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演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ このページをアンテナに追加 RSSフィード

新潟県上越地区で小学校の教師をしています。演劇教育と『学び合い』の2つの視点から「一人も見捨てない」教育・「一人も見捨てない」社会の実現を目指します。メールアドレスは、matchyez8とgmail.comを@でつないでください。

2017-03-20

資質・能力

08:02 | 資質・能力 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ を含むブックマーク 資質・能力 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ のブックマークコメント

資質・能力とは「何なのか?」を考えることは大切である。

しかし、資質・能力を「何のために使うのか?」「何のために身に付けるのか?」を合わせて議論する必要がある。

それが抜け落ちていると、「AL」も「カリキュラム・マネジメント」も「道徳教育」も形骸化する恐れがある。

2017-03-19

本音で「人生」と「生き方」を語れる『言語』

15:16 | 本音で「人生」と「生き方」を語れる『言語』 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ を含むブックマーク 本音で「人生」と「生き方」を語れる『言語』 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ のブックマークコメント

かなり久しぶりの更新です。

今年、『学び合い』と出会ってから9年目を迎えます。ブログ再開にあたり、9年前の自分のことを振り返ってみたいと思います。

「いかに社会が変化しようと、他者の気持ちを慮りながら、自分の考えを主張し、主体的・協働的に粘り強く問題を解決していく」、そんな「生きる力」の育成を本気で実現できるのは「演劇」しかない・・・当時の私はそう考えていた。だから、かなりの時間をかけて子どもたちと劇を作って上演した。校内研究でも、コミュニケーション教育の視点から「劇づくり」の授業を公開した。「演劇」を通して、子どもと「人生」「生き方」について“本音”で語り合ってきた。しかし、それは逆から見ると、「演劇」だけが、自分が子どもと本音で「人生」「生き方」を語れる唯一の『言語』だったということだ。

しかし、S小学校で『学び合い』との衝撃的な出会いをした。(その2年後、大学院で『学び合い』と「演劇ワークショップ」との共通点を探った。)自分が「演劇」を通して伝えたかった思いを、普段の授業の中でも「矛盾なく」子どもたちに伝えることができる・・・『学び合い』が子どもたちにもたらす影響は計り知れないものがあるが、自分にとって一番大きかったのは、自分自身が「演劇」以外にも、「人生」「生き方」を子どもたちに本音で語れる『言語』をもつことができたことだった。

それから9年。すべての授業を『学び合い』で行っているわけではありません。しかし、すべての教育活動の根底にあるのは『学び合い』の教育観です。だから、どんな授業・活動でも、子どもたちの「人生」「生き方」と関連させて本音で語りかけることができます。(先日は、六送会で割れなかった“くす玉”から、6年生に「人生」を語りました。)今年も子どもたちとの出会い、『学び合い』を通して、貪欲に成長していきたいと思います。

2012-06-26

演劇ワークショップ開催中

11:11 | 演劇ワークショップ開催中 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ を含むブックマーク 演劇ワークショップ開催中 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ のブックマークコメント

 劇団青年団による小学生対象の演劇ワークショップを実施中です。

 今回のワークショップのメインは,子どもが「シナリオを書いて演じる」ということです。シナリオというものを見たことも書いたこともない3年生・4年生が,3回(4時間ほど)という限られた時間の中で、どこまでシナリオを作り一本の芝居をつくることができるのか・・・子どもたちや担任の先生たちにとって未知数の体験でした。

 「冒険」というテーマで各グループでシナリオを作りました。やっぱり子どもたちはスゴイ!2回目のワークショップまでに立派に台本が出来ている。それも,東京スカイツリーというトレンドものや,スパイもの,はたまた「この後いったいどうなってしまうんだあ!?」で終わる不条理劇まで・・・大人では絶対思いつかない,大人の想像を越えた作品ばかりで,圧倒されます。

 今回のワークショップの大きなねらいの一つに,「先生たちの教育観を変えること」がありました。このことは講師を引き受けてくださった劇団青年団の方々とも事前に相談していた部分です。「子どもたちの力を信じ,任せることの大切さ」,「教師の役割は,失敗させないようにすることではなく,失敗してもそこから何かを学ばせるようにすることである」などなど。

 ある時,担任の先生方が「教師って,手を出し過ぎるのよね」と,これまでの教育活動全般を振り返りながらワークショップの感想をおっしゃってくださったのが印象に残っています。子どもが変わる,教師も変わる演劇ワークショップ,新潟県でもぜひ多くの学校で広がるといいなと,改めて強く願っています。

 今週木曜日は,成果発表会。子どもたちが創作した劇を披露します。楽しみ〜!!

