次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館でおこないます。7月に内容をお伝えします。
  • 2019-04-24

    小さなことの中に

    17:17

     朝の職員室。

     担任の先生方は,これから教室に向かうや,最後の事務仕事のけりを付けようとしている方や,簡単な打合せをしている方や,登校してきた小学生や中学生に挨拶したり立ち話してたり,とそれぞれいろんなこをしながら,それでいてなんかばたばた,と笑。

     そんな中

    「がじゃーん…」

    と大きな音が!

     やや!?何事??

    と居合わせたみんなが見たその先には…


     床に派手に散らばったたくさんのビー玉と,呆然とする若いA先生

    どうやらビー玉を入れた入れ物のふたをもって運ぼうとしたら,ふたが取れたらしい…。


     わわわ,とみんな言いながらも結構爆笑。

     2秒後くらいに,みんな集まってきて,もう大笑いしながらビー玉拾いです笑い。


    「あーあ,ビー玉貯金,ぜーーーーんぶ払い戻しじゃーーーん笑」

    「朝からウケルー!」

    「ビー玉,きれい!」

     

     みんな好き勝手なことを言いながら,にこにことビー玉を拾い集めます。

    「机の下,見てね~」

    とかっていいながら。


     校長先生も来て

    「おやおや笑」

    と。


     たわいもないことだし,特に特別なことでもないんだけど,こういう普通の小さなことで,みんなで笑えて,それでいて「ちょっと」助け合える,そんなことが,実は実は大事にしたいことなんだと思って。

           

     そんな今朝のできごと。



     うん,特別なことなんて,「たま」でよくて,特別なことを支えるのはこういう小さな,ちょっとした日常なんだと思うのであります。


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    2019-04-23

    ファインダーをのぞくように

    21:25

     最近、ちょっと写真を撮ることを趣味にしている。

     別に詳しい訳でもないし、特別に何かってわけでもないんだけど、撮りたいものを見つけて好きに撮るっていうのを楽しんでいる。それだけのことなんだけど。


     カメラをもってぶらぶらしながら、

    (なんか、おもしろいもの、ないかな~)

    とか

    (なんか、おもしろいところ、みつけたいなあ~)

    とか考えながらきょろきょろして歩いている。


     時々近づいてみたり、離れたり、見る角度を変えてみたり、光の当たり方を変えてみたり。

     ファインダーをのぞいたときに、始めて

    (あ!)

    って思うこともあったり。


     カメラを持つようになってから、格段に景色やまちが面白く見えだした。

    車を運転しながらも

    (お!撮りたい!)

    と思う物にもたくさん出会う。


     その時間のその光だけの一瞬のチャンスであることも多い。


     そうやって「見よう」と思って見ると、見えてくるもんだ、ということに気づかせてくれたのが、私にとってのカメラってことになるかな。


     気をつけて見ないと見えないものを、ちゃんと見えるようにする。それがカメラのファインダーをのぞくってこと。



     枠を当てて見ることで、よく見えるようになることもあるんだな。



    見ようと思えば見える,見付けようと思えば見つかる,そういうことかな。





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    2019-04-22

    小さなことが大きなこと

    10:24

    そういえば、大須のお祭りの時に立ち話した、おじいさんとの会話から。


    「いつでも学校に来てくださいねー^_^」

    との話をしていたら、そのAさん、

    「去年、ボッチャしに言ったべ?あんときさ、終わってから、桑浜のあの子さ、

    『ありがとうございました!』ってさ、両手で握手してくれたんだなぁ。なんかさ、うれしくってさ…」

    と。

    私たちの学校では、いろんな地域の方々と一緒に活動した後には必ず一人一人がその方々のところに行って直接お礼を言ったりハイタッチしたりするのが定番。直接のコミュニケーションを大事にしたいから。

    OGATSU companyは「自分を元気に、仲間を元気に、まちを元気に」を目指す雄勝小中学校の「会社活動」(生活科×総合×特別活動)の名称。子どもたちには子どもたちの、子どもたちにしか、子どもたちだからこそできる「まちづくり」ができると思うし、そこを目指したいと考えています。

    自分が誰かの元気につながる、そんな体験

    こういう小さなことに見えることが実は大きなことだなあ、と感じたエピソード

    「神輿は一人じゃあがらない、でもみんなとならあがる」2

    07:38

     昨日は、雄勝町大須浜の祭典。

     海に入る神輿や国の重要無形文化財にもなっている雄勝法印神楽が行われたりと、地域にとっては大切な行事の日。

     

     車を止めようと浜に下る道を行こうとしたら、前任校(統合新設勤務校の前身校の1つ)時代にお世話になった方に偶然ばったり。

     「なんだべ、ちょうどいがった!まだ神輿には、早いがら、おちゃっこ、飲んでいがいん!」

    とおうちに招き入れてくださいました。

     そこでひとしきりおしゃべりをして、おいしい漬け物やらお赤飯やら紅白の大福やらをいただき…。ありがとうございます!

