五蘊皆空 このページをアンテナに追加 RSSフィード

群馬県の小学校教員のkuro106raです。mailはgan.son.desu☆gmail.com(☆を@に)にお願いします。

2015-03-01

教室で変えたこと

07:36 | 教室で変えたこと - 五蘊皆空 を含むブックマーク

教師が「こうしよう!」と言ったことが、なかなか浸透しないで困っている若い先生は多いと思います。自分もその一人です。


先週、栃木の学校にお邪魔した時、私が最も衝撃を受けたのは、3年生のクラスでした。

学び合い』の学習の様子も素晴らしかったのですが、自分が驚いたのは授業の終わりでした。

先生が提示した終わりの時間の2分前くらいになると、子どもたちが時計を見て席に戻り始めました。そして、時間ぴったりに先生の話が始まりました。その間、担任の先生は一言も発しませんでした。


一方、自分のクラスはというと、終わりの時間が近づいてくると、担任である私が

「あと3分だよ!」

「あと1分です!」

「時間になりました。席に戻りましょう。!」

といちいち口を出していました。これでは子どもたちが「言われたら戻ればいい」となるのは当たり前です。

そのくせ、どこかで「このクラスは自分たちで時間を守れない」なんて思っていたのですから。


それを踏まえ、今週の初めに語りました。

栃木に行ってすごいクラスを見てきたこと。先生が何も言わなくても、自分たちで動けていること。時間を守れている姿を具体的に語り、

「これまで、先生は『時間を守れるようになろう』と言って来たけど、本当の意味でみんなが時間を守れると信じられていなかったと気が付いたんだよね。ごめん。今日からは、本気で信じて、本気で求めます」

と話しました。

授業の初めに提示した終わりの時間が近づくと、私は時計を見て子どもたちを見ます。すると、気が付いた子が「そろそろ戻ろう」と声をかけ、他の子も戻り始めました。結果、時間ぴったりに終わりの語りができました。

次の時間は、気が付く子はいたのですが広まらず、2分遅れて終わりの語りを始めました。私は「2分遅れたね。次は楽しみにしているよ」という事実だけを伝えるようにしました。

その次の時間は、私が目線を送る前にある子が気が付いて声をかけ、時間ぴったりに戻れました。


私が「できる」と思いながら接しているかどうかで、こんなにも違うのだと、あらためて感じました。こういうことは初任の頃から痛いほど感じていたつもりだったのですが。


今回は時間を守ることだけに絞って書きましたが、「みんなができる」についても同じように語りました。本気で求められていなかったこと。今日から本気の全力で求めることを語り、同じように子どもたちの動きが変わりました。


ちなみに、同じように語っても、自分の心の中に本当に落ちていない時にはまったく効果は上がりませんでした。


やっぱり、栃木行ってよかったです。いいものを見ると、一気に変わります。幸せです。K先生、、S先生、W先生、ありがとうございました。