西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

19/12/08(日)

[]深い学び 22:17 深い学び - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 深い学び - 西川純のメモ 深い学び - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教育にはみんなが使っているけど、無定義の言葉があります。例えば、「分かる」、「出来る」などもそうです。その最たるものは「深い学び」です。この言葉を使う人は、それがはっきりしていると思い込んでいますが、「では、それが深いか深くないかを第三者が判断する具体的方法を示してください」というと言えません。仮に言えたとしても、それはその人の趣味以上のものではありません。研究者の一人として断言します。たった一つの学会に限っても結構です。その学会の会員の大多数が一致する「深い学び」の操作的定義はありません。

 「深い学び」という言葉を見るたびに「言葉が踊っているな~」と思います。学習指導要領にも「深い学び」という言葉がありますが、あれは意味の無い言葉の遊びだと理解すべきです。つまり、学習指導要領の内容的な縛り以外は、教師を縛るためにあるのではなく、一人一人の教師の積極的な発想を促す言葉だと私は理解しています。だって、縛ろうにもだれも実態が分からないのですから、縛れないのは当然です。それでもその言葉があるとしたら、上記の理由だと思うのです。

 それ故、『学び合い』の授業に対して「深い学び」云々を言う人がいると苦笑します。おそらく、クラスの中の4、5人だけが理解し、発言し、その言葉がその業界の教師が好きな言葉であるとき「深い学び」と判断しているのだと思います。

19/12/07(土)

[]広域通信制 21:58 広域通信制 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 広域通信制 - 西川純のメモ 広域通信制 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家内が取ってくれたNHK特集『NHKスペシャル 「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」 20191204』を夕食を食べながら視聴しました。素晴らしい子どもです。同時に、本人と親御さんのお気持ちを察すると苦しい。心の中で「君は何も悪くない。今の教育にフィットしていないだけだよ」と叫びました。そして個別最適化できる広域通信制高校に進学したら、どれほど幸せになるだろうかと思いました。

 今書いている本には意義があり、急がねばならないと確信しました。

[]代案 06:09 代案 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 代案 - 西川純のメモ 代案 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 否定は簡単です。どんな提案にも弱いところがあります。だから、誰でも否定は出来ます。否定するならば、必ず代案を出すべきだと思います。そしてどちらがいいかを検討すべきです。代案無き否定は悪口に過ぎません。と思っています。

 ですので、一人一台のコンピュータ導入、構内LANの構築に対する私の代案。

1)スマホの利用を可能とする。ただし、可能とするのであって、強いない。使う、使わないは子ども・保護者の判断で、自己責任が原則。

2)上記を補完するため、クラスあたり1台のコンピュータ(カラープリンター、スキャナーにつながっている、ワード、一太郎、エクセル、パワーポイント付き)、デジカメ2台、タブレット型4台。おそらく、タブレットは4台も使わないでしょう。

3)携帯会社と低所得者家庭に関して安価に携帯契約を出来るような補助制度を設ける。

4)校内に強力な無線ルーターを設置する。こうすれば校内における無線利用料金が無料になる。

5)学校単位のウイルス対策ソフトの契約を結ぶ。

なお、授業は一斉指導型ではなく、『学び合い』のように主体的・対話的な授業であることが基本です。

以上です。おそらく、現行案より遙かに低予算で実現できる。

[]代案2 06:19 代案2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 代案2 - 西川純のメモ 代案2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 年単位の変形労働時間制の代案は地方公務員法の第58条の4を廃止する。こうすれば、地方公務員は人事委員会ではなく、労働基準局の監督下になります。そうすれば直ぐに変わります。ちなみに独立法人化した国立大学法人の附属学校は査察が入った後、直ぐにブラック軽減に変わりました。だって、超過勤務手当をとても払えないから。

 年単位の変形労働時間制と同様で国庫支出は不要です。そして、こっちの方が強力です。

追申 ただし、地方公務員法は改定しないでしょう。だって、地方公務員法は国家公務員法と対応しています。もし、該当部分を改定するならば国家公務員法16条を改訂しなければならない。そんなことはしないでしょう。だから、より可能性があるとしたら、教育委員会および公立学校職員を独立行政法人にすることです。現業を分離することは今の流れですから。

19/12/06(金)

