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15/12/11(金)
■ [怒]ちゃんと

あるゼミ生はイジメをテーマとしています。ゼミ生はイジメを解決したいと願っています。
私はイジメをしようがないという考えを変えたいのです。その方向で指導しています。方法は「イジメは無くなるか?」ということを、将来、教師になるであろう本学学生とゼミ生が議論する方向です。
そのゼミ生は本学学生との会話を通して、イジメが起こる理由を納得しましたと言いました。そして「アドラー心理学では・・・・」と言い始めたのです。本当だったら、最後まで言わせた後で静かに議論すべきであることは分かりますが、あまりにも惨すぎて耐えられなかった。
その学生に、君がイジメはしょうがないと思うのか?と問い詰めました。
当然、違うと言いました。ホッとしました。
イジメはしょうがないと思う教師のクラスでイジメは無くなるか?と聞きました。
無くならないと言いました。
物事を理解するのは理論です。同じ現象も、理論が違えば見えるものは違います。だから、どの理論に依拠するかが大事です。
私はアドラー心理学の専門家ではありません。私の知っているアドラー心理学は野田先生の著作を通じて入りました。私はその香りが大好きです。愛を感じるのです。その後のアドラーやドライカースの本も、それを前提として読みました。もしかしたら、アドラー心理学の正しい読み方は「イジメはしょうがない」というのかもしれません(そう思いたくないですが)。でも、そのようなことを教師、そして教師の卵がそう思うのは感情的に許せない。そして、アドラー心理学は、そんなことを言っていないと信じたい。イジメになっている子どもの気持ちをどう思っているのか、と。
生半可な知識。それ以上に許せないのは、子どもの人生をどう思っているのか、です。
教育は「愛」だと思います。建前でも結構です。それを持てない人間にクラス全員を幸せにする可能性は、無い。本日のゼミで、十分間ですが、本気に感情的になりました。
11/06/19(日)
■ [怒]息子の教科書

私はHP及びブログでは個人特定できるような非難はしないようにしています。しかし、息子関係するので、かなり感情的になっています。私のこのメモが誤りであるならばご指摘下さい。私としては、「私が愚かだった」となって欲しいと願います。
事の発端は、息子が「宿題が解けない」ということで私に聞きに来たことです。その問題は私には解けません。いつか来るであろうと思っていましたが、5年生で算数が解けないことに焦ります。
学校図書の5年上の43ページの「力だめし」の1番の問題です。
2、3、5、6、7、8の6種類の数字から4つの数字を一回づつ使って、二つの「○.○」の小数を作ります。その積が整数になる組み合わせを求める問題です。
二つの小数の積は小数以下2桁になります。つまり下2桁が「00」になるような組み合わせでなければなりません。下一桁が「0」になる組み合わせは九九の表を学んでいるので何とかなりますが、「00」になる組み合わせを5年生の息子に説明する術がありません。
きっとうまい方法があるに違いないと思いました。そこで、今日の買い物で本屋で教科書ガイド(学校図書の編集発行。かなり高価)を探しました。が、ちょうど5年の教科書ガイドだけがありません。数軒の大きな本屋を探した結果、やっと見つかりました。そして、その解答の説明を見て唖然としました。その説明は因数分解を分かっていない子どもには、「それだと解けることは分かるが、何故、そういう解き方に至るのか」が絶対に分からないものです。私の頭で色々と5年生にも分かるような説明を考えたのですが、私は不可能だと結論づけました。
この手の問題は、どこかの有名進学校の落とすためのテストにあるのだったら分かります。しかし、義務教育の教科書に載せる意図が私には全く分かりません。こんな問題を入れることによって、私のような親が教科書ガイドを買うのを促すためではないかと疑いたくなります。
家内がその解き方を読んで一言、「これじゃあ力だめし問題じゃなくて、脅かし問題だね」とぽろっと言っていました。言い得て妙で、大爆笑しました。
