次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2008-04-27逆風を順風に 今が踏ん張りどき

    今日は初の学習参観。以前のように7年もいた学校とは違い,1からのスタート。前の学校ならいざ知らず,ここで初っぱなから『学び合い』をすることはちょっと勇気がいります。でもやる意義があると考えていました。まず初めの関門です。

    学習参観は国語「漢字辞典を利用しよう」。音訓索引,総画索引,部首索引を活用できるようにすることが目的。私の与えた課題の作業量が多すぎたのか,学習参観という特別な状況がそうさせたのか,子どもたちの動きは今一つで課題をやりきれた子どもとそうでない子どもがでました。2時間計画の1時間目なので私としてはそれでも良かったのですが,この1時間のなかでの「みんな」の達成度は低かったので,親としてはどうかな,という点が気になりました。

    そして学級懇談会。学級経営方針については特に何もなく認めていただいたととらえましたが,こと授業に関することには,質問がでました。

    ○得意な子はいいかもしれないけど,苦手な子はおいていかれるのでは?

    ○分からないまま,間違ったままの子どもがでるのでは?

    ○先生が教えなくて子どもが分かるのか。子ども同士で教えあって分かるの か?

    ○分からない子どもは先生が丁寧に教えることで力を付けることになるので は?

    ○実際に,課題をやりきった子どもと,残してしまった子がいたが,残して しまった子どもはそのままなのか?

    ○立ち歩いて学習してもいいというが,その癖がついたら中学校で大丈夫な のか?

                               など…

    どれも,もっともな質問です。

    「子どもも戸惑っている」

    というお母さんの意見もあったりしてピンチに追い込まれたのですが,

    「うちの子も初めはそうだったみたいだけど,『教頭先生に言って』と言っていたんだけど。今では『もう慣れたからいいよ』と言っているんです」

    「自分から,参考になりそうな本を探して学校に持っていったりするようになりました」

    という,『学び合い』賛同?意見も出始めました。

    結局,まだ4月だから,もう少し様子を見ましょう,というところに落ち着きました。ふ~。

    保護者にしてみれば,初めてみる授業スタイル(見た目)でしょうから,このような質問が出たり,教師が教えないことへの不安があっても仕方ありませんし当然のことです。今回「学級懇談」という公の場で学級のほとんどの保護者と授業の在り方について話し合えたことは,良かったと思います。今日の懇談会の内容を,子どもたちにも伝えて,今後を考えます。

    夜の,転入職員歓迎会では,進んで6年の保護者と交わって(父親も含めて)大いに語りました。ある程度,懇談会で言い尽くせなかったこともお互い意見交流ができ,意思の疎通も出来たと思います。『学び合い』に理解を示してくれたお父さんたち,お母さんたちもいたし,まだ半信半疑の方も当然います。×の方だっているでしょう。しかし,とりあえず私を信頼してくださって任せていただきました。

    どんな子どもを育てたいのか,という点では保護者と一致しています。

    勝負はこれからです。