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群馬県の小学校教員のkuro106raです。mailはgan.son.desu☆gmail.com(☆を@に)にお願いします。

2010-07-28

なぜ広まらない?

23:04 | なぜ広まらない? - 五蘊皆空 を含むブックマーク

最近みなさんのブログで「なぜ『学び合い』が広まりにくいか」ということについて、西川研の方の質問に答えるメモが多くありました。自分はまだ『学び合い』を始めて間もないし、未熟者であるからそういった質問とは無縁だな~、と思っていたら、光栄にもメールをいただいていたので、自分の答えられる範囲で答えてみようと思います。かなり偏った意見であることは承知していただけるとありがたいです。


<質問>

子どもたちの姿を見れば『学び合い』はいいものだということは分かりますし,同志の方も実感されていると思うんですが,

①どうして『学び合い』は広まりにくいと思いますか?

②どうすれば少しでも『学び合い』は広まると思いますか?



ちなみに広まりにくい理由として私(質問者の方)が思いつく限りでは、

・『学び合い』は難しそう

・今のまま(いわゆる一斉授業)でもやっていくことはできる

・新しいことを始める余裕が今の現場にはない(忙しすぎて)

・教えたいという気持ちを抑えられない

・今まで気付きあげてきたものを変えるのがこわい


①に関しては、「従来型が多数派であるから」ということだと思います。理由を聞けばいろいろなものが出てくると思うし、それらはもっともなものもあればそうでなものもあると思います。しかしその根っこにあるのは、従来型が多数派であって、その中にいる多くの人は変える必要性を感じられない、ということなのだと思います。

さきほど言ったように、多くの教師が挙げるであろう理由にはいろいろあると思いますが、自分がいま働いていて多く感じられる理由としては以下の3つが挙げられます。

1.教えなければ分からないこともあると思っている(『学び合い』でもたくさん教えてるんですけど)

2.腕のあるベテランの先生でないと『学び合い』はできないと思っている

3.『学び合い』の授業の参観の仕方が分かっていない

3.に関しては特に強く感じます。多くの教師は教師が何を働きかけたかを参観で見ます。子どもの会話をきちんと聞き分け、その善し悪しを判断できる耳を持っている教師は現時点では少ないと思います。要するに、『学び合い』の良さを実感できる感覚がまだ広まっていないわけです。(本校では、学習以外の面についてかなり浸透し始めているため、課外活動を通して良さを実感できる先生は増えたと思います)

②に関して、これは校内でできることですが、学習での成果はもちろん、学習以外の場面で成果を挙げさせることが実は近道なのではないかと思っています。『学び合い』を通して、人格の形成によい影響を与えていることを全校にしらしめること、特に高学年の『学び合い』学級(学年)の子たちが全校をよりよくしていることが、効果を知らしめることにつながるのではないでしょうか。

学び合い』はすべての子どもたちが幸せになることを願っているはずですから、自分たちのクラス、学年に留まることなく、他のクラスや下級生に世話を焼いていけるような子どもたちを育成することが大事だと考えています。その土台を教科教育を通してやっているという証明が、様々な形で多方面から表出してくるように仕掛けておく事も、今実践している者としての使命なのだと思います。



う~ん、なんだかきちんとした回答になっていない気もするのですが、何かのお役に立てば幸いです。

木セミのご案内

22:16 | 木セミのご案内 - 五蘊皆空 を含むブックマーク

明日は木セミです。いつものように緩やかに確実に、実になる時間になると思います。


7月29日(木)18:30~20:30

高崎市青年センターにて

詳細はtake1さんの「鹿男これでよし」にアップされています。