西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。
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だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

17/04/24(月)

[]高校社会 23:00 高校社会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 高校社会 - 西川純のメモ 高校社会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 主催者からのコピペします。

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【授業見学のお誘い】

5月10日(水)に授業を見学される方がいます。

もしご都合が合えばご一緒にいかがでしょうか?

勤務地は埼玉県立川越西高校です。

1限 8:50〜9:40 1年地理

3限 10:50〜11:40 3年選択日本史

4限 11:50〜12:40 1年地理

5限 13:25〜14:15 1年地理

になります。

当日はお昼をお持ちいただければ、意見交換などできればと思っています。

なお本校勤務の同僚に数学の実践者がおりますので、予定が合えばそちらを見学することもできます。

1年地理はまずまずの集団を形成しており、参観日までにどこまで変容できるか楽しみな状態です。

3年選択は苦しい状況です。

こうした上手くいかない状況も見ていただくことができますので、私自身アドバイスをいただければと願っております。

管理職には報告済みですが、追加で希望者がいらっしゃいましたら連絡ください。

[]保護者へ 19:32 保護者へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 保護者へ - 西川純のメモ 保護者へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の実践者にお願いがあります。もし、家庭訪問の時、また、学級通信で今後の社会のことを話す際は、学歴の経済学、サバイバル・アクティブ・ラーニング入門を紹介してください。ごく一部の保護者は読みます。その人たちが周りに伝えます。我々は急がなくてはいけません。

[]乗っ取り 18:39 乗っ取り - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 乗っ取り - 西川純のメモ 乗っ取り - 西川純のメモ のブックマークコメント

 乗っ取ったアカウントは「今忙しい?」と最初に聞くようですね。でも、私に対して「今忙しい?」なんて聞く人は、世界中に妻以外いません。だって、私と仕事でつきあっている人は、私が常に何かをし続けていることを知っていますから。そして、プライベートな時間に家族以外から連絡を取られることを嫌うことを知っていますから。ということで、とたんに「あ、乗っ取りだ」とわかります。

17/04/23(日)

[]一人も見捨てず 12:17 一人も見捨てず - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人も見捨てず - 西川純のメモ 一人も見捨てず - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は「一人も見捨てず」ことを子どもに求めるのは教師の最高の戦略であり、それを理解することは子どもにとって最高の戦略だと確信しています。しかし、多くの人は「そりゃ無理」、「それは出来る子どもにとって負担だよ」と思います。それは『学び合い』の実践者もです。だから、私が「一人も見捨てず」という言葉を使うのを嫌がる人もいます。

 どうして、見方に大きな違いがあるのでしょうか?

 第一に、多くの人は特定の子ども(とても手のかかる子)をイメージします。だから、「無理」、「負担」と思うのです。一方、私は集団をイメージします。特定の子どもをイメージしません。

 第二に、多くの人は特定の子どもが出来るとは思えません。実は、私は特定の子どもが出来ない場合があることは充分に分かっています(でも、一般の人よりはその数はグッと少ないですが)。しかし、そのことを諦めないというスタンスを堅持することは集団全体にとってメリットがあると思います。もちろん、その集団の中に、特定の子どもも含まれます。

 例えば、生活保護、障害者に対する手当というものがあります。これは単純に損得勘定をしたら、大多数の人にとっては損のように思えます。しかし、弱者を見捨てない社会で生きることは多くの人にとって得なのです。だから、生活保護者、障害者に対する手当に対して社会的合意が成り立っているのです。それと同じです。

 第三に、目指すべき集団の姿を多くの人は青春ドラマのクラスのような姿をイメージします。しかし、私のイメージするのは、大人社会の職場をイメージします。仲良くなくていいのです。腹の中で嫌ってもいいのです。全ての人に等しく手をさしのべる必要はありません。ある人がAさんに10手をさしのべ、Bさんに5、Cさんに0でもいいのです。でも、集団として、だれからも手をさしのべられていないことは「損」であることを理解してもらうのです。

