五蘊皆空 このページをアンテナに追加 RSSフィード

群馬県の小学校教員のkuro106raです。mailはgan.son.desu☆gmail.com(☆を@に)にお願いします。

2015-03-21

求める

06:21 | 求める - 五蘊皆空 を含むブックマーク

昨日の国語。めあては、「一年のまとめ作文をはっぴょうを、みんながB゜い上とれる」。

読み方の評価ポイントは「教室の一番後ろに聞こえる声」「原稿で顔を隠さない」「すらすら読める」

Aは「原稿用紙から時々目を離して前に送れる」もできていたらOK

のようにしました。

木曜日の反省を踏まえて、

「今日は本当はすぐ発表本番だったのですが、5分間だけだけど練習時間をとりたいんだ。何でかというと、昨日の反省で『もっとみんなができることをもとめるべき』っていうのが出たよね。それで、先生もそうだなって思って。だから、みんなができるための練習時間をちょっとだけだけどとりたいんだ。いいかな?

練習でB゜い上がもらえてない人?(手をあげる)みんな見たね。どう練習すればいいか分かるよね。では、練習はじめ」

一人、音読が拾い読みになってしまう子がいます。その子にとっては、1年生の時からずっとの課題です。僕は音読が拾い読みであることが、人生において大きなウエイトを占めるとはまったく思っていなかったので、まったく気にしていませんでした。

その子のところに、一人の子が行きました。一緒に読む練習をしています。先に読んであげて、続けて読んでね、というような感じでした。

距離感がいい感じだったので、目標に近づいているね!と誉めました。

そして本番。その子がすらすらと読み始めました。発表なので静かに聞いていましたが、他の子も、私も、驚きを隠しきれませんでした。

すらすら読んで、すらすら読んで、3分の2くらいを、まったくつっかえずにすらすら読んだのです。

たった五分間の出来事で。

私は一年間、このクラスの担任になれてよかった。こんな素敵な場面に出会えるなんて、と泣きながら感謝の言葉を言いました。

力を出させられていないのは、担任の責任です。責任をもって、子どもたちの力を出させたい。