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2016-07-07

意識を変える。

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学び合い』の特に難しいと思うところは、

先生の在り方が、自分がこれまで習ってきた小学校、中学校、高校(予備校)の先生のイメージとは違うという部分です。

先生というと「自分よりもたくさんのことを知っていて、それを教えてくれる人」というイメージが、わたしの中にはあります。

だから、いざ教壇に立つとなると、先生らしく振る舞おうとして、「みんなよりも知ってるんだよ、できるんだよ」というオーラを出してしまいます。(実際はそんなことないのに……笑)


この、自分の中の「先生らしく」を覆すのは、かなり難しい。

理屈では分かっていても、意識に染み付いているのかもしれません。

だから、わたしにとっては、みんなに頼ってみよう!と意識的に思うことが必要です。





先日、支援に入っている学校で、自習監督をしました。

授業時間が始まってプリントを配ろうとすると、泣いている女の子がいます。

どうしたのか周りの子に聞いてみると、「作っていた練り消し(?)をA君に取られてしまった」のだとか。

プリントを配って他の子たちが解いている間に、A君と泣いている女の子を呼んで話を聞こうかと思ったのですが

せっかくこの時間を任せてもらったんだから、やっぱり勇気を出して、みんなに頼った方がいいかな、と思って全体に聞いてみました。


「今、○○ちゃん、泣いているよね。でも、最低でも5分後には、この時間のプリントをやりはじめないといけないんです。○○ちゃんも含めてみんな一緒にプリントをやりはじめられると嬉しいよね。どうしたらいいかなあ?」


そしたら、ある子が「無くなった分の練り消しをみんなで作ったらいいんじゃない?」と言い出して、「そうだそうだ!」となり、

全員が残った3分間で消しカスを集めて練り消しを作ることに……。(本当に一人残らずみんな必死に消しカスを集めていて、その姿がかなりシュール。笑)

3分後、みんなからもらった練り消しを手に、女の子は泣き止み、みんな揃ってプリントをスタートしました。


端から見ていると、授業の時間に何やってるんだろう、と思うし、わたしなら絶対にありえない発想だったのですが、なんとなく相談してみてよかったな、と思いました。

改めて、いつも先生がいちばん良い答えを持っている、なんてことは無いんだなあ、と感じた瞬間でした。