五蘊皆空 このページをアンテナに追加 RSSフィード

群馬県の小学校教員のkuro106raです。mailはgan.son.desu☆gmail.com(☆を@に)にお願いします。

2018-08-16

教員の働き方

22:43 | 教員の働き方 - 五蘊皆空 を含むブックマーク

昨日、田中光夫先生という方についての西川先生の記事を、Facebookでシェアしました。

そして、今日の教員免許更新講習のテーマは、教師の働き方について。

これは書かざるを得ないと思い、書いてみます。

教員には、自分のセルフイメージとしての教師像があります。これに対して、学校外から「教師ってこうだよね」または「教師はこうあるべき」という「外部から見た教師像」が存在します。

「外部から見た教師像」は、時に教師に尊敬をもって、また時に軽蔑をもって、教師に向けられます。現在の教師という職業は、この「外部から見た教師像」が職務を助ける反面、職務を大きく圧迫する状況でもあります。

(※教育社会学者「陣内靖彦」)

授業参観になると、放課後遅くまで残って必要以上に多くの掲示物を貼る。常に周りに見られている緊張感を強いられる。ちょっとした失敗や体裁の悪さが、同僚から責められる。それらはすべて、「外から文句を言われないように」という気持ちがそうさせます。そして、たちが悪いのは、実際には保護者や地域が思ってもいないようなことさえ、「外から文句を言われないように」という理由の名のもとに時間をかけて行われていることなのです。

しかし、そんな状況でどれだけのパフォーマンスを出せるでしょうか。

そうした教員を取り巻くストレスや時間外勤務に対して、まずは自分自身がきちんとした方向性をもって働くことが必要です。

昨日シェアした田中光夫先生は、「フリーランスティーチャー」として、東京を中心に崩壊後学級専門の時間講師として働いています。午前中のみの時間講師ですから、授業外の校務分掌はなく、時間外勤務もしません。崩壊後学級を立て直し、感謝されます。実力が必要ですし給与の問題もありますが、それを補って余りあるやりがいと自由があります。

こうした教員の在り方が広まれば、最初からフリーランスを生業にする教師が増えるでしょう。そうなれば、正規職員の在り方も考えていかざるを得ません。

僕はこうした議論がもっと広まればいいと思います。幸せな大人の見本として、教師がゆとりをもって笑顔で過ごせるようになるといい。