私は小学校教師でもありませんし、数学教育の専門家でもありません。このブログをお読みな方には小学校の先生や、数学の先生もおられるでしょう。教えて下さい。上記のような問題を、義務教育の教科書に載せる意図を教えて下さい。繰り返しますが、私としては、私が愚かなだけで、十分な意味があることがあるという結論になって欲しいと本気で願っています。
tontan2東京書籍だとよく「工夫して計算しましょう」として「25×4」という数字が3年生から出てきます。上記の問題はそうした問題に類似するものですね。自分のクラスだと解けるのは上位グループの数名でしょうね。単独だと半分の子どもは何を言ってるのかさえ分からないと思います。でもひょっとするとこんな悪問でも「学び合い」なら結構いけるよな気もしますが。
力を試すなら、こうした問題よりも「説明してみましょう」「式から問題文を作ってみましょう」という課題を多く出した方がよいと思います。
hideki55この問題は、論理的に答えを導き出すのではなく、徹底的に計算しまくれ問題のように思ったのですが、いかがでしょうか。
まず、一つ目の小数として2.3×○.○
○に使える数は、5・6・7・8の4つ。
5.6 5.7 5.8
6.5 6.7 6.8
7.5 7.6 7.8
8.5 8.6 8.7
小数点第一位になれる数は、5 6 7 8の4つだが、3をかけた数の第一位は0にならないので、2.3は候補から消える。
というように力技で計算していくのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
jun24kawaありがとうございます。なんか、気が晴れました。
11/03/04(金)
sakusaku0428読んでいるうちに、ときどき私に反発する子たちが思い出されました。中にはいつも反発という子もいるのですが…
「人は、その内容よりも、誰に言われるかによって動かされる」ことの方が多いのかな?と考えたりもしています。
例えば、私が職員室で「みんなで『学び合い』をしましょう!」と提案したとして、
「私の言うこと」だから…
「賛成」の人もいれば(いるはず!いるかな…?いるはず!)
「反対」の人もいるはずだと思います。
その「反対」の人にいくら私が説得してもその場では無理でしょうね。
それは「センコウの言うことには従わないんだよ」と言って反発する生徒と同じようにも見えます。
児童・生徒と教師は同じ人間だとつくずく感じています。
職員室や、教育委員会の職場で、例えばQ-Uテストをすることは、鬱病で休職される方を未然に防いだり、改善するための第一歩になると考えたりもしています。
jun24kawaQ-Uも利用すればいいかもしれません。でもね、我が子、我妻が疲れているかいないかをQ-Uで調べないでしょ。あははは。結局、普段の雑談数が増加すれば、未然に防げます。だから、異学年、異教科の合同『学び合い』がいいのです。自然と雑談の種が生まれますから。
ghjalつい雑音に耳を塞ぎたくなったりします。そして、音源を突き止めようと遮二無二もがこうとしてしまいたくなります。でももっと楽で意味あるのが、放っておくことなのですね。どのような世界にもノイズはあるものです。そのノイズに気を取られるのか。それとも、ノイズはあっても、データが意味するものを受け止めるのか。もうちょっと大人になろう。そう思いました。
twoyoshi西川先生が『学び合い』を自然科学の目で捉えているという事は、私もほんの最近気づきました。ゼミ生でさえこうなのですから、もっとこの部分を広く伝えることが大切かと思います。
jun24kawaghjalさんへ
私も日々、悩んでいます。
twoyoshiさんへ
了解です。
学び始めてからある程度長くなりますが、「イジメはしょうがない」などという主張は一切聞いたことがありません。
ひょっとすると、
「ヒトはそのままではイジメをしてしまう傾向がある」
ということを言っている人はいるかもしれません。
が、その場合でも、
「だからこそ共同体感覚を育てる教育が必要なのだ」
ということなのだと思います。
結局、理論を学んでも理解するのは人。
人が現れてしまう。
ありがとうございました。