 以上のことは、多くの教師には理解出来ません。

 理由は、多くの教師、実は子どもも保護者も、子どもと教師との関係を、子どもと親との関係の擬似的なものだと考えているからです。でも、三十人の親になることは出来ません。何故なら、ホモサピエンスはそういう種だから。

[]誰に語るべきか 11:09 誰に語るべきか - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誰に語るべきか - 西川純のメモ 誰に語るべきか - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』で「『学び合い』より先生が話す授業の方がいい」と言う子どもがいます。そりゃそうです。今までの授業だったら、ボーッとしても時間は進みます。が、『学び合い』ではそれではすみません。

 「先生、どんなにやっても全員達成は無理」と言う子どもがいます。そりゃそうです。クラスの子ども8割を学びに集中させるのだったら、本の通りにやったら初心者でも4週間以内に出来る。9割にするのは初心者は3ヶ月で出来ます。しかし、そこからが大変です。最後の一人も勉強に巻き込むのは1年の勝負です。

 さて、誰に語るべきでしょうか?

 その子に語っても効率が悪い。

 クラスの中には『学び合い』が効率が良くて楽しいことを理解している子もいます。そして、難しくても、諦めない(少なくとも建前であっても)ことが得であることを理解出来る子どももいます。その子に語り、その子から広げるべきなのです。

 どうすればいいのでしょうか?

 上記のことを子ども達に返せばいいのです。例えば、

 『この前の時間の最後に「『学び合い』より先生が話す授業の方がいい」ということを言われた。このことをどう思う?この中には『学び合い』が効率がいいし楽しいことを理解している人がいる。でも、何故、「『学び合い』より先生が話す授業の方がいい」ということを言う人がいる。何故だろうか?そりゃ、分からない人は分からないのだから仕方がない。どうしたらいい?もう分かっているよね。分かっている人が、このクラス全員が全員達成するにはどうしたらいいかを頭を使って、行動すればいい。期待しているよ。』と語ればいいのです。この言葉が分かるのは2、3人で充分です。

 また、

 『この前の時間の最後に「先生、どんなにやっても全員達成は無理」ということを言われた。このことをどう思う?考えてみて、私は「そうだよな~。それは無理だ。ま、二三人は駄目でしょうがない」と思ったら、このクラスはどうなると思う?このあたりは分かるよね。じゃあどうすればいいのか?いいかい、全員達成は大事だけど、それ以上に全員達成を諦めないクラスが君たちの将来を決めるんだ。どうしたらいい?もう分かっているよね。分かっている人が、このクラス全員が全員達成するにはどうしたらいいかを頭を使って、行動すればいい。期待しているよ。』と語ればいいのです。この言葉が分かるのは2、3人で充分です。

 『学び合い』のセオリーです。達成すべき事があれば、それを率直に子ども達に求める。その方法は指定せず、それを達成する意味を語ればいい。分からない子どもは多いが、分かる子どもはいます。それで達成できるか?分かりません。でも、教師一人でやろうとするよりは「まし」であることは確かです。

[]専門 10:23 専門 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 専門 - 西川純のメモ 専門 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は多種多様な本を書いています。おそらく、従来の学問のジャンルで分類したら、私の専門はなんだか分からないと思います。でも、私の専門は「一人も見捨てない」なのです。だから、大学院で理科教育学を専攻した私が他教科の本を書きました。そして、「2020年激変する大学受験!」、「学歴の経済学」、「サバイバル・アクティブ・ラーニング入門」、「アクティブ・ラーニングによるキャリア教育入門」の様に教科教育とは関係ない本も書きます。そして、若い教師を見捨てたくないから「新任1年目を生き抜く教師のサバイバル術、教えます」、「何故か仕事がうまくいく教師の7つのルール」も書きました。

 私の専門は「一人も見捨てない」なのです。

[]奪われる仕事3 10:13 奪われる仕事3 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奪われる仕事3 - 西川純のメモ 奪われる仕事3 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 義務教育の教師の中で、「今後30年、40年、50年の日本の産業構造はどうなっているか」を自分なりのイメージを持っている人がどれだけいるでしょうか?その時代の地元の未来イメージを持っている人がどれだけいるでしょうか?

