西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/02/24(土)

[]奥義 21:15 奥義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奥義 - 西川純のメモ 奥義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、初めて『学び合い』の会に参加した人のツイートが素敵だった。『学び合い』の奥義と言えます。『学び合い』は心で勝負する教育だから。シンプルだから、そこで勝負できる。

 『初めての『学び合い』の会。あっという間でした。時間が少なすぎるくらいです。今日得たことは、生徒に正直になること!』

18/02/23(金)

[]必然 06:56 必然 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 必然 - 西川純のメモ 必然 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 振り子の周期は弦の長さによって変化しますが、おもりの重さが変わっても変化しません。極端な例を言えば、100gの重りの振り子も、1tの重りの振り子も、弦の長さが同じだったら周期は同じなのです。これは体感的には同意しがたいものです。私は大学の物理の時間にそれが正しいことを数学的に計算しました。たしかにそうなのです。しかし、計算した後も「そうなんだ」とは思えない私がいました。

 今、ある本の初稿に手を入れています。1ヶ月ぶりに読み直すと、「まさか、そんなことあり得ない」という気持ちと、様々なデータから引き出される論理的な結論のギャップを感じます。気持ちはどうあれ、論理的な結論のような未来が来ることは避けられない、これは確信しています。私が描く未来は、変化を拒絶する人には地獄でしょう。それは明治時代初期の没落士族のようです。でも、我が子、我が孫、我が教え子の幸せを願う人には福音です。

 私が本で使うデータは誰でも直ぐに手に入れられるデータで、私の使う論理は至極単純です。でも、私のような結論を引き出している人は他にいない。どこかで頭が拒否しているのだと思います。拒否しても、時代は論理的な結論に至ります。

[]広げる 06:29 広げる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 広げる - 西川純のメモ 広げる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 新年度には『学び合い』を学校で広げたいという方は以下の三冊をお読みになって準備をして下さい。

 まずは「みんなで取り組む『学び合い』入門」(明治図書)です。これを読めば、3月中にどんな布石を置くべきかが分かります。新年度において全員で合意すべきことは何で、その合意にどのような意味があるかを書いています。そして、同僚・上司をどのように説得するか、「説得しないか」が書いてあります。

 次は「今すぐ出来る! 全校『学び合い』で実現するカリキュラム・マネジメント」(明治図書)です。全校『学び合い』は『学び合い』だけが持てる最強の武器です。これによって、殆ど『学び合い』を理解していない人でも、『学び合い』の授業を成功させることが出来ます。その成功体験によって本格的に『学び合い』を学ぼうとし始めます。

 小学校の場合は算数からはじめるのが一般的です。中学校・高校の場合、「数学は出来るけど私の教科は『学び合い』は出来ない」とおっしゃる方がいます。また、「小学校でも算数は出来るけど他の教科は出来ない」とおっしゃる方がいます。そのようなときに役立つのが、「子どもを軸にしたカリキュラム・マネジメント 教科をつなぐ『学び合い』アクティブ・ラーニング」(明治図書)です。この本には算数・数学、国語、理科、社会、英語の実践例が紹介されていますが、その他の多様な教科(音楽、図画工作、体育、技術、家庭科)の実践例が紹介されています。様々な教科の実践者の熱い思いが収録されています。

18/02/22(木)

[]宇宙語 21:34 宇宙語 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 宇宙語 - 西川純のメモ 宇宙語 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の好きな言葉にドラッカーの「自らの製品、サービス、プロセスを自ら陳腐化させることが、誰かに陳腐化させられることを防ぐ唯一の方法である。」という言葉があります。

 私が書いている本の中には、「世の中の半歩先のことを書いている本」、「世の中の一歩先のこと書いている本」、「私の中の頭の中にあることを書いている本」があります。それぞれ、アーリーマジョリティ、アーリーアダプター、イノベーター向けの本です。

 面白いのは、少し前はイノベーター向けの本が、アーリーアダプター向けの本になり、アーリーアダプター向けの本がアーリーマジョリティ向けの本になっています。現場の先生の頭の中が急激に変化しています。もちろん、変わりたくないラガートは変わりません。でも、アーリーマジョリティ、アーリーアダプター、イノベーターは変わっています。

 だから、私も変わらねば。

 私は理系です。だから、理論的にはどうなるかを考えます。そしてそれを現実、特にドラッカーの語るすでに起こった未来をもとに妄想するのです。私の教え子からも「宇宙語」と言われることを頭の中で妄想し、ゼミ生に語ります。現実は私の宇宙語に追いつきます。だから、私はもっと先の宇宙語を語ります。

 今日も、ある本の初稿に手を入れています。

 こんな宇宙語で書かれている本を世に出そうとする出版社がいます。それは我々が成し遂げようとするミッションの意味を分かってくれているからです。もし、アーリーマジョリティ向けの本ならば、短期で商業的ペイを求めるはずです。それを中長期でみてくれる。もちろん、短期で結果を出すものをやっているからだと思います。

