次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2008-05-11教師の感性

    先日,自分が所属している研究サークルの例会がありました。その中の話。


    何らかの不安で,教室に入れず泣き叫ぶA君。連れてきたお母さんからも迎えに出た担任の先生からも逃げ回り家に帰ろうとする。すると,たまたま外で遊んでいた子どもが

    「俺,○○。一緒に遊ぶべ。何で泣いてんの?」

    と声をかけてくれたとのこと。そして2人で遊び始めたところ,それを見かけた他の子たちがつぎつぎと集まってきて遊び始めた。時間は8時30分過ぎ。業前活動の時間。子どもたちは担任に

    「先生,このまま遊ぶべ」

    と言ってきた。

    担任「う~ん」

    子 「A君,外の方がいいんでしょ。」

    担任「んで,遊んでいいよ。」

    母 「いいんですか?」

    担任「いいんじゃないですか。」


    A君に「一緒に遊ぶべ」と声をかけてくれた子,「A君,外の方がいいんでしょ。」と感じた子の感覚がいいなあ。そして,その感覚にピッと反応して

    「(遊んだって)いいんじゃないですか。」

    とさらっと言う担任の先生に,教師としての大事な感性を感じます。

    余裕がなかったりすると,

    「今は業前活動の時間になったんだから,君たちは教室に戻りなさい」

    なんて指示してしまうこともありそうです。

    大事なことは何なのか,それを判断できるぶれのない感性を持ちたいものです。