2012-04-16
演劇ワークショップやってみませんか?
演劇教育 | |
現在、妙高文化振興事業団の方々と一緒に、妙高市の小学生を対象とした演劇ワークショップ事業を立ち上げています。劇団「青年団」から講師を招き、応募のあったクラスで6月に3回に渡って継続的にワークショップをおこない、コミュニケーション能力の育成を図る、というものです。現在、その実施クラスを募集しています。
この事業のウリのいくつかを紹介します。
①本物から学ぶ。本物を学ぶ。
劇団青年団の代表である平田オリザ氏は、文科省が平成22年に設置した「コミュニケーション教育推進会議」の座長を務めています。文科省がとらえる「コミュニケーション能力」とはどういうものか、そしてそれはどのようにして育つのか、平田氏の劇団から子どもも教師も直接学ぶことができます。
子どもたちにとって、東京の劇団関係者と直接触れ合い学ぶまたとない機会です。キャリア教育の一環としてもお勧めです。
②同じクラスで継続的に実施。(全3回)
コミュニケーション能力は、単発のスキルトレーニングで身につくものではありません。今回は、講師が同じクラスに継続的に入り、段階をおってコミュニケーション能力の育成を目指します。
③子どもの主体的な活動が促進される。
仲間とともに寸劇(表現)を創り上げる過程で、子どもたちはアイデアの膨らませ方・仲間の発想を生かしてよりよいものを創作する方法を学びます。ここで学んだことは、児童会や学級での活動でも応用ができ、学校生活での子どもたちのより主体的な活動を促します。
④コミュニケーション能力を高める支援の在り方
ワークショップでは、講師は直接的な演劇指導を行いません。子どものやる気や想像力を引き出す声がけを行います。このような支援は、普段の授業でも応用できます。
⑤講師との打ち合わせや、活動期間中のバックアップも万全。
講師へ要望を伝えたり、連絡調整したり等、講師と学校との橋渡しはこちらでおこないます。
活動期間中(ワークショップとワークショップの合間の期間)も、こちらが学校に出向き、次回に向けての打ち合わせや練習の補助をおこないます。
⑥さらに活動を発展させることも可能
ワークショップで作り上げた寸劇を、11月開催予定の「妙高演劇フェスティバル」にて発表することもできます。仲間と力を合わせ本物の舞台に立つ経験は、クラスを一つにまとめ、子どもたちの自己肯定感を育みます。
現在、いくつかの学校から問い合わせをいただいておりますが、まだまだ募集中です。