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k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 このページをアンテナに追加 RSSフィード

東京で小学校の教師をしています。 今年23年度からは東京K区で日々是勉強で頑張っています。 今年は6年生担任です。よろしくお願いします。 Twitterはk1rocksです。アイコンは涙が出るほど大笑いしています。

2014-05-06

「かもしれない」ことばかり

| 19:50 | 「かもしれない」ことばかり - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「かもしれない」ことばかり - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 「かもしれない」ことばかり - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 のブックマークコメント

 この連休に読んだ本で、印象深かったのは菅野仁の「教育幻想」(ちくまプリマー新書)です。Wikipediaには「プリマー(primer)が「初歩読本、入門書」を意味する通り、ヤングアダルトを対象とした新書である。 普遍的でベーシックなテーマを扱い」とあるんですね。このシリーズが僕は好きです。この他にも内田樹の「先生はえらい」とか天童荒太の「包帯クラブ」とか、さらっと読めるのに、心に残るのは自分に合っているのでしょう。

 前回の菅野仁の「友だち幻想」は社会学的アプローチが強く、読み応えがありました。現代の子どもを「ルール関係」と「フィーリング共有関係」という枠から捉えています。これはQ-Uで有名な河村茂雄が学級集団には「ルール」と「リレーション」が大切だと言っていたこと近いです。そして野中信行を中心に提唱している「縦糸」「横糸」論にも関連しているのかもしれません。

 今回はさらに「人格志向」と「事柄志向」を全面に展開していました。「事柄志向」とは「相手の人格に影響されず、事実のみをクールに見ていく」ことです。「人格志向」とは、「事実起こった事柄そのものよりむしろ事実の背景にある文脈や相手の人となりなどから判断する」ことです。そうやって多面的見ていくことが大切だと。あ、苅谷剛彦が言う「複眼的思考」をもて!ということに近いのかもしれません。

 グッときた一節を紹介します。

 人が何かを理解するという場合、まず「頭脳レベル理解」というものがあります。理性の力をせいいっぱい駆使して、理屈(論理)でわかろうとするレベルですね。しかしそれだけでは理解というものは終わりません。相手が伝えようとしていることについて、自分の体験に引きつけて、なるべく具体的なイメージに近づけて理解しようとする。これが「身体的了解」ということへつながっていきます。そしていわゆる「腑に落ちる」という感覚が訪れるのです。さらにそれが「自分ならこう考える」という自分なりの解釈をしてコメントできるところまできてはじめて、相手の言っていることを理解したということになるわけです。(引用終了)

 ああ、なるほど。理解には、三段階ある。①理屈(論理)→②自分の体験→③自分なりの解釈。最後の③は和文和訳とも言えそうです。この書籍としてあまり重要ではなかったところかもしれません。

 ここまで書いて改めて読み直してみると「かもしれない」が多すぎです。知識が散在しています。これを整理・統合していく1年にしていきたいです。

2013-01-20第8回不登校対応チャートワークショップ

第8回不登校対応チャートワークショップ振り返り

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2013年1月12日~14日まで東京の某所で、上記のWSに2泊3日で参加してきました。講師は花輪敏男先生。このWSに参加したきっかけは、2012年度からはカウンセリング関係の勉強するぞ!と決めていたので、そっち方面にアンテナを張っていたからです。

 國分康孝先生を筆頭に広がる構成的グループエンカウンター、教育カウンセリングに大学時代から興味があって、書籍を読むと「やっぱりそうだよな」と思うことばかり。2012年の夏に教育カウンセリングの講習会があって、その時の講師の先生が神奈川カウンセラー協会でもこういうのをやりますので、年明けに是非!というチラシをいただいた。不登校対応とはいえ、僕はなんだかビビッときてしまった。

 不登校問題で直近で抱えている問題はないが、不登校になる予備軍はいる。そもそも、学校に行きたくない日はあるよなあって。だから予防できるアプローチも術としてもっておきたい。

