十人十色・宮城

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 今年度からは全校児童5人の学校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでみたいと思います。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを実施します。2018年も引き続き計画します。
  • 2018-02-21

    やっぱり 「虚数があるから飛行機は飛ぶ!」

    19:06

     インフルエンザになり(なった記憶は遠く学生の頃?)しばらく,ぐだぐだな日を過ごしていました。

     とくに何をする訳でもなく,まあ,休むのが仕事,と思いながら。


     ぼーっとしながら,ちょっと考えたこと。

     分からない,わかり合えないことの価値。

     イエナカフェwith『学び合い』仙南の会in名古屋では

    「虚数があるから飛行機は飛ぶ!」

    という名言に出会った。

     これはかなりのインパクト。数学が極端に苦手な私だから余計かも知れませんが。

     無いようである。「無い」としているのは「自分」の認識であるだけ。実はある。自分が分かっている(と思っていること)なんてほんのわずかでたかが知れているし,それが「正しい」なんて「自分」にしか通用しないわけで。

     そうなんだから,そもそも人と「分かり合うことなんてできない」のも当然のことだなあ。分かり合えたようなまだ分かり合えていないような,そんなところでそもそも上出来なんだなあ,と。

     だからといって,「分かり合うこと」を諦めずに,少しでもお互いに一致点を見出そうとする,そんな積み重ねがそもそものコミュニケーションだろうな。


     「分からない」「伝わらない」から「受け入れる」からスタートするんだよね。怒ったりイライラしてだめってこと。

     やっぱり

    「虚数があるから飛行機は飛ぶ!」

    だな。

     

     ほぼ意味不明ですね笑

    2018-02-19

    教育シンポジウムin石巻

    21:20

     このシンポジウムに勤務校の一人として参加・報告しました。

     実際に報告してくださったのは,実践面を支えてくださったモリウミアススタッフIさんとこども芸術の村Hさん,学校評議員のYさんと担任のMさん。私は,進行役だけ。

      

     シンポジウムのテーマは「なぜ学校と地域が連携するのか」

     私の中では,

    「子どもたちを地域のすてきな大人にもっともっと出会わせたい。多様な価値観の中で,自分の強みに気付き,その発揮の仕方を感じて欲しい」

    というものでした。


     学校評議員さんの話からは,子どもたちの姿やその頑張りが地域の大人に元気や新しいつながり,関係の広がりを生むことにも気が付きます。

     学校,地域,関連団体・組織。「三方よし」のための対話を積み重ねること。

     簡単に言えば,名前で呼び合える関係をもっともっと広げていくこと。そんな感じかなあ,と思いました。

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    2018-02-15

    地上の星

    23:14

     朝,養護の先生が早く来て,子どもたちが多く触りそうなところ例えばドアノブ,下駄箱の上などなどをアルコール消毒をしていました。

    「どのくらい効果はあるか分からないんだけどねー。」

    と言いながら。

     そう。どんな効果がそれであるか分からないし,効果を証明することもできない。する必要もない。

     我が校は,インフルエンザ罹患者がこの間まで0。

     養護の先生がしていたことの効果かもしれないし,そうじゃないかもしれない。分からないこと。

     そもそも,養護の先生が朝早くそうしていることを知っている人も少ないかもしれない。

     人知れず,そっと,自分ができることをちょっとする。し続ける。そんなことが案外,「何も起こらない」ことに貢献していることって多いんじゃないかなあ,と思う。


     何かを「しました!」みたいな派手さはないけれど,ちょっとしたことをすっとする。システムがほつれだしたときにそっと手を当てる,そんなこと。


     システム崩壊しないための毎日のメンテナンスみたいなもの。実はそういうことが

    「なんか,とくに大きなトラブル起こらないよね,運がいいよね。」

    の影にはあるはず。


     大修理をしなくちゃいけないときに,「私が修理してみせます!」なんて声高に言う人より,感度良くちょっとした”手当ができる人。


     そう言う人を見逃さないよいうにしないとな。

    「地上の星」だもんな。

    まんちゃんまんちゃん2018/02/16 11:34素敵なお話ありがとうございます。うちの職場にも「地上の星」が何人かいます。ありがたいことです。

    motoryoumotoryou2018/02/19 10:21コメントありがとうございます。お久しぶりです。結局みんなで回しているんですよね。自分だけでできていることなんて何一つないんだなあ,と思います。

    2018-02-14

    ちょっと乗り越えてみる

    06:12

     課題を共有できれば,解決に向けて動きだせる一歩となる。

     そこにはその「課題」を「課題」と感じられるか,とか,同じように「課題」と感じるか,とかの違いがあって,その溝を双方で埋めていく作業が必要になってくるんだけど。そこが時間がかかるんだけど大事なとこなんだなあ,と思う。

     

     うまくいかなさは,どこかに不安があるってこと。その不安は何か,何がその不安を生んでいるのかを,ちょっと観察したり聞いいたり感じようとしたり,そんな間というか時間がいるってこと。アセスメントっていってしまうと難しく聞こえるけど。いったん受け入れてみるってことかな。自分側から一歩近づいてみること。

     (どうも考えが違う…)

    とか

    (感じ方,ものさしが違う…)

    とかって思ったときこそ,そういうことが必要になってくるなあ。自分を守るために引いたボーダーをちょっと乗り越えてみて,交信しようとする,交信を試みる。

     きっとそんなことが課題をなんとかしていくコミュニケーション能力。

    2018-02-12

    ■イエナカフェwith『学び合い』仙南の会 概括

    09:01

    「やろーやろー!面白い!」で始めたコラボ企画。

    これがかなりよかった。

    意志を持って何かを始めると何かが起こる、そんな感じ。

    いろんなボーダーを超えて。グループ、地域、年代、職種…。

    でも本当はボーダーなんて、ないってこと。

    勝手に、知らず知らずにボーダーをひいてしまっていることも少なくないってこと。

    それから、世の中知らないこと、わからないことだらけなんだってこと。だから、ボーダーを引きたくなるのかもしれないけどね。

    分かる範囲、わかっていることにする範囲を制限するために。だってわかならいことだらけなんだから、世の中。人の思いや考え、そこからの行動も。

    分からないことは「不安」。

    懇親会の中で、ある高校数学の先生と話したことが心に残ります。

    「虚数があるから飛行機は飛ぶ!」

    「虚数はイマジナリーナンバー。虚数、という言葉は本当は違うと思う。」

    「虚数は影のようなもの。見えていないけど、それは確かにある。」

    数学がものすごく苦手な私たから

    「ん?どういうこと??」

    の連続だったけど。

    「虚数」

    ないということにしているけど、それは確かにある。ないけどある。だから現実は動く。

    「ない」ということにすれば簡単だけど、あると思って見ようとすれば、影が見えるかもしれない。


    そこに足を運んで(自分から近づいて)見ようとすること、あると信じて見ようとすること。

    自分が分かることなんて、本当にほんのわずかで、世の中には分からないことだらけなんだなあ。その自覚を持つこと。だからまずは受け入れること。

    受け入れられないのは、自分が「分からない」からだってこと。

    それが、今回のイエナカフェwith『学び合い』仙南の会の概括。