2012-05-01
表現欲求
演劇教育 | |
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人には必ず「表現したい」という欲求(表現欲求)がある。「表現欲求」は「コミュニケーション欲求」と同一のものである・・・いや、昔は濃厚にそうだった。
インターネットというものがない(概念そのものがない)時代、「おもしろい事を思いついた」「漫画を描いた」としたら、それを友達・知人に見て・聞いてもらうことが「表現した」という証だった。人がいるからこそ(コミュニケーションするからこそ)表現欲求が満たされるのである。
ところがIT環境が当たり前となった現代、人と相対しなくても「表現」は可能となった。クリック一つで「簡単に」不特定多数へ自分の思い・作品を表現することができてしまうのである。
便利は便利であるが、そこで忘れ去られてしまった大事なことがある。それは、「表現はリスクを伴う」という感覚である。
面と向かって友達に「こんなおもしろいこと考えたんだ」とアイデアを語っても、必ずしも受け入れられるとは限らない。顔をしかめられて「つまんねえ」と言われてショックを受けることも多々ある。携帯のない時代、彼女に連絡をとること自体が冒険である。「電話に親父が出たらどうしよう・・・」なんてリスクを背負いながら、ドキドキしながら彼女の家に電話したものである。メールのない時代、一字一句に心血を注いで徹夜でラブレターを書いたものである
・・・面倒くさいなあと思わないでいただきたい。このリスクこそが大事なのである。リスクがあるからこそ自分の表現に「責任」をもとうとする。表現が伝わらなかったとしても、他人のせいにはせず、「どうすれば相手に伝えることができるのだろう」と自分を省みることができた。
子どもたちには、そんなリスクも含めて、でもそれでも「相手と面と向かったコミュニケーションっていいよ!」って繰り返し訴えていきたい。そのために、演劇は大きな力となると思う。
2012-04-16
演劇ワークショップやってみませんか?
演劇教育 | |
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現在、妙高文化振興事業団の方々と一緒に、妙高市の小学生を対象とした演劇ワークショップ事業を立ち上げています。劇団「青年団」から講師を招き、応募のあったクラスで6月に3回に渡って継続的にワークショップをおこない、コミュニケーション能力の育成を図る、というものです。現在、その実施クラスを募集しています。
この事業のウリのいくつかを紹介します。
①本物から学ぶ。本物を学ぶ。
劇団青年団の代表である平田オリザ氏は、文科省が平成22年に設置した「コミュニケーション教育推進会議」の座長を務めています。文科省がとらえる「コミュニケーション能力」とはどういうものか、そしてそれはどのようにして育つのか、平田氏の劇団から子どもも教師も直接学ぶことができます。
子どもたちにとって、東京の劇団関係者と直接触れ合い学ぶまたとない機会です。キャリア教育の一環としてもお勧めです。
②同じクラスで継続的に実施。(全3回)
コミュニケーション能力は、単発のスキルトレーニングで身につくものではありません。今回は、講師が同じクラスに継続的に入り、段階をおってコミュニケーション能力の育成を目指します。
③子どもの主体的な活動が促進される。
仲間とともに寸劇(表現)を創り上げる過程で、子どもたちはアイデアの膨らませ方・仲間の発想を生かしてよりよいものを創作する方法を学びます。ここで学んだことは、児童会や学級での活動でも応用ができ、学校生活での子どもたちのより主体的な活動を促します。
④コミュニケーション能力を高める支援の在り方
ワークショップでは、講師は直接的な演劇指導を行いません。子どものやる気や想像力を引き出す声がけを行います。このような支援は、普段の授業でも応用できます。
⑤講師との打ち合わせや、活動期間中のバックアップも万全。
講師へ要望を伝えたり、連絡調整したり等、講師と学校との橋渡しはこちらでおこないます。
活動期間中(ワークショップとワークショップの合間の期間)も、こちらが学校に出向き、次回に向けての打ち合わせや練習の補助をおこないます。
⑥さらに活動を発展させることも可能
ワークショップで作り上げた寸劇を、11月開催予定の「妙高演劇フェスティバル」にて発表することもできます。仲間と力を合わせ本物の舞台に立つ経験は、クラスを一つにまとめ、子どもたちの自己肯定感を育みます。
現在、いくつかの学校から問い合わせをいただいておりますが、まだまだ募集中です。
2012-04-13
ぶれてない
この春、大学の同期が教職大学院に入学しました。今日そのWさんから「まだ演劇やってんの?」と言われました。
この言葉、自分にとっては最大の賛辞。なぜかというと、大学を出てからこれまで紆余曲折があったが、「演劇」だけはぶれていないということだから。
演劇と「総合的な学習の時間」
今日は、「総合的な学習を中心とした教育課程論」という講義を受けました。
自己紹介コーナーがあったので、自分の演劇実践をちょっとだけ紹介しながら、「演劇って、総合的であり探究的であり協同的であり全人教育的であり・・・総合的な学習の時間にもってこいだよなあ」とあらためて感じました。
教育課程というものを俯瞰的に見て、そこにどう総合学習を位置付けるか、さらには演劇教育をどう確立していくのか(ぶっこんでいくのか)についても、講義を通して考えていきたいと思っています。
講義を受けた他の方々のなかにも、総合学習で演劇に取り組まれた方(子どもたちの育ちの姿、ものすごく共感できました!)や、生粋の演劇人(ウラ演劇部つくります?)の方もいらしゃいました。ほかにも思いが熱い方々ばかり。(総合学習は、教師の教育観・思いを一番出せる活動だと思っています。)いろんな方々と文字通り”総合学習的”に(演劇的に!)学び合えたらなあと思います。
2012-04-12
面白う生きていきたい!
朝、家内に言われて思い出しました。今日は私の誕生日です。
この歳は、平清盛が平治の乱で源義朝を破って武士の頂点に立った時の年齢と同じ。
今後の人生、到底清盛のようには生きられませんが、志は高く、今までよりもっと「面白う生きていきたい!」と思うわけです。
2012-04-02
今できることを!
年度があらたまりました。西川研究室での2年目のスタートです。
この一年、西川先生に何度も相談にのっていただきました。その中で一番心に響いた言葉がこれです。
「“偉くなってから”実現させようと思っていることは,(偉くなったとしても)絶対に実現することはできない。実現したいと思ったら、“今から”やるんだよ。」
まったくその通りだと思います。「笑っちゃうような荒唐無稽なことだけど,実現できると素敵だ」という夢を,夢のままで終わらせない・・・それが西川研の一番の魅力。
私には「夢」があります。(ブログのタイトルの下にも書いてありますね。)今週と来週、自分の「夢」につながる事業の一端が実現できるかどうかの正念場を迎えます。今できることをとにかくやります!
ありがとうございます。今年は「亭主は有能である」と家内に思ってもらえるように頑張ります。秘訣があったら教えてください。
Tomo9さん
ありがとうございます。春から自分の道を突き進んでいる姿、頼もしいです。こちらこそよろしくお願いします。