 結論から言ってしまえば、不登校対応でも「自己選択、自己決定、自己責任」ということを求める。これにはびっくり。酷だよなー。いやまてよ。でも社会復帰を目指すこと、自立を目指すこと。それが最終目標と考えれば腑に落ちる。花輪先生の言葉を借りれば、「自分で考え、自分で決定し、自分で行動できる」さらに「不登校児童生徒から得られた豊富な情報は、今後不登校が出てきた場合の対応に役立つばかりでなく、予防の面にも大いに役立つ」これが不登校対応チャートもあらましだそうです。

 そもそも不登校とは何か。もともと国として、登校拒否という言葉を使っていました。ところが、当時、山形県にいた花輪先生がそれはおかしい!と異議を唱えます。ご自身の研究成果の論文として不登校という言葉を使ったそうです。不登校とは「学校に行きたくても、行けない」この定義ってよく考えるとすごいですよね。本当が学校に行きたいという前提に立つ。やらないのではなく、できない。アンビバレンツな状態なんですね。こうやって問題を捉えることって、関わり方ってだいぶ違う気がするんです。

 不登校はガソリンの少ない自動車。この言葉が響きました。このガソリンとは成功体験や失敗体験をさせることだと言います。パンクや修理でないという考えがいいよなあって思います。もともとあるのだから。アドラー心理学に近い感覚ですが…(勉強しなければ)。

 具体的な事例についてを細かくレクチャーしていただきました。たくさんあったのですが、これだけは。システム論についてです。問題行動→解決・努力→○というサイクルが望ましいですが、現実は問題行動→解決・努力→問題行動…というエンドレスなサイクルです。例えば、寝ない人に寝ろ!と言って解決するならば、いいです。でも、大概、寝ない。だから、まったく正反対のことをする。「バンザーイ!寝るな!」と大胆に喜ぶことも時には必要だそうです。すごい。来年も受けたいなあ。

本当にありがとうございました。

scorpion1104scorpion11042013/02/23 00:34不登校の対応で一番気をつけていることは、行きたいのに行けない状態であることをりかいすることだということを私自身が理解しているのかということです。その上で、学校にいつだったら来れそうなのか、どのくらいなら教室にいることができるのかを本人に決めてもらtっています。そうすると、本人が決めたことができたときたくさん褒めることができるとともに、本人の自身につながっていると感じます。最終的な自立に向けた対応の在り方は、大変重要なことだと思います。

2012-04-02

振り返り『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル

| 00:22 | 振り返り『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 を含むブックマーク はてなブックマーク - 振り返り『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 振り返り『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 のブックマークコメント

 今回の『学び合い』の会はとてもフィット感があった。アットホームという感覚だ。三崎先生の講演は「やっぱりそこですよね!」と膝を打つような内容でとても有難かった。客観主義→構成主義→社会構成主義という流れは本当に納得できる。「人々が社会的な関係の中での相互作用を通じて、客観的事実(知識、データ、情報)を意味づけていくプロセス(構成)が社会構成主義。反対に言えば、人々が理解を深めるには、客観的事実に意味づけていくコミュニケーション行為が大切なのだ。


 漢文の模擬授業をやってくれた方がいた。

目的:漢文の基本構造(漢字の並び順)を理解する。

目標:全員が漢文の基本構造を守って5字以上の文を作る。☆返り点、送り点は不要です。書いた方がわかりやすければ書いてください。)

評価基準:10字以上の文が作れる(A評価)、5字以上の文が作れる(B評価)、基本構造が守れていない。5字以上の文が作れない(C評価)

備考:便覧コピーを配布。


 これを三崎先生がどういう意図でやったのかを解説してくれる。『学び合い』実況中継だ。とても新鮮だった。私と言えば、「我歩自駒込駅、遅三十分」(客観的事実?)。これを一人で黙々と作り、先生に採点してもらう。素直にA評価は嬉しかった。周囲の方に教えて回る。「自分が今日したことを書けばいいと思いますよ」(意味づけ?)と言うと「ああ、そうか!」と書ける人が多かった。その後の懇親会がこういったコミュニケーション行為によって盛り上がったんだと思う。


 id:ghjalさんと話した時に「言語活動量がものすごくなる」と聞き、思わず「それって量的には確保できるかもしれませんが、質はどうやって。」と聞き返すと、「量的にこなすと質的に高くなちゃうんだよ」と。うーんここは腑に落ちてないので少し考えたい。