 かけ算の順序はどうあるべきか、また、「わらぐつの中の神様」をどう読みとるかを語れる教師はいますが、上記のイメージを持っている人は少ない。何故なら、それは自分の仕事ではないと思っているからです。

 しかし、「大学に進学するか否か」、「地元で将来生活するか否か」を高校入試の段階で決めなければならないのです。それを誤ると、高校卒業時、大学卒業時にとても不幸なことが起こります。進学のために奨学金という借金をしてしまえば、後戻りできなくなります。そんな大事な決定を中学3年生の1年間で子どもや保護者が決められますか?無理です。

 これは義務教育9年間でじっくりと考えなければならないのです。そして、その将来を見据えて学校で学ぶ他の子ども(他学年も含めて)とつきあわなければならないのです。であれば、「今後30年、40年、50年の日本の産業構造はどうなっているか」を自分なりのイメージを義務教育の教師が持つべきです。きっと、教員以外の人の方が、すんなり分かってくれると思うのです。

 が、これを言っても分かってもらえないもどかしさ、嫌われる悲しさ。教員養成系学部以外に異動したくなることもあります。自分が変わるのは誰しも嫌がるのは当然です。

[]奪われる仕事2 09:58 奪われる仕事2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奪われる仕事2 - 西川純のメモ 奪われる仕事2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今から二十年以上前のことです。地元に大きな本屋が出来ました。いわゆる街の本屋しかない上越市には画期的なことです。子どもがいなかった頃の我々夫婦は、そこで時間を過ごすのが大好きでした。地方で土地が安いので大きな駐車場を用意していましたが、いつも満杯でした。

 しばらくして経営者が変わりました。そのとたんに品揃えが単純化しました。具体的には教育書の棚に行くと、メジャーな出版社のシリーズものがずらっと並ぶのです。ま、同じタイトルで学年が違うノウハウ本みたいなもの。そればかりになったのです。結果として、本棚はとても美しくなりました。でも、つまらなくなりました。以降、その本屋に行くことはなくなりました。しばらくして、その本屋は閉店して、ゲームセンターになりました。

 街の本屋、街の電気屋で驚異的な売り上げを誇っているところがあります。見た目は、普通なのです。ところが、個人としての顧客とのやりとりを大事にして、それを商品・サービスに繋げているところです。

 さて、本屋や電気屋が潰れているのでしょうか?いえ、「人」が潰れているのです。おそらく、潰れる人は「今の時代、本屋(電気屋)は儲からない。やってられない。」と言うでしょう。でも、違います。「あなたが、儲からず、やっていられないのです」。

[]奪われる仕事 09:25 奪われる仕事 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奪われる仕事 - 西川純のメモ 奪われる仕事 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「私の仕事、ロボットに奪われますか?」という記事(https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/ft-ai-job/)に、玉川大学の小酒井さんが「冷静に考えてくれ。いまの教育レベルなら、ロボットの前に、日本以外のアジア人に仕事を奪われますわ。」とフェイスブックで書いていました。小気味のいい言葉に、思わず、大爆笑しました。まさに。

 ロボットに奪われる仕事があります。そして、アジア人に奪われる仕事があります。でも、本当は、奪われる「人」がいるのだと思います。

 ロボットでも出来る仕事をしている日本人、他国人にも出来る仕事をしている日本人ならば奪われるでしょう。でも、ロボットや他国人に奪われない仕事をする日本人はどんな仕事でも奪われません。だって、どんな仕事も人とつきあう仕事であり、つきあう人の大多数は日本人なのですから。生まれついての日本人の方が、日本人とのつきあい方に関してはアドバンテージがある。

