2017-11-22個別面談

クラスの個別面談が終わりました。
数年前から、面談でも家庭訪問でも成績の話をあまりしなくなりました。
自覚的にそうなったのではなくて、何となく
「成績の話をしなくなったなあ」
と感じていました。
当然、
「ところで、うちの子は、授業について行っていますか」
「算数が苦手で」
というお話をいただくことがあります。
きちんと対応して、お話をします。
私の方から、特に何も用意しないで、出たとこ勝負で話をするようになってしまいました。
今回、初めて、どうしてそうなったのか、意識しました。
「成績の話をしても、その子の幸せにつながるかわからない。それよりも、友達がいるとか、友達とうまくやっているという話の方が、ずっと将来の幸せにつながる」
と考えていたようです。
もう一つ、保護者とのコミュニケーション状態をどうやって作っていくかを考えているからです。
毎日顔を合わせている方ならともかく、時々しか合わない保護者とどのようなコミュニケーション状態を作れるか、これは会ってみないとわかりません。
顔を見て、ちょっとした世間話をして、どうやって話を進めるのか。予定した通りがいいとも限らないと感じています。
落語家の話なら、“まくら”で決まるという感じです。
それもこれも、自分に経験があり、『学び合い』が骨の髄までしみこんでいるからだと思います。
いよいよ学期末です。
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