次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2008-11-30皆様,ありがとうございました

     宮城の会が昨日,無事終わりました。今までは単なる参加者としての立場だったので,好きなように動き,好きなようにしゃべってればよかったのですが,運営側となるとそうは行きません。

     ですから,西川先生の講演も,三崎先生の模擬授業も,実践報告も聞いて考えてはいるのですが,脳の30パーセントは,

    「さて,次はどうする…」

    なんてことを考えていました。(とはいえ,司会のF氏や発表のN先生に比べれば,なんということはないのですけど。)

    とんたんさんの報告も結局は半分程度しか聞けませんでした。(残念)

     そんなわけですから,私に取っては,この日の学びももちろんですが,この会までの日々がまさに収穫でした。実行委員のほとんどが私の前任校のO小の職員ですから,打合せも飲み会も(?)気軽にできます。それがけっこう私は楽しかったなあ。Y先生が作ってくれたメーリングリストなんていうものもおもしろ半分で使っていたし。会の当日も,実行委員のそれぞれが自分の得意な分野で会に運営を支えてくれました。ありがたいです。

     山形の佐藤先生からの全面サポートも受けたりして心強かったし,1年前にはまったく知らなかった各地の方々ともお近づきにもなれました。

     今回の会の目的の第1は「参加する皆さんに(特にM県の),『学び合い』の考え方に興味を持っていただき,実際に取り組んでみようと思っていただく」ことでした。私たちの立場では,子どもや親,教師の根っこの根っこの願い(本来の願い)の達成に向けて,安定的にいつでも取り組めるのは『学び合い』の考えに基づいた授業と考えているからです。『学び合い』の考えが広く伝われば,一見考えられないぱっと見の授業であっても,よく見て考えれば至極当然な「学び」の姿であるととらえられる人が増えるからです。というよりも,心置きなく,いいと思ったことが自然にやれる人が増えるからです。そうなれば,子どもが変わり,学校が変わり,地域が変わる事でしょう。私は,今現在『学び合い』の考えが浸透した学校は子どもにとっても親にとっても教師にとってもいい学校だと思っています。だから無理強いしないでゆっくり伝えていきたいのです。今回の会がM県におけるその第一歩となればいいなあと思います。

     会に参加してくれた,前々任校の同僚や知り合いの先生からは

    「こんなのあるなんて知らなかったよ。目から鱗だ」

    「こんなおもしろい学習会,いままでなかった」

    「気持ちは理解できる。でもやれるかは…う~ん」

    「教材を問わないで, いいのか????」

    などなどたくさんの反応を頂きました。ありたいことです。

     とにかく,西川先生,三崎先生始め多くの参加者その他の方々のご協力のおかげで無事会が実施できたことを,まずはお礼申し上げます。ありがとうございました。


     宮城の会の進む方向は「ここから次をどうするか」ですねえ。

    2008-11-27宮城の会

    29日(土)宮城の会が迫りました。思い起こせば,今年の2月,高崎での会の懇親会の時にあれよあれよというまに乗せられて?決まってしまった?宮城の会でした。ずいぶん先のことと思っていたらもう目前です。

    その間,石巻の仲間を中心としながら,多くの方々と連絡を取ったりお願いしたり,各種研修や集まりでチラシをわたしたしてきました。たくさんの方々のご協力のおかげで,今のところ60名の参加の申し込みを頂いています。当日参加の方もいらっしゃれば,もう少し増えるかもしれません。

    宮城県では『学び合い』はまだまだ認知度は高くないように思います。それでも,この間相当の枚数の案内ちらし(裏面には群馬のY小の記事)を配ったのでそれだけでもある程度の成果はあったと思います。あとは参加してくださった方の中の何人かが実際に始めてくだされば…と思います。

    先日,実行委員が集まって最後の打合せをしました。とはいえ,どうなるか不安もたくさんです。いい会になるように,参加者皆様のご協力,よろしくお願いします。お待ちしています。

    2008-11-17任せる

    今月の末,30日にPTA祭りがあります。(出勤日です。宮城の会から朝直行!)子どもたちも,それぞれ遊びのコーナーを企画して「出店」するわけです。今年度初めてこの学校に赴任したので,まだその雰囲気が分からないのですが,準備するのは子どもたちなので,任せれば大丈夫です。

    たまには,トラブルもあったり,ときどき

    「お~い,しっかりしろよ~」

    なんて思ったりする学級なんだけど,この任せておけば大丈夫,というか任せておいたほうがいいだろう,みたいな安心感はどこからくるのかな??

    教師が子どもをコントロールしようと思わないだけで,こんなにも子どもって自由に動くものだし,頼もしく動けるんだなあ。

    2008-11-14風通し

    職員間の風通しをよくする。職員室で,笑いながらあれこれ話をする。今度の行事について,「どうする?」と尋ねる。だれかが困っていたら,役に立ちそうな情報を提供する。もちろん自分が困ったら「だれか~」と騒ぐ。

    職員室が,学校教育目標の達成を目指す『学び合い』の「教室」になれば,学校全体も,とってもすてきになるんじゃないかな~と思う。そこにあるのは「競争」でなく「仲間意識」だから。

    2008-11-12Aさんの日記から

      いい感じ

                     A

     最近授業をやっているとき、私は思います。

    「この問題何?」

    「ここはこうだよ!」

    「ナンデ?」

    という感じの会話が聞こえていて、いいなあと思いました。だって、それって考えようとしているし、教えようとしているからだと思います。そういうのっていいなあと思いました。





     子どもも、自分の学習だけでなく学級全体の会話を聞いていてくれるんですね。みんなが心地よく学べ、伸びる教室になるといいなあ。みんなでつくっていきましょう!