     それでその後、一緒に浜に降りて、御神輿を見ながら写真を撮ったり。

     そこで学校の同僚の先生たちと会ったり、地域の方々と出会ったり、また大須小時代や、そして今の学校の活動でもお世話になっている様々な団体や組織の方々に出会ったたり。

     お祭りの雰囲気の中で、いろんな人に出会い、おしゃべりをしたりお礼をいったり。

     そして、お昼も先ほどのお宅でごちそうになり、また午後からの神楽を見…。

     学校の子どもたちの神楽の先生でもあるSさんが、太鼓をたたいています。

    Sさんの地区も震災津波で大きな被害を受けたところ。震災直後、お祭りどころではない時期に、その実施に向けて尽力された方の一人でもあります。

    Sさんがかつてマスコミ取材の中で、こたえていた言葉を思いだしました。

    「この大変な時期に笛や太鼓か?、と悩んだ。でも神楽が今、雄勝に必要だ。この笛や太鼓を聞くと、よしって思うもんなぁ」

    「理屈抜きに前に進むしかないんだな」

    「個性=表現だべ」(笑)

     今こうして、地域の方々やここにゆかりのある人が集まっている様子を見ると

    (ああ、そうかあ)

    と思います。

     そして、帰り道には、また偶然にも雄勝ローズファクトリーガーデンの前で代表のTさんに出会い、これからの雄勝のこと、子どもたちのこと、学校のことまたおしゃべり。

    https://www.facebook.com/ogatsuflowerstory/videos/766574350391798/

     

     Tさんは、私の旧雄勝小時代の先輩教員でもあり、地元研究サークルで20年以上一緒に学ばせていただいた方でもあります。それに、震災後にまたこ雄勝地区に私が戻ってくるきっかけをつくってくれた方でもあり。


     大須地区の祭典のこの日。

    いろんな方のまた出会い、おしゃべりし、お礼をいい、また未来の話をした日。

     今までお世話になってきた方々、一緒にやってきた方々が緩やかにつながっていることがなんとなく感じられ、そしてそのつながりを元に前に進んでいる、進もうとしているそんな匂いが感じられ、事実、そんな「出会い方」をした日でもありました。

    地域のハブになれる学校に勤める私の役割は何か、そんなことも自分で再確認できた、

    そんな「まつり」の一日。

     

    神輿は一人じゃ、あがらない。でもみんなとならあがる」

     そういうことだな、と感じた一日。

    http://manabiai.g.hatena.ne.jp/motoryou/20170520

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    2019-04-18

    おおっと、から

    06:49

    先日、ある問いをいただき

    (おおっと…)

    と思うことがありました。

    (さてどうする…)

    (確かにそうかも…)

     と居合わせた職員同士で顔を見合わせ

    (さてどうする?)

    (やめる?)

    という空気。


     でもよかれと思って立てた計画

    もちろん

    「やめる」

    という決断も必要。


     だけど

    「よかれ」

    と思ったのにも、その願い・理由があったはず。


     だから、

    「じゃあ、どうするか、みんなで考えよう」

    ってことだなあ。


     やめるか、やり方を変えるか、そもそもそれを計画した「根っこ」のところをもう一度みんなで確かめるか。


     そういうことだと思う出来事。


     結果、メンバーでもう一度相談し、やめずに「根っこ」をメンバーで共有し

    「何のために」「どうするか」を相談することに。

     ピンチをチャンスに変えられれば、一気に二歩進めるから。


     

    2019-04-17

    カレーの中の溶けたタマネギ

    06:34

    「どんな学校にしたい、なるといい?」

     

    「どんな自分になりたい?なれたらいい?」

    「どんな職員室チームになりたい?なったらいい?」

    この融合するところをみんなで探りながらやる、それがいわゆる

    「校内研究」になるといいんだな。

    それが日常になっていくことが、実は目指すところで、

    そうなると

    「校内研究」

    なんて名前もいらなくなるかな?

     

    カレーの中の溶けたタマネギ、なくては困るけど、目には見えない、大事にしたいことはちゃんとその中に溶け込んでいる、そんな感じ。


     「みんなでそこを目指そう」

    そんな風にだんだんなってきた気がするなー。


     ポジティブな予感は、きっと物事を前に進めるはず。楽しみ。