こがぽん日記

大阪の堺市で小学校の教師をしています。
今年(2012)は2年生の担任になりました。
メールアドレスはkogapon7とgmail.comを@でつないでください。 『学び合い』は現在休業中です。今は信頼ベースの学級ファシリテーションを中心に実践しています。



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http://www.mag2.com/m/0000270912.htm

2009-02-25

『学び合い』でごんぎつね②

| 19:23

課題 2章のごんの気持ちが全員しっかりとわかる。

・死んだのが兵十のおっかあだとわかったときのごんの気持ち

考えて意見を書く→友達に意見を発表→間違いないと確信という流れになる。

今日も伝え合う力はついたと思うが、

課題は、こう書いていた子が結構いたことだ。

「ごんは、自分がうなぎをとったせいで兵十のおっかあが死んだことを反省している。」 →これは間違いだ。そこまでは本文に書いていないから。

本文の引用「兵十のおっかあは、とこについていて、うなぎが食べたいと言ったに違いない。それで、兵十が、はりきりあみを持ち出したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎを取ってきてしまった。だから、兵十は、おっかあにうなぎを食べさせることができなかった。そのまま、おっかあは、死んじゃったにちがいない。ああ、うなぎが食べたい、うなぎが食べたいと思いながら、死んだんだろう。ちょっ、あんないたずらをしなけりゃよかった。」


で、ぼくが迷い、考えていることは、

①子どもたちから、これは違うんじゃないかというツッコミが出なかった。教師が出るべきだったか?

②この意見も正しい意見として認めた方がいいのか。その発想を認めるべきなのか。

③もっといい授業のアプローチがあるのか?

④きっきょんさんのクラスのように、自分の経験などを語り合えたらすてきだけれど、そんな会話はほとんどない(と思う)。


などです。

ヒントがいただけたらありがたいです。

『学び合い』でごんぎつね①

| 18:56

大分のM小でnewtown先生に教えて頂いたことを参考にごんぎつねに取り組んでいる。

おもしろい!


ですが課題もいっぱいです。アドバイスをお願いしたいです。

〈第一時〉

一章のごんの気持ちが全員しっかりとわかる。

①昼でも夜でも辺りの村へ出てきて、いたずらばかりするごんの気持ち

②兵十から逃げきったときの、ごんの気持ち

M小の可視化を真似してみる。

黒板に児童の名札を用意し

まだ分からない人・・・「うーん」の場所のまま

自分の意見を持てた人・・・「すっきり」の場所へ

友達に自分の意見を聞いてもらって自分の意見は間違いない・・・「スーパーすっきり」の場所へ

子どもたちの意見・話し合い

・さみしいから、かまってほしいと思う。

・楽しいからする。

・違うよ。さびしいからするんやで。

・楽しいからや。じゃないと何回も続けてしないよ。

・どっちも正しいと思うよ。

など。

わいわいと熱心に自分の意見を伝え合っている様子がいいなあ。

で、課題。

明らかに誤読している人がいて、それが間違いだと気付かないまま1時間が終わってしまった。

A「ごんは、兵十がお母さんに食べさせようと思ったうなぎをうばって、悪いと思った。」→それは2場面の話

B「ごんは兵十のおかあさんのためにうばったと思う。」→絶対誤読。

C「魚がかわいそうだから、兵十がいないうちににがしちゃえ。」

→本文中のどこにも根拠がない。

D「久しぶりに人間がぼくのことに気付いてくれた。うれしいなあ。」

→かまってほしい気持ちがあってそう思うという意見もわかるが、”横っ飛びに跳びだして一生懸命にげる”ほどだから違うだろう。

E人のものをぬすんで、悪いと思っている。

→悪いと思っていれば、いたずらばかりしないだろう。


「文章を根拠に考える」ことが大事であることを伝え、

誤読をしているノートにはCの評価をつけて返した。

そして、「全員がAをとるように」と求めた。


でも、これでいいのでしょうか?

何かヒントをお願いしたいです。

誤読は誤読だけど、これをきっかけに話合いが盛り上がる起爆なので、

なんとかそれをいかしたいと思っています。

tomkicktomkick2009/02/25 20:49国語の難しさはそこにありますよね。
誤読の可能性があること。
誤読を子どもどうして指摘できないこと。(それがなぜ誤読なのか明確に言える力がついていない)
文章を根拠に読むということが分かっていないと想像の世界に進んでいってしまうこと。
そもそも,どの段階まで読ませることを教師が求めているか明確にしにくいこと。

僕の授業も,『学び合い』の考え方をもちろん取り入れています。まあ,それをやった結果大炎上したのもあったのですが(笑)

「しっかりと読む」という課題をもう少し細分化したらどうでしょうか。

例えば,一章の場面の授業を2回にします。
1回目は,「クラス全員が,ごんの気持ちについてわからないところや話し合った方がいいなあと思うところを見つけることが出来る。」
こういう課題にして,子ども同士でそういう部分を見つけさせます。で,それをださせる時に,明らかな誤読は消していきます。
「文章に根拠がないやつは,それっておかしいよっていってあげるといいね。」と,そこで子どもたちに示唆します。得意な子はそれでだいぶ分かるでしょう。
次の時間は,その時上がったものについて,みんながわかるようにします。とくに重要なセンテンスについて,考えさせるように一文を指定するといいかもしれません。または,大きな枠組みとして考えることを提示するのがいいでしょう。
例えば一章なら子どもたちが出してくる疑問は,
「なぜいたずらをしたのか」
「兵十だなとなぜわかったか」
「どうしてうなぎを逃がしたのか」
「なんでうなぎをすてなかったのか」
「どんなきもちでいたずらしたのか」
とか,そういうのが出てくると思います。
それをひっくるめて,「一章のごんはどんな性格なのか,クラス全員が書くことが出来る」とか,「ごんのいたずら好きが分かるところを全員がみつけることができる」とか,大枠の狙いを決めた上で,考えさせる必要があるように思います。

しっかり理解するというのは,評価がしにくく,子どもの誤読や浅い読みをはじけるものではないかもしれません。

僕も,ごんぎつねを『学び合い』の考え方でやり名が,痛感しているのは,ねらいをいかにしてかんがえるかです。これを見つけるだけのために,ものすごく教材研究しています(笑)
教材研究しないでいいなんてうそです!!
ただ,指導書の課題を設定するだけで,かなりいけるというのもあります。ぼくはついつい「ごんぎつね」に思い入れがあって,かなり突っ込んだ所まで読ませたいので教材研究しています。そうでなければ,指導書のねらいをそのまま「みんな」にして,評価可能な課題にしてやれば,けっこういける気もします。

どうですかね?

kogapon7kogapon72009/02/28 07:40きっきょんさん、丁寧なコメントをありがとうございます。
課題の設定の仕方が大切なこと、
課題を細分化することを心に入れて、やっています。

得意な子の学び方を可視化しまくっています。
授業語のノートまとめに評価ABCを書いて返しています。そしてノートを返したときにその理由も伝えます。そのことでねらいが少しずつ伝わりつつあるなあと思います。

o4dao4da2009/03/01 12:57いつもお世話になっています。今ごんぎつねは、各自のめあてに従って活動している形なので、話し合いの場を場面ごとにもつかは分からないのですが、研究授業や授業参観で取り入れる参考になると思いますのではらせてください。

kogapon7kogapon72009/03/01 23:28o4daさん、どうもです。
富山の会がんばってくださいね!