 全ては日本の教育の問題です。第一は、上記の通り、日本人とのつきあい方を武器にするような教育をしていない。第二は、日本の教育の殆どが非ジョブ型で、それも高度成長期に伸びた仕事(そしてこれから衰退する仕事)に指向している点です。

 外国人労働者を受け入れている業種は数多くあります。そこで仕事をしたいと思わせる教育、そこで日本人とつきあえる能力を育てる教育であればいいのです。ロボットに仕事を奪われるかを恐れるならば、そうならないようにすればいい。

追伸 ロボットやAIに仕事を奪われるのはフィクションだと笑う人がいます。私はフィクションだと思いません。

有名な言葉です。「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化できる者である(ダーウィンだと言われますが実は作者不明の名言)」

17/04/22(土)

[]新ふるさと納税 16:37 新ふるさと納税 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新ふるさと納税 - 西川純のメモ 新ふるさと納税 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』では「良い/悪い」はなく「得/損」で説明します。凡夫は自分に損なことをしませんから。

 そして、私は、ホモサピエンスは基本的に動物の本能によって支配されているように思います。

 以下で書くことは、確たる学術データによるものではありません。それを最初に申します。でも、私的にはなかなかいいのではないかと思っています。

 我々は子をもうけたいと願うようになっています。しかし、何人も欲しがるようには本能的にはなっていないように思います。サルは一度に一匹の子どもを産み、その子どもの子育てが終わるまで子どもをもうけようとしません。人の子育てはサルに比べて長くなっています。大卒が半数を占めるようになれば、22歳まで子育てが続きます。そして、その頃になると妊娠にフィットする年齢ではありません。だから、子ども無しの状態は子どもを渇望しますが、二人目は望む欲望はだいぶ下がるように思います。私はそうでした、他の人はどうかな?二人目を望む気持ちより、一人目の子育てに思いが注がれます。

 が、昔は多くの子どもを生みました。何故でしょうか?第一次産業においては、働き手として必要だったからだと思います。つまり親にとって「得」だったから。だから、サルとしての本能としては子どもが欲しいと思わなくても、文化として、つまりDNAに刻みつけられた本能ではなく、子どもを多いことが良いという文化を二次的に作り出したのではないかと思います。

 が、一次産業から二次産業、さらに三次産業に移行し、核家族になりました。このようになると、子どもが多いことは「損」となります。DNAの変更には長い時間がかかりますが、文化の変更は数十年も必要ありません。

 それが、現在の少子化なのではないかな~っと思います。だったら、少子化問題を解決するには、親にとって子どもが多いことが得になればいいのではないかと思います。そうなれば昔のように子だくさんがいいことだという文化が生まれるのではないかと思います。

 ふるさと納税というものがあります。それの親子版があってもいいのではないかと思います。つまり、65歳以上の実の両親、伴侶の実の両親に限り、寄付するのです。その金額は年金に加算されます。寄付額の上限は、本人の年収に連動します。寄付した金額の多くは還付されるシステムを作ってはどうかな、と思いました。実の両親に限っているのは、少子高齢化対策だからです。そして、寄付するか否かは子どもの判断によります。(つまり、寄付したくないと思うような親には寄付しなくていいのです)

 案外、いい思いつきのように思います。

17/04/21(金)

[]専門職大学 10:01 専門職大学 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 専門職大学 - 西川純のメモ 専門職大学 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 55年ぶりに大学教育に新たな「専門職大学」が加わることになりました。

 http://benesse.jp/kyouiku/201704/20170420-1.html

 私はドキドキしながら中央教育審議会の審議途中から注目していました。しかし、あまり反応は無いですね。多くの大学関係者は知りません。知っている人も、「程度の低い大学ね」という感覚でしょう。「ものづくり大学」の設立の経緯やその後を知っている人、法科大学院を筆頭とする専門職大学院のその後を知っている人は、手を出したら危ないと思うでしょう。