    2008-11-10修行です

    ずっと単学級で過ごしてきた子どもたちは、良きにつけ悪しきにつけそれぞれの「長所」も「短所」も知っている。その認識の仕方で、時としてそれが学級内の序列として表れてくることも多い。

    とはいえ、その「長所」も「短所」もその多くは周りの大人たち(教師)によって価値付けられたもの。競争原理のなかにあって、自信を失い、本当の良さを自分で気づいていないと思われる子も見られる。

    「本当に大事なことは何なのか」

    そこをぶれずに伝えていけたらと思う。全ての子どもが学ぶことの楽しさを味わえるように。共同することの力を感じられるように。

    「子どもを信じる」

    ということを常に自分に言い聞かせている。私も修行です。

    2008-11-05「やっぱり意味あるよね~」

    今日は,校内マラソン大会でした。

    この前,

    「マラソン大会って意味あるんですか~」

    と言った子が,

    「やっぱり意味があるよね~」

    といっていました。

    ただ走るのでなはく,目標タイムを試走の中から3段階に決め,毎回の練習で記録を取り,友達の記録も目標タイムも可視化し,自分との戦いをテーマに練習をしてきた結果です。

    トップ集団は,1,2,3位それぞれ1秒差で,まさにトラック勝負。ほとんどの子が自己ベストを出し,振り返り感想でも子どもたちの満足のコメントがたくさんあり,私も嬉しくなりました。

    2008-11-04宮城の会

    11月に入りました。今月29日は宮城の会です。どきどきします。以前,山形のkatunori先生が「プレッシャーが…」とおっしゃっていたのが分かる気がします。県外の方は秋田,福島,山形から申し込みが届いています。遠くは千葉からも。感謝です。県内はまだ出足が鈍いです。もしかしたら,県内だから事前に連絡はいらないだろう…とかって思っている方もいるでしょうか??いえいえ,事前に連絡をください。事前に数を把握したいので。会場は人数に制限があるので。(オーバーしたらどうしよう,という心配ができるくらいの人数に早くなって欲しい,と思う私でした。)

     今週,仲間と打合せします。

    2008-11-03う~ん…

    今日は「みやぎ教育のつどい」という催しで(もとは教研集会)で作文教育の分科会で報告をしてきました。今までずっとこの分科会でお世話になってきました。集まる人も民間教育団体で作文教育に携わっている方です。

    今回はレポートを報告するのになぜか苦労しました。それは頭の中に『学び合い』の考えがかなり入っているから。つまり,作品そのものだけでは話せない…というか…学級やその子を取り巻く環境全てがその背景にあるわけで…単にその子がどんな文章を書いたとか,「その子」にどう寄り添っていったかだけでは話ができないというか…(整理できません。)

    う~ん,『学び合い』の考えと今まで作文教育を中心に考えてきたことの整合性を自分のなかでどう関連づけたらいいか,混乱しています。

    ずっと以前に,「作文教育(生活綴り方)の考えと『学び合い』の考えは矛盾しないはず」と書いたことがどこかでありました。作文教育も最終的には生活現実を見つめ,表現することで人の生き方を考えることにつなげていくのですから。ただ,なんか,自分の中で整理が付かないんですよね…。どうしてなんだろう。う~ん。

    実は,今度「東北作文の会」という所でもレポート報告することになっているんだけど,今日のレポートの内容じゃあ,こてんぱんだな,きっと。それはそれでいいのだけど,『学び合い』の考えと「作文教育」が目指すものとの整理はしておきたい。

    なんだか,わけがわからない文になりました。それだけ混乱してきたと言うことでお許しください。

    2008-11-013年生と

     昨日,3年生との異学年算数を行った。

    6年生は「立方体と直方体」の学習。3年生は「大きな数」。

    6年生教室に3年生を迎え入れ,隣の理科室も使っての学習。

    私と一緒に6年生で,『学び合い』をやっているTTの先生とが主になり,3年生の先生をそこに招いての授業。ソーシャルワーカーの先生にも声をかけて参観して頂きました。

    いつもと違ったのは,6年生が初めから,自分たちでグルーピングを考えて動いたこと。いつもは初めの何分か,ぼーっとしてしまって動けない子も,はじめっからどんどんやっています。進んで3年生に声をかけて,いる子もいます。どちらかというと,学習が苦手な子も,活発に動いているし,3年生にじつに丁寧にかかわっています。驚きました。

     授業中,授業に教師陣4人で

    「あ…あの子があんな動きを!」

    とか

    「○○さんの,教え方,とってもやさしいの~,ちょっと見てきて!」

    なんて楽しい子どもウォッチング。

    途中,一生懸命教えているのに,3年生がうまく分かってくれなくてくやしくて?泣き出す6年生もいましたが,それもまた貴重な経験かと。泣く6年生にまた何人かの6年生が声をかけているのもまた,いいです。

    授業後の振り返り感想では,6年生で多かったのが「3年生に教えるのには思った以上に難しかった」「つい言葉が難しくなってしまって苦労した」という感じのものが多かった。3年生は全員が「楽しかった!」「よく分かった!」「丁寧に教えてくれて嬉しかった」的なものが多かった。

    火曜日に,3年生が書いてくれた感想ノートを6年生にも見せよう!きっと嬉しいはず。