 もう一度おさらいしたい。

学校観:学校は,みんなで助け合ってより良い集団を作りながら自分を高めるところ。

授業感:教師は学び合うための目標と評価を与え、環境を整備する。

子ども観:子どもが有能である(教師と同等かそれ以上)ことを信じる。

本当にありがとうございました。

sumi-chansumi-chan2012/04/03 22:18懇親会をデザインして頂き、ありがとうございました。笑
今度は是非本体をデザインして頂きたくっ!

mzakisyomzakisyo2012/04/04 16:07おにぎりの会ではまとめをシェアしてくれてありがとうございました^^
量と質の関係は興味深いですよね。

ただ量をこなせばいいってものでないこともある。でも、
量からしか生まれない質もある・・・と思っています。

ただ、とにかく、ゴールを目指して

「やる」

ということなのかもしれません。

何事も一歩踏み出さなければ、ぐるぐる考えてるだけで終わってしまいそうです。

e_chigoyae_chigoya2012/04/04 22:05部活でいうと・・・
練習量の足りない部(A)は弱い。これは明らか。
じゃあ練習量は多いんだけど、しょうもない練習しかしてない部(B)はどうかというと、やはり弱い。
まともな練習を粛々と積み重ねる部(C)は、強い。
(B)と(C)の違いは、月並みですが、部員が強くなりたいと本気で願っているかどうかだと思います。
(C)のような部が練習を「量的にこな」せば、当然「質的に高くなっちゃう」のだと思います。

katokiti2003katokiti20032012/04/04 22:42「質を求めて、量をこなす」
ぼく的にはそんなイメージ。

k1-rockk1-rock2012/04/08 11:48■sumi-chan さん
大変お世話になりました。
こちらこそありがとうございました。
ワークショップデザイナーと引き換えでお願いします(笑)。

■mzakisyo さん
久しぶりにお会いできて、嬉しかったです。
ゴールの共有ですね。
改めて自分の心にも刻んでいきます。

■e_chigoya さん
部活の例え、なるほど思いました。
「部員が強くなりたいと本気で願っている」
これはやはり、部活で目指すべき方向が共有されているからですね。
ありがとうございます。

■katokiti2003 さん
「質を求めて」、
質とはあるべき姿をお互いに共有するのですね。

2012-03-20

『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル

| 09:41 | 『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 『学び合い』東京の会「おにぎりの会」新年度スペシャル - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 のブックマークコメント

このブログを見たら、何かの縁だと思って参加して頂けたら幸いです。私もスタッフとして参加します。いろいろ語り合いましょう!!

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場所:女子聖学院(JR駒込駅徒歩10分くらい)

日時:平成24年3月31日(日)

今回のテーマは「学級開き・授業開き」です。

新年度、学級(授業)をスタートさせるにあたり、どんなことを語るのか、どんなことに気をつけるのか。

上越教育大学・西川純教授の提唱する『学び合い』の考え方に基づき、新しく始まる学級でどんな一年間を過ごしたいか、みんなで知恵を出し合いたいと思います。

対象:『学び合い』を授業・学級経営に取り入れられている方

    もしくは『学び合い』を新年度に実践予定の方。

【内容(予定)】

10:30-12:00 ミニ講座+質疑応答(信州大学教育学部教授 三崎隆 先生)

12:00-13:00 昼食タイム

       ※昼食は各自ご用意ください。

       ※会場近辺には飲食店・コンビニがありません。

13:00-16:30 参加者交流型のワークショップ

17:30-    懇親会(JR駒込駅周辺)

