次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館でおこないます。7月に内容をお伝えします。
  • 2018-12-18

    「する」から「している」へ

    06:36

     学校の協働教育推進連絡会。学校を様々な面から支えてくださっている方々との会議。例えば学校評議員さんだったり,神楽の師範さんだったり,まち協の方々,公民館職員の方々とか地域代表の方とか。今回は市教委や県の協働教育担当の方もご参加。

     会の主なプログラム

     ①校長挨拶

     ②これまでの雄勝小学校の協働教育のプロセスをムービーで。

     ③意見交換をホワイトボード・ミーティング®で

     来てくださった方々から,たくさんの嬉しい言葉をいただいた。学校全体,学校の子どもたち,学校の姿勢そのものを評価してくださっていることが嬉しい。担任の先生方はじめ,関わる全員を評価してくださっていることがそのたくさんの発言から感じることができて嬉しい。

      ここまで言っていただけるのは

     ①これまでプロセスに直接関わり続けてくださっている(子どもたちとも職員とも)

     ②プロセスを通して,対話を通して1つ1つの取組を一緒に創ってきた

     ③この場が一人一人の話を受け取り可視化することで共有できる場になっている

     などなど。そんな要素があったからと考える。

     一緒に関わり続け(結果,同じ方向を向いて歩くパートナーとなっている),対話をし,一緒に振り返る。そんな今年度をここまで続けてきた。足りないことはまだまだあれど。いや足りないこともあるからかえって良いのかもしれないな。だから一緒に前に進めるんだなあ。

     委員の方からの言葉。

    「開校から短期間のうちにここまでやれていることが,かえって驚きなくらい。だからこれからの数年間はここをキープすることで十分だし,キープすることでより多くの方々に学校に自然に関わってもらえるようになるのではないかな。」

    と。

     

     まさに。今をキープ。維持することで「地域と協働する」ことが特別なものではなくなり「あたりまえ」になっていく,ということだなあと思います。「する」から「している」へ。

     次の大きなステップは「する」から「している」だな。

     うん,次が見えてきた。

    2018-12-10

    『やわらかく、軽く、面白く、オシャレ』に

    06:39

    「彼は社会の課題や地域づくりというのは、真剣に向き合わなければいけない要素ではあるのだけれど、真面目に取り組みすぎると人がついてこないことを感覚的に理解しているのだと思います。」

    「社会課題を扱うときに、こうした問題に関心が高い人たちには伝わりやすいのですが、僕たち編集者の目標は、関心のない人にこそ、読んでもらい、知ってもらうこと。そのためにはいかに『やわらかく、軽く、面白く、オシャレ』に、つまり、ライトにつくるかが大事なのです。」



    うわ,分かるなあ。

    そうだとわかるけど、つい、ねー。

    『やわらかく、軽く、面白く、オシャレ』かあ。だよなあ,多くの人とやっていくにはこんな感じになっていくんだろうなあ。

     もちろん,全体としてこんな感じになればいいんだと思うけど。


    2018-12-09

    ますます

    09:18

    「昔は,教育研究集会だって3日間できたんだよなあ。今じゃ1日開催するだけでも大変って,どういうことだろうなあ…。昔は何で3日もできたのかなあ…」

            

     ベテランのある先生のつぶやき。


     11月に実施した「みやぎ教育の集い」実行委員会での中で。今年のふり返りを行い次年度の大まかな予定を立てる話し合い。

     今まで2日間で開催してたところを諸般の事情で今年は1日開催で行いました。2日間の内容を1日に納めたところかどうか,今年の参加者数は減少。

     

    1日にしたところのよさも課題も出された話し合いでした。

    「2日開催では日程的に参加できない」

    「事務局不負担も大きくなるし」

    「2日日程だったものを1日にすることで,参加できる範囲が限定される」

     いろいろな意見があります。それぞれに事情・状況が異なるので当たり前です。

       

          