[]安心して受験できる 06:48 安心して受験できる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 安心して受験できる - 西川純のメモ 安心して受験できる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ニュースを見ていると、みんなが「受験生が安心して受験できる公平な入試」という言葉を発します。気持ちはわかりますが、苦笑します。

 例えば、トヨタの入社試験の受験生が「受験生が安心して受験できる公平な入試」を求めたらどう思いますか?さらに、それに対して行政が口出ししたらどう思いますか?噴飯物ですよね。

 どこが違うか、大学入試は受験生の都合で考えているのです。企業の採用試験は当然、その企業の都合なのです。

 アメリカの大学の入試では、企業と同じに、自分たちにとって都合の良い人を採用するのです。

 この考え方が日本とアメリカとの大きな違いです。公正な入試を実現しようとするならば、この意識改革が大事なのです。公正な大学入試においては「安心」は無縁です。大学の求めるものにどこまでもついていくのです。いやだったら、自分を求める大学を受験すればいいのです。当然、大学の序列も多次元になります。

19/12/05(木)

[]Society5.0の教育 07:38 Society5.0の教育 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - Society5.0の教育 - 西川純のメモ Society5.0の教育 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Society5.0の教育を知りたかったら、広域通信制でググって、そこにヒットする学校を調べて下さい。そして、その学校に資料請求して下さい。行政が発信しているSociety5.0の教育に比べて、桁1つか2つレベルが違います。5年後には文鎮化することが自明な、コンピュータ一人一台でゴチャゴチャしている現状は噴飯物です。だって、そんな予算をかけなくても、子どもはスマホを持っています。それを使えばいいのに。工業化社会人はそれは出来ない。

 ちなみに、工業化社会人用の広域通信制もありますから。

追伸 本当に各種広域通信制の情報を収集すると笑っちゃいますよ。ワクワクします。

19/12/04(水)

[]生き残り方 21:38 生き残り方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 生き残り方 - 西川純のメモ 生き残り方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 みなさん。文部科学省が何を考え、何をしても、みなさんには影響ありません。慌てて補足します。皆さんの既得権益の維持を守っているのは文部科学省です。財務省の圧力に対して身を挺して守っているのは文部科学省です。だから、その面で敬意を払うべきです。

 が、変化する能力はありません。しょせん、微調整です。大きな変革をしても、無視されます。『中央教育審議会→学習指導要領→文部科学省→都道府県教育委員会→市町村教育委員会→校長→各種主任』のなかで、「今まで通りでいいんです」になったでしょ?

 ようは、皆さん、個人が生き残ってください。そして、教育村の利害から離れた人に伝えてください。

[]主導権 21:27 主導権 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 主導権 - 西川純のメモ 主導権 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミ生から「変形労働時間制が可決されましたね?」と聞かれたら(ま、そんなことを聞くのが西川ゼミですが)、私は「勝手にやったら」と笑顔で返事しました。

 最近は行政の情報発信はすべてスルーしています。どうせ、影響力はないですから。今回の変形労働時間制も責任は都道府県教育委員会に丸投げですから。選択肢を与えられた都道府県教育委員会も火中の栗を拾わないでしょう。つまり、今の延長上です。

 行政の考える出口は、今の価値観の延長上にもっと、それ以外の選択肢はありません。だって、ステークホルダーは今の価値観にいるのですから。その人たちに説明責任がある。だから、それ以外の選択肢はありません。

 私が注目しているのは子ども・保護者の動向です。ちょっと調べてみると、恐ろしいぐらい変化がある。ま、今の価値観の方には小さい変化なのですが。ま、それを意識できて、それを発信できるのが私の武器です。

 主導権は行政にありません。あるとしたら、下位の行政のみで、ユーザーにはない。

 考えてみてください。文部科学省は変形労働時間制の導入は都道府県教育委員会の判断だと言っています。で、変形労働時間制を導入する教育委員会があると思いますか?仮にそんなことを導入したとき、今増加している併願志願者はどこに流れると思いますか?

 じゃあ、変形労働時間制を導入したのは何故でしょう?そりゃ、「やったふり。責任はほか」にせざるをえないのです。だって、働き方改革として文科省ができることってほかに何がありますか?ないですよ。ようは、超勤4項目を守ればいいだけのことです。でも、それに対して文部科学省は何も言えない。

追申 面白いのは教育村以外の動きです。