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2016-07-26

ふしぎ。

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先月、母の学校で1週間『学び合い』合宿を行った結果、見えてきたことがあります。

それは、『学び合い』を始める人にとって、型があることはとても安心できる、ということです。


よく武術と同じように『学び合い』も「守破離」が大事である、と言われています。

この「守」は、本に書かれてある通りに行っていけばよいのだと、わたしは認識しています。

が、しかし!!!

前も後ろも右も左も分からない状態で、本の情報を総合した上で「守」を行っていくには、相当の気合いと根性と信念が必要だと思うのです。

それらの困難を乗り越えてでもやろう!と思うのは、イノベーター理論(http://marketingis.jp/wiki/イノベーター理論)でいうところの、イノベーターやアーリーアダプターの16パーセント。

その次にくるアーリーマジョリティの人たち(たぶんわたしはここ?)は、これをやっておけば安心だよ~というパッケージがなければ、定常的にやるのは少しだけ難しい……。


そんなわけで、飛び込み授業をたくさんやっている現職派遣の院生さんがまとめた「『学び合い』をやり始めた初期段階(1~2ヶ月間?)に起こる、うまくいかなくなる例」を、実践されている先生方に見てもらってきました。

改良を加えたものが、以下の9点です。


・「語り」で課題のことしか言わないで子どもたちに任せる。(「一人も見捨てない」願いを伝えていない。)

・可視化が少ない。

・だめなことばかり気になり、つい叱ってしまう。

・役割を強いる。

・課題が簡単すぎて毎回全員達成をする。(or 課題が難しすぎて/多すぎて全員が出来ない。)

・通常の授業に20分ほど学び合う時間を取り入れる。

・課題が達成できなかったときに時間を伸ばす。

・先生が気になる子に教える。

・全員達成していないのに、とてもよく頑張ったね、という。


このどれかをやり続け、クラスの雰囲気がどよよん、としてくると、残された道はひとつ。

子どもたちに「ごめん、悪かった、仕切り直させてください」と言って、また新たに改善しパワーアップした『学び合い』をするのです。




さて、上記に挙げた例の中でも、「可視化」というのがわたしにとって不思議でした。

質問に答えていただいた方の多くが、「可視化(授業中に良いところを拾い少し大きめの声でまわりに広げたりすること)はそんなにしない」とおっしゃったのです。

他にも、特定の個人の名前を出さずに可視化する、という方もいました。


ここで見えてきた可視化の疑問点が、

①可視化≠個人をほめる

であり、あくまでも、

可視化=良い状態をまわりに見える化する

ということ?


②可視化=先生が『学び合い』の考え方に沿った行動を身体に染み込ませるためのアイテム

であり、既に染み込んでいる人は考えに沿った振る舞いが出来るため、必要がない?


③可視化=短期勝負!のアイテム

であり、失敗も含め、長期でやっていきたい人にとってはむしろ不自然な行為?


④微妙なニュアンスではあるけれど、

可視化≠ほめる

であり、

可視化=子どもの行動を認める

ということ?


うーーーん。

これはより多くの人に聞いてみないと難しいかもなあ。

これらの疑問を含め、パッケージを作ってより『学び合い』の考え方が身体に染み込みやすいようにしていきたいな~と考えています。