お申込みはこちら→

http://kokucheese.com/event/index/26187/

アウチ!アウチ!2013/02/21 22:19こんばんは。川端です。ワークショップにご参加いただきありがとうございました。こんなところでお会いできるとはうれしいです。ワークショップのことを書いてくださってありがとうございます。
ついては、このブログの記事を、不登校対応チャートワークショップに転載することは可能でしょうか。もしくは本文中にリンクを貼らせてもらえたらうれしいです。どうかよろしくお願いします。

アウチ!アウチ!2013/02/21 22:21すみません。訂正です。FR式不登校対応チャート研究会ブログへの転載です。お許しいただけたらありがたいです。

k1-rockk1-rock2014/01/16 22:24川端先生、すみません(>_<)
どうぞ、リンクなどどうぞ使ってください。
今年度は行けなくてすみません。
来年こそはです!

2012-01-01

空の盃で話さないために

| 22:02 | 空の盃で話さないために - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 を含むブックマーク はてなブックマーク - 空の盃で話さないために - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 空の盃で話さないために - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 のブックマークコメント

 「議論はいやよ。よく男の方は議論だけなさるのね、面白そうに。空の盃でよくああ飽きずに献酬が出来ると思いますわ」(夏目漱石『こころ』)と「奥さん」は言う。今回の勉強会でようやく気づいたことはそんなことだった。

 抽象的な話で進めていくと、「今回の会も勉強になったなあ」と思う。でも明日から…という風に自然につながらない感じになっていた気がした。具体的の事例を織り交ぜたほうがいいんだなあということを再確認した。

 『学び合い』の考え方に基づいて、こんな具体的な実践をしてみました。結果、こんな成果と課題が見えてきました。どうですか?…こんな風にしてみんなで話せば、盃は満たされる(懇親会場、塚田農場での食事はおいしいかったです)。

とりあえず、ぶつけてみた!

| 21:17 | とりあえず、ぶつけてみた! - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 を含むブックマーク はてなブックマーク - とりあえず、ぶつけてみた! - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 とりあえず、ぶつけてみた! - k1-rockノート『なぜこのタイミングで枝豆が!!』 のブックマークコメント

 2011年12月28日『学び合い』東京「おにぎりの会」年末SPinオリッピクセンター。それぞれの個人で課題を設定し、一日でそれをみんな解決していく。

 id:ikutosuさんの『学び合い』との出会いから、今日までの実践を語って頂く。ニコニコしながら、苦労を語る。すごいなあ。あっさり聞こえてしまう。大変な内容なのに、不謹慎ながらこっちも笑顔になってしまう(すごい先生はいつも機嫌がいい)。すぐ居眠りしまう高校生をなんとかしたい!そんな思いから始めた『学び合い』。まずはやってみる!そこから絶えず、軌道修正を加えながら、工夫を重ねていく。大きな覚悟と決断が語りの端々に見え隠れする。高校は小学校と違って、自分の教科だけでしか基本的には関わりがないのに。

 以前、id:ikutosuさんの授業を拝見した時の興奮と感動が蘇ってきた。「両隣のクラスは夢の遊民者がほとんどだけど、このクラスは小学生並みにいい意味で活発!もううるさい!って感じだったのだ。自分の高校時代にこんな授業があればなあ」って当時のことを今でも思い出せる。

 スタッフとしては参加の黒子的存在にならなきゃと毎回思っていた。でも今回は違った。どうしても年内にぶつけてみたかった!


「評価はみなさんどうしているんですか?」

 

 僕の唐突な質問に自分のいたサークル内が「しんっ」となった。「そもそも普段の毎回の授業ごとに評価してる?」誰かがつぶやく。「そもそも評価って何?」「そもそも評価は何のためにするの?」そもそも、そもそも。原点回帰。id:makine45さんは「評価は、自分の学習を振り返り、次の学習に活かすこと(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/makine45/20111223)」

 id:katokiti2003さんによれば、評価に二つある。教師がその場でする「即時評価」(いいね!との小さな声かけも含む)と、子ども自らする「自己評価」(自分を振り返る)。この二つが螺旋のようにうまく機能すれば、子どもの成長の高まりの感じられる気がする。ありがとうございました。