2012-05-01

表現欲求

| 18:08 | 表現欲求 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ を含むブックマーク 表現欲求 - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ のブックマークコメント

 人には必ず「表現したい」という欲求(表現欲求)がある。「表現欲求」は「コミュニケーション欲求」と同一のものである・・・いや、昔は濃厚にそうだった。

 インターネットというものがない(概念そのものがない)時代、「おもしろい事を思いついた」「漫画を描いた」としたら、それを友達・知人に見て・聞いてもらうことが「表現した」という証だった。人がいるからこそ(コミュニケーションするからこそ)表現欲求が満たされるのである。

 ところがIT環境が当たり前となった現代、人と相対しなくても「表現」は可能となった。クリック一つで「簡単に」不特定多数へ自分の思い・作品を表現することができてしまうのである。

 便利は便利であるが、そこで忘れ去られてしまった大事なことがある。それは、「表現はリスクを伴う」という感覚である。

 面と向かって友達に「こんなおもしろいこと考えたんだ」とアイデアを語っても、必ずしも受け入れられるとは限らない。顔をしかめられて「つまんねえ」と言われてショックを受けることも多々ある。携帯のない時代、彼女に連絡をとること自体が冒険である。「電話に親父が出たらどうしよう・・・」なんてリスクを背負いながら、ドキドキしながら彼女の家に電話したものである。メールのない時代、一字一句に心血を注いで徹夜でラブレターを書いたものである

 ・・・面倒くさいなあと思わないでいただきたい。このリスクこそが大事なのである。リスクがあるからこそ自分の表現に「責任」をもとうとする。表現が伝わらなかったとしても、他人のせいにはせず、「どうすれば相手に伝えることができるのだろう」と自分を省みることができた。

 子どもたちには、そんなリスクも含めて、でもそれでも「相手と面と向かったコミュニケーションっていいよ!」って繰り返し訴えていきたい。そのために、演劇は大きな力となると思う。

2012-04-16

演劇ワークショップやってみませんか?

| 10:53 | 演劇ワークショップやってみませんか? - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ を含むブックマーク 演劇ワークショップやってみませんか? - 演劇と教育と『学び合い』 ~matchy-ez8の日記~ のブックマークコメント

 現在、妙高文化振興事業団の方々と一緒に、妙高市の小学生を対象とした演劇ワークショップ事業を立ち上げています。劇団「青年団」から講師を招き、応募のあったクラスで6月に3回に渡って継続的にワークショップをおこない、コミュニケーション能力の育成を図る、というものです。現在、その実施クラスを募集しています。

 この事業のウリのいくつかを紹介します。

「劇団青年団による小学生のための演劇ワークショップ」

①本物から学ぶ。本物を学ぶ。

 劇団青年団の代表である平田オリザ氏は、文科省が平成22年に設置した「コミュニケーション教育推進会議」の座長を務めています。文科省がとらえる「コミュニケーション能力」とはどういうものか、そしてそれはどのようにして育つのか、平田氏の劇団から子どもも教師も直接学ぶことができます。

 子どもたちにとって、東京の劇団関係者と直接触れ合い学ぶまたとない機会です。キャリア教育の一環としてもお勧めです。

②同じクラスで継続的に実施。(全3回)

 コミュニケーション能力は、単発のスキルトレーニングで身につくものではありません。今回は、講師が同じクラスに継続的に入り、段階をおってコミュニケーション能力の育成を目指します。

③子どもの主体的な活動が促進される。

 仲間とともに寸劇(表現)を創り上げる過程で、子どもたちはアイデアの膨らませ方・仲間の発想を生かしてよりよいものを創作する方法を学びます。ここで学んだことは、児童会や学級での活動でも応用ができ、学校生活での子どもたちのより主体的な活動を促します。

④コミュニケーション能力を高める支援の在り方

 ワークショップでは、講師は直接的な演劇指導を行いません。子どものやる気や想像力を引き出す声がけを行います。このような支援は、普段の授業でも応用できます。

⑤講師との打ち合わせや、活動期間中のバックアップも万全。

 講師へ要望を伝えたり、連絡調整したり等、講師と学校との橋渡しはこちらでおこないます。

 活動期間中(ワークショップとワークショップの合間の期間)も、こちらが学校に出向き、次回に向けての打ち合わせや練習の補助をおこないます。

⑥さらに活動を発展させることも可能

 ワークショップで作り上げた寸劇を、11月開催予定の「妙高演劇フェスティバル」にて発表することもできます。仲間と力を合わせ本物の舞台に立つ経験は、クラスを一つにまとめ、子どもたちの自己肯定感を育みます。

 現在、いくつかの学校から問い合わせをいただいておりますが、まだまだ募集中です。

 興味をもたれた方は、「公益財団法人妙高文化振興事業団」(妙高文化ホール)までお問い合わせください。