2014-02-12
専門家
|現在、国語の授業では「走れメロス」を扱っています。
ざっと登場人物
(メロス)の人物像について勉強したあと、「テーマ学習」と称して協同型の学習を入れています。
課題は「①作品中の描写や、登場人物の行動や言葉から、メロスや作者のものの見方や考え方を読み取る。
②①で読み取ったことについて自分の考えをまとめる」
というものです。
中2の指導要領の「読むこと」の指導事項にきちんと沿った課題が、2年目の終わりにして初めて立てられた感じがします。
三時間計画ですが、あるクラスでは二時間を終えて、なかなか面白い成果が出てきています。
私は大学で近代文学を学び、中島敦で卒論を書きました。トップ集団の子達は、大学生のレベルと大差ありません。専門家だな~、とうならされています。
蓋をすることをやめれば、力のある子達は力を発揮します。それをクラスに還元していくことで授業が活性化します。
これは主観ですが、国語が苦手な子達の書いたまとめを読んでも、充分中学生レベルを超えていると思います。
あとは「みんな」にチャレンジを続けられるかどうかです。
楽しみになってきました。
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