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2015-10-05

共感。

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ある本に書いてあった、

共感とは、一緒に分からなくなってあげること

という言葉、なんとなくニュアンスが読み取れるなあと思ったのでメモです。


例えば、勉強なんかも「ひとつ分かると、また次の分からないことが出てくる」と言われますが、

相手の気持ちを理解することもそれと同じで、完全に理解しきることなんて、ありえないんです。

理解した!と思った瞬間に、でもそれって本当に?と疑わしくなって、また分からなくなる。

だからこそ、「分からないんだよね」を前提に、

「なので、あなたの気持ちを教えてね」と関わっていくのが、共感するということになります。

それが、「一緒に分からなくなってあげること」なのかなあ、と。


以前にバイト先の方が、

障害者の気持ちは、健常者には分からない。

分からないのは仕方なくて、そこはどうでもいい。

大事なのは、そこからどうやってよい関係性をつくっていくかを一緒に考えようとすること。

とおっしゃっていたのを思い出しました。


思えば、バイトなのに、本当にたくさんのことを勉強させていただいたなあ。受講料を払わないといけないくらい(笑)

ありがたいことです。

2015-08-18

見えない部分。

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お世話になったバイト先の方と数日間過ごしてみて、考えたことがあります。

たいていの方は、目に見える困難に対して優しいです。

例えば、その方は脛椎損傷で体が動かない状態ですが、街に出ると本当にたくさんの人が気にかけてくれたり、助けてくれたりして、困ったことがあっても基本的にはなんとかなります。

そのことは、去年いろいろなところについて回っていたときにも感じました。


では、目に見えない困難に対しては、どうだろう?と思うのです。

全く診断名もついていないけれど、生活で困難を抱える人はたくさんいると思います。

例えば、わたしは本当に頻繁に大切なものや事柄を忘れたり無くしたります。

まわりの人がそういう自分も受け入れていてくれるからなんとかなっているものの、

それでもいろんな人に迷惑をかけてしまっています。

そして、そうなったときには、自分自身がとてつもなく嫌になり、信じられなくなります。

ドン底に沈みながら、わたしが自分自身の目に見えない困難と向き合えていない、と思いました。

つまり、何が起きているかというと、

「理想の自分」を見てばかりで「困難を抱える自分」を認めず、排除しようとしているのです。

きっとわたしは、まわりにいる人たちよりも、わたしをわたしのカタチで受け入れられていないのだと思います。




この前、長野である方々と飲み会をしました。

その方々は、わたしにとって「人生の先輩」でした。

上に書いているようなわたしの困難を、同じように持ち(ともすれば、もっと困難かもしれないです。)

そして、そんな自分と向き合って対処をしていました。

自分がお財布を忘れることを見越して、あらゆる場所にお金を忍ばせておく、とか(笑)

その飲み会のあとから、自分の気持ちが軽くなりました。

落ち込むのは自分を盲信しているからで、特性を捉えた上で信じてあげられたらいい、と思えたからです。

自分はこんなふうに生きていけばいいのかなあ、と指針ができたようで、本当に気持ちがふわっと楽になりました。


このように、自分でも目に見えない困難と向き合うことが難しいのに、

他人の目に見えない困難に気付き、ああそんなこともあるんだな、と認めたり、何かお手伝いできることは?と心配りしたりすることは、相当難しいことだと思います。

でも、そういう心を持つ人があとちょっと増えると、かなり優しい世界になっていくはずです。


これが、ソフト面とハード面を兼ね備えたユニバーサルデザインってやつかもしれない、と思いました。

つえ蔵つえ蔵2015/08/18 15:16目に見えない困難って気づきにくいですよね。
気づけるようになりたいとどんなに心掛けていても、気づかないことも多く…。
その人と同じにはなれません。
全部気づくのは無理なので、気づくいたときの体験を蓄積していくしかないのかなって思いました。
完璧を求めるのではなく、気づける頻度を増やしていけたらいいなぁ。

mei-c5mei-c52015/08/20 17:16>>つえ蔵さん
コメントありがとうございます。

>気づける頻度を増やしていけたら
本当にその通りですよね。
日々、それの繰り返しを続けるのみですね。

ogymogym2015/08/21 00:59うまい方法重ねて、何とかマシになる程度になっていけばいいなと思いました。みんなお互い様ーになっていくといいなーと。

mei-c5mei-c52015/08/21 20:42>>ogymさん
お互い様って心地いい言葉ですね(^^)
みんながそういう気持ちで居られたらもっと優しいのに、と思います。

2015-08-15

対話の始まり。

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今、お世話になったバイト先の方のお家に泊まりこんでいます。

