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桐生の研究室 RSSフィード

タイトルを変更しました。 学校現場から大学へ籍を移して5年 日常生活と研究について語っていこうかしら。 kiryu☆juen.ac.jp(←☆を@へ)へ下さい。

17年12月12日(火)

ビデオで授業参観

授業を参観する。

本日は,院生が撮影した授業2時間分を見る間,

途中,コーヒー飲んだり,電話対応したり,院生がきて話したり,

さらに記録を取っていたので,

5時間を超える時間をかけた。

疲れた。

今回ご紹介するのは,

教師の発話が「子どもの発話を復唱する」というものである。

子どもが発言した内容を復唱する教師がいる。

たまにする方はいるが,

1時間の授業中で子どもの発話に対し8割以上復唱する教師を

最近見かけるようになった。

復唱する時間があるのなら,他の子に発言させればいいのにと思う。

この手の教師の授業は,

発言する子どもが少ない。

たとえば

T:1日の動きは?何かありますか?

C女:(挙手)東から西へ動いている。

T:東から西へ動いている,確認できますね。

と,いう発話である。

MehanのIRE/Fの発話構造ともいえるが,

正の評価をすると言うより

周りの子に,「いいよね,これが正解なんだよね」と

強く印象づけさせているように感ずる。

次の例は,子どもの発話と教師の復唱の文章は似ているが,

教師が少し変えてい発話するパターン。

T1:何か気づいたことありますか。

C女2:同じ時間でも位置が変わっている。

T2:ちなみに,(指さし)ここ東?どっちからどっちへ?

児童:東から西へ。

T3:東から西へ動いている。南のちょっと右にあった月が,西へ行っている。このことからわかることは。

C男1:月は東から西へ動いている。T://月は東から西へ動いている。

C女2が,位置が変わっている。

と,発言しているが,T2で方向性について聞いている。

C女2は,動いていると言うだけで,方向性については語っていない。

だから,どっちからどっちと聞いたんだよ,床の教師に言われそうだが,

位置が変わっているだけで,動いているとは限らない。

子どもは連続性で捉えているとは,ここではわからない。

だから,もっと,子どもの声に寄り添えばいいと私なら思うが,

復唱したついでに,方向を聞いてしまうところが,

この復唱する教師の1つの特徴。

復唱発話を使いながら

教師の言わせたい方向へと,

子どもを導くテクニック

恐れ入りました。