     その中でつぶやきとして聞こえてきたのが先の言葉。



     モモの世界,だな…。 

     3日できるのがいい,という訳ではないけれど。

           

    「時間がない」「忙しい」

     うん,確かにそうなんだよなあ…。

     では,それで「時間がない」「忙しい」が解消されるのならいいんだけど。



     大事だと思うコトをじっくり話す,話し合うってことができにくくなってきているのは確か。

    「それは大事なのは分かっているんだけどね…。でもね…」

                           

     その時間がない,というより,それどころじゃないってところが問題なのかもなあ…。


     モモの世界だな,ますます。

     

     どうしたらいいかな。

    2018-11-29

    ■モモ

    06:23

     読み直したいな,読み直さないとな,と思って最近読んでいる。

     「ん…」

     と感じたところに付箋を貼りながら。

     最初に付箋を貼ろうと思ったのは,以下のところ。

     

    「ここにくる子どもの数は増える一方でした。ほんとうなら,モモはこのことを喜んでいいはずでした。ところが,この子たちのほとんどは,まるっきり遊ぶということものできない子なのです。おもしろくもないといった顔でたいくつそうにすわったまま,モモやその友だちを眺めているばかりでした。ときにはわざとじゃまをして,遊びをだいなしにしてしまうこともあります。けんかや仲違いもいまではめずらしくなくなりました。ただ,そういう,おとがいつまでも続いたわけではありません。モモがいることは,この子たちにもいい影響をおよぼしたのです。」

                  

                                      

     モモのなかに出てくる言葉やシーンは,今また読み返すと,

    (ああ…)

    と思う部分があたくさんある。

                                      

    灰色の男たちは

    子どもというのは,われわれの天敵だ。子どもさえいなければ,人間どもはとうにわれわれの手中に完全に落ちているはずだ。子どもに時間を節約させるのは,他の人間の場合よりはるかにむずかしい。』」

     ここも。

     灰色の男たち

     変わっていく大人たち(そう,変わっていく,なんだな)

     子どもたち

     モモ

     ジジとベッポ

     …


     ストーリーとして見る。

     

     今の世の中,身の周りに起きるいろんなことと照らし合わせながら読んでいる。

    2018-11-28

    緩やかなスタートもいいもんだ

    07:59

    各学級で朝の会が始まる前,学校で言うところの業前,週に何回か「全校朝学習」という時間をつくっています。担当は私。時間は15分間。


     昨年度は,1~6年生が集まってドリルをしたりプリントをしたりしていたんですが,時間も短いしどうも中途半端になってしまいがちでした。

     そこで今年は,異学年通し,お互いのコミュニケーション量をさらに増やそう,という方針でやっています。異学年で関わりながら学んだり活動したりすることが多い学校ですから,そのベースを地道につくろう,と考えて。

      

     この時間は子どもたちにとっての朝のチェックイン。

     ペアコミュニケーションをしたり,軽くみんなで遊んだり。

     異学年メンバーで,一緒におしゃべりしたりお互いに楽しく遊ぶ,というのも立派な学びだなあ,と見ていて思います。

     メンバーや状況に合わせたルールを柔軟に決めたり,お互いの思いを聴き合ったり。

         

          

     

     我慢しすぎても,しなさすぎてもうまく遊べません。ちょうどいい折り合いをつける,そんな感覚を子どもたちは遊びを通しても身に付けていきます。

           

     昨日は,カルタ遊び。ネームプレートのくじでグループを決めたら自然と始まります。もちろん異学年グループですから,1年生がことわざカルタをしていたり,6年生がウルトラマンカルタをしていたりもします。

     

     なんか楽しい。

        

          

    「じゃ,そろそろ時間ですね~。後始末お願いしますねー。」

    「1時間目がんばってね~」

     後始末を終え,子どもたちは各学級に戻っていきます。

     朝にゆったりとコミュニケーションをとってから,1時間目。

     

     大人にとっても,子どもにとっても緩やかな一日がスタートできたらいいなって思います。