日中、たくさん動いて疲れたのか、わたしが夕食を作っている間、その方は車椅子の上でぐったりとして眠っていました。


夕食を食べ終えて、食器の片付けをする前に、その方に向かってこう聞きました。

「片付ける前にベッドに移りますか?」

あくまで、疲れているだろうから、という気遣いだったのですが、その方は

「もっとゆくりさせてよ~」

と、ちょっとムッとしていました。

その返し方を聞いてわたしはびっくりしました。

今まではベッドで寝ることがゆっくり休める一番の手段だと思っていたけれど、この方にとっては違うのか!?と。


そこで、「わたしなら、ちょっとでも長くベッドに居たいと思いますけど、そうじゃない人もいるんですね」と何気なく言ったところ、その方は言いました。

「嫌になるほどベッドにいたからね。ベッドに居着くのはできるだけ避けたい」

ああ、そうか。

自分の想像力のなさに落ち込みます。

目の前にいる人の特質をいくら頭で理解していても、自分基準でしか考えていなければ、とっさの時にこういう食い違いが起こってしまいます。

本当はもっと相手の歴史をもっと手に取るように理解して、それを基準に考えられたらいいんだけど。。。

気の遣える人とはそういうことの得意な人、または気を付けている人だと思います。

でも、いくら得意な人であっても100%分かるのは無理です。

そこで、対話が始まります。


わたしはどちらかというと、躓いた部分から対話をはじめることをたくさんの人におすすめしたいです。

一方的に切ってしまうのではなく。

FlipperKFlipperK2015/08/15 05:48新しい気づきにつながったのですね。

mei-c5mei-c52015/08/16 04:18>>FlipperKさん
日々、気づきです。
本当にまわりの人たちには感謝してもしきれないほどです。

2014-11-12

沖縄へ。

| 14:07 | 沖縄へ。 - 幸福論 を含むブックマーク

2泊3日で、沖縄へ行ってきました。

といっても、バイトでなのですが。


わたしは今、頚椎損傷の方について介助するバイトをしています。

今回は利用者さんが沖縄へ旅行に行くということで、同行したのです。

その利用者さんは、頚椎を損傷したときに、脳にもダメージがあり、

胸から下が麻痺していることに加えて、高次脳機能障害もあります。

特に、記憶障害が強く、沖縄の旅行の計画を立てることも難しいと思われていました。

なぜなら、どんなに自分で計画を立ていても、それを覚えておくことが難しいからです。


例えば、沖縄の綺麗な海を見に行きたい、と言われて

海が綺麗に見える場所を一緒に探して、ここにしようね、と決めて紙に書いていたとしても

次にその紙を見たときには

「これって何だったっけ? そんなこと言ってたっけ?」

となるのです。

だから、紙に書くときは、ただ目的のことだけ書くのではなく、

そこに至るまでの過程や気持ちも書いておかなければなりません。


それから、記憶の面でも大変ですが、なんといっても胸から下の麻痺で体が動かないということ。

飛行機に乗るときにも、自分の車椅子から、飛行機に乗るための車椅子、そして飛行機の座席へ……。

何度も移乗を繰り返さなければなりません。

沖縄へついても、階段の上の方にあるお店は、担いでその階段を登る必要があります。


でも、そんなことがあるからこそ、普通の旅行の何倍も人の優しさに触れることができました。

旅行では2名の介助者であたっていたのですが、

エレベーターがない場所で長い階段を登るときには、お店の人が一緒に手伝ってくれるし、

店内が狭いときには物を避けて通りやすいようにしてくれる人もいました。

離島に行くために乗ったフェリーでは、乗り合わせたおばあさんたちが体温調節の難しい利用者さんを気遣って、室内の温度を調節してくださったりもしました。


車椅子では階段は登れない。

狭い場所には入れない。

寒さ、暑さの変化が急なところへは行けない。


そんなことはないんです。

誰かが手伝ってくれれば、それを取り払ってくれれば、できます。

そのことを強く感じました。

そして、これまで遠方の旅行に行ったことのなかった利用者さんが、沖縄から帰ってくるときにぽつりと、

「こうやって旅行に行くこと、無理とか難しいって言う人もいるけど、わたし、できるじゃん。

 みんなが手伝ってくれて、できるじゃん」


たかがバイト、と思われるかもしれないですが、すごく嬉しい瞬間でした。

2014-07-31

戦う相手は。

| 11:56 | 戦う相手は。 - 幸福論 を含むブックマーク


昨日、こんな言葉を聞きました。


積み上げてきたもので戦うんじゃない

積み上げてきたものと戦うんだ


なるほど、と思ったのでメモしておきます。

ogymogym2014/07/31 19:29学生の時の友人は、積み上げてきたものを一度壊すんだ!と言っていとことを思い出しました。その後、積み上げてきたものはそれはそれ、ともかく今!という人もいました。それぞれの人が、それぞれに感じ考えているんだなぁと思いました。

自分の場合は、どうかなぁ^^…

mei-c5mei-c52014/08/02 06:15>>ogymさん
コメントありがとうございます。
どなたも積み上げていることは前提というところがすごいですね。
わたしも少しずつ積み上げて、自分の納得できる考えを見つけてみたいです。