 私が書いた本、それらはアメーバーのように思えます。動的平衡です。

 アーリーマジョリティ、アーリーアダプター向けの本は比較的心穏やかに書けます。でも、イノベーター向けの本はドキドキしながら戦闘モードで書いているのです。

 とりとめも無いですが、常に、ゴチャゴチャと考えているということです。研究者である私が生き残る術は、みんなが分かるアーリーマジョリティではなく、イノベーター、アーリアダプター向けだと思っています。

 て分かっていますが、これって精神的に疲れます・・・・・

scorpion1104scorpion11042018/02/24 00:18シェア、ありがとうございます。『学び合い』キャリア教育は、始めて1年目です。『学び合い』キャリア教育について、一緒に学び合いませんか?お待ちしています。参加ご希望の方は、tomomi4011☆gmail.comにメールをください。(スパム対策で☆を@と変えてください。)よろしくお願いします。

18/02/20(火)

[]一人も見捨てない 21:38 一人も見捨てない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人も見捨てない - 西川純のメモ 一人も見捨てない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミ生から唐突に「私は一人も見捨てないなのか、単なるお人好しなのか分かりません。どちらでしょうか?」という質問を私に振りました。本人が気づいていないかもしれないと思いますが、かなり高度な質問です。

 以下の会話

私:一人も見捨てない、は正確に言えば、一人も見捨てないは得、だよ。君にとって得だった?

学生:分かりません。自分が断れない人なので。

私:ということは、断れない自分にとっては「得」だよね。

学生:はい。

私:世にある倫理観や道徳は、人類の長い歴史の中で洗練された「得」な戦略だよ。だから、人が良きものと思う行動をすれば、大抵は得になっている。でもね、君の場合は得になっていると自覚がない。どうしたらいいか?自らにルールを課すこと。

学生:具体的には?

私:私が得な生き方をしていることをしていることは見ていて分かるよね?

学生:はい。でも、具体的には?

私:例えば、「ゼミ生である間は失敗・失敬をしても許す。しかし、卒業してからは短期間に3回連続して失敗・失敗を繰り返したら関係を切る。非難は無しで、単に切る。そうでないと私の精神は保たれないから。」

追伸 損得勘定が安定した関係を維持すると思っています。その戦略が一人も見捨ないなのです。『学び合い』は博愛主義ではないです。生き残る、戦略です。

追伸 こんなレベルの話を2年間続けるのが西川ゼミです。

[]転ばぬ先の杖 12:51 転ばぬ先の杖 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 転ばぬ先の杖 - 西川純のメモ 転ばぬ先の杖 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私のところには毎日、毎日、お悩み相談のメールが来ます。大別すると実践上の悩みと、もう一つは、職場の対人関係に関わるものです。

 学生には「学級崩壊させても退職する人は少ない。しかし、職員室に居場所が無くなれば退職するよ」と話します。

 転ばぬ先の杖です。「みんなで取り組む『学び合い』入門」(明治図書 https://goo.gl/EzikRo)と「私は『学び合い』をこれで失敗し、これで乗り越えました」(東洋館 https://goo.gl/Znq9yp)を読むことを薦めます。

 特に、来年は異動しそうだと思う人は、今から準備しましょう。心機一転で人間関係を構築し始めましょう。

追伸 これらの本は『学び合い』実践者以外の方にも有効です。『学び合い』は何かと誤解されがちなので、その手のいざこざに巻き込まれることは少なくありません。だから、それを乗り越えるためのノウハウが蓄積され、整理されているのです。なんらかの新たなことをやろうとするならば、上記は汎用性が高い知見です。

18/02/19(月)

[]職能 21:49 職能 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 職能 - 西川純のメモ 職能 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある先生が『学び合い』をやめる場面で、私と話し合いました。その人は、「子どもの幸せはどうでもいい。私の幸せのために教師になっている」とおっしゃいました。その率直さを驚き、その環境を哀れみました。

 教師の全員、自分の幸せのために教師をやっています。そうでないことを言っている人は「嘘つき」か「愚か者」です。多くの教師は、その「自分の幸せ」と子どもに尽くす教師の折り合いを付けています。その事を言った人は、その折り合いを先輩教師から教えてもらえなかった。子どもの幸せを、ニコニコしている子どもではなく、子どもの変化で見とれなかった。失礼ながら、哀れです。

 分からない人は、分からないのです。それでいいのです。

[]終わりは始まっています 14:51 終わりは始まっています - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 終わりは始まっています - 西川純のメモ 終わりは始まっています - 西川純のメモ のブックマークコメント

 中学校、公立高校は見捨てられ始めています。以下は氷山の一角です。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27055400X10C18A2CK8000/

 内申書と関係ない3学期中、ずっと風邪の子どもは少なくないですよ。