で,より育てるためにはどうするんだろう?というところから問いかけて見たい。もちろん自分自身にも。だからやっぱり,みんな対話の場面,だなあ。会議,じゃなくてね。

    2009-10-02みんな,がんばったね&明日は宮城の会

     分数のかけ算のテスト,全員120点以上達成です。一人の子が,約分し忘れがいくつかあって,そうなったわけで,その子が約分を完ぺきマスターすれば,全員135点(100点満点では90点相当)になりま~す。

     帰りの会では,そこ事を祝ってみんなで3本しめです。みんなの笑顔がとってもよかったな!

     もちろん子どもたちには,テストの点数が目的じゃあないことはしつこく言っています。点数なんかで人の価値は決まるものじゃあないことを話します。ただ,点数とれないことの言い訳にしているかどうかは,自分自身では分かるし,みんなには伝わるよね,というふうには言います。

    「だから点数くらいとれるようにしよう,その方がさらに楽しくなるしね!」

    と言います。

     帰りの会ではさらに,にかっと笑って

    「よっしゃ,次のテストじゃあ,みんなで135点越えだな~。みんなでよってたかって●君に約分特訓だね!」

    と話してみんなで笑いました。

     放課後の会話で,とっても嬉しいことも知りました。算数に苦手意識があて,なかなか120点の壁が破れなかった子が

    「先生,私昨日,今日のテストに向けて3時間も勉強したんだ~!」

    とにこにこ教えてくれたんです。そのにこにこ嬉しそうに言ってくれた表情がとってもよくて。今回は140点越えです。

    勉強が苦手だった子も,嫌いだった子も,安心して学べる『学び合い』はやっぱりステキです。大人だってそんな風に学びたいと思うんじゃあないかなあ。子どもたちに聞いてみても,今日は風邪で3人休みだったけど,全員『学び合い』がいい,といっていたし。

    学ぶ主体者の子どもたちがよいといい,テストの結果だってよいし,クラスがとっても明るいし。

    今は,従来の慣習もあって,『学び合い』が批判されることもあるわけだけど,結果を出し続けていけば5年後,10年後は必ず変わってくるはず。それはもう確信に近い。だって,学ぶ子どもの姿が違うから。今,私の力不足でそのよさを伝え切れていない方からも,私自身が謙虚に学ばなければという思いである。

     明日は,宮城の会。準備はそれなりに大変だったけど,きっとそれに見合うだけの新しいつながりが私にも生まれるだろうし,参加者同士もつながることができるといいと思う。N先生とつなげたい方もたくさんいる。つなげたい参加者同士もいる。第1回の仙台の会の時は,県外からの参加の割合が高かった。今回は地元の割合が高い。地元のネットワークは少しずつ,確実に前進している。

    2009-10-01これも体育でしょ

    体育は今日からサッカー。

    今までなら,前日や休み時間に必死に私がコートを図ってライン引きをしていたのだが…。

    今回は,図だけ紙に書いて,

    「こういうコートを2面,みんなで作ってね!」

    といってみた。

    子どもたちは巻き尺や三角定規,ラインマーカー,ペグなどで,みんなで

    「おーい,そっちもっと(巻き尺)引っ張って~」

    とか

    「半分の15㍍の所に,印付けてね~」

    なんていいながら,わいわいとみんなで協力してコート作りをしたのであった。

    それでも,後半の20分は,ちゃんとゲームができたのであった。

    でも,体育の専門家?から見たら,私が楽をしてるなんて思われるでしょうかね。いえいえ,そうじゃあありませんよ。体育の目標に沿っていますよね。