 でも、私は妄想します。

 もし、「教員養成の専門職大学ができたら」と。あながち無茶ではないように思うのです。都道府県の教育委員会と連携し、学校を実習校とするのです。イメージとしては各地で行われている教師塾の拡大版とします。当然、その大学の教員かなりの割合は教育委員会との交流人事となります。そして、学術の業績を持つ現場教員が専任教員となります。その都道府県のミッションをもとに独自性の高い教育を行うのです。ま、こうなれば教師塾と同じで採用率は高くなるでしょう。そうなれば受験生も増える。

 制度設計が大好きな私としてはワクワクしました。

 現在は学校教育法案が公開されていますが、これは「あたりまえ」のことが書かれています。大事なところは、文部科学大臣が定める施行規則です。学部段階の課程審議は大学院の課程審議に比べると緩いです。おそらく文部科学省が読み替えようと考えれば、現行の教育職員免許法でもOKだと思います。

 ただ、これだけだと各都道府県がバラバラになってしまう。これは国の教育に責任を担っている文部科学省としてはゆるがせにできない。医師の国家試験のような統一試験を設け、大学の課程はその基礎資格を得るという位置づけにします。こうなると、既存の大学よりも専門職大学院のほうが有利になる。なぜなら、アカデミズムのくびきから逃れやすいからです。

 ま、これだけのこと、私が現役にいるあいだに起こるとは思えません。でも、コースを立ち上げ、専攻を立ち上げたときの、あのワクワク感を今思い出しました。

[]仙南の会 07:00 仙南の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仙南の会 - 西川純のメモ 仙南の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

主催者の案内をコピペします。

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4/29(土) 14:00-18:00

宮城県仙南で『学び合い』の会を行います。

会場は、白石市中央公民館 図書室

申し込みは、↓↓↓のこくちーずからお願いします。

http://kokucheese.com/s/event/index/458745/

現在18名の方から参加申し込みいただいています。そして、多くが初めて参加くださる方です。

本で読んだことを、実践者との語り合いの中で深めませんか。

お誘いします。

17/04/20(木)

[]進学校の評価 12:24 進学校の評価 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 進学校の評価 - 西川純のメモ 進学校の評価 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 進学校の中には東京大学もしくは国公立に特化し、それだけを追い求めている学校があります。上位層のみに力を注げば、それなりの結果は出ます。しかし一方、落ちこぼれる子どもが大量に生まれます。これを何とかしたい。

 まずは退学率を公表すべきだと思います。

 そして、子ども達の進学実績を東京大学に特化しない評価をすれば良い。例えば、週刊朝日は毎年度に高校ごとの進学実績を表で上げています。その表に上げている数、つまり、東京大学の進学者のみならず、近隣私立大学の進学者を全部合わせた人数を出します。それを卒業生で割るのです。とりあえずは、それで色々なものが見えてきます。

 そんな情報を週刊朝日さん、もしくは他の雑誌が出してくれたら、歪な教育をしているごく少数の高校は正されるように思います。

[]ついに 11:49 ついに - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ついに - 西川純のメモ ついに - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ついに学生支援機構は延滞者の情報を公開しました。

http://toyokeizai.net/articles/-/168512

 各大学は立地の条件など、単純に比較できないところがあります。このデータは単に大学の格付けに使われるのではなく、学生さん、卒業生さんを救うきっかけになって欲しい。

 例えば、延滞者が一人、二人の大学は身銭を切っても何とかしようと思います。卒業生の支援体制を整えてはいかがでしょうか?そのような体制を整えた大学の一覧を督促書に同封するのだったら、個人情報にひっかからない。

 とにかく、出来ることを今すぐしましょう。

 同時に、高校の進路担当の人は、このデータを見て、安易な進学はどんなことに繋がるかを真摯に考えて欲しい。