西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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19/07/05(金)

[]乖離 21:35 乖離 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 乖離 - 西川純のメモ 乖離 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 分かっていることなんですが、行政が出す教育改革の文章を読むと脱力します。出だしはSociety 5.0ではじまりますが、描かれている姿がSFちっくで、「もの」ばかりが描かれている。肝心の価値観の転換がなされていないので、最終的に示されるものはみごとにSociety 3.0です。個別最適化と言っても、それらは行政単位の個別最適化であり、せいぜいは学校単位の個別最適化です。子どもたちに一律の学力を与えたいと思っているSociety 3.0人は、個人単位に個別最適化を可能とすることを考えていません。

 私はN高校、N中学校に注目しています。早晩、N小学校も出来るでしょう。市場が広がれば、M高校、P高校、S小学校などが生まれるでしょう。

 しかし、これすらも序章にしかすぎません。企業が学歴よりも資格や実務経験を採用で重視し始めれば、学習指導要領にしばられない、デュアルシステムの多種多様なフリースクールが生まれるでしょう。それこそがSociety 5.0での教育の姿だと思っています。

 私の頭の中で生き生きと機能している学校や地域コミュニティと、行政と多くの教師の考える今後の教育の姿の乖離は、N高校の躍進を見ても縮まることはなく広がるばかりです。心の中で、「こんなにハッキリとした結果が出ても、何故分からないの?」と思います。ま、理由は分かっています。人は分かりたくないものは分からないから。

悲嘆の5段階説(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20100201/1264985646)で言えば、『学び合い』のテクニックに関しては3段階で一部4段階に移行しているように思います。しかし、Society 5.0の教育に関しては、1段階の前、つまり気づいていないレベル(0段階)です。だって、N高校躍進の本当の意味を理解したら、「N高校は教育を破壊する」という罵詈雑言がネット上にあふれるはずです。しかし、それがないのは、単なる面白い変わった学校程度の認識しかないからです。自分たちの学校に進学する子どもが減り始めると、罵詈雑言が流れるはずです。

[]生産性 21:35 生産性 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 生産性 - 西川純のメモ 生産性 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 日本の産業、特にサービス業の生産性が壊滅的に低いことは各種統計に示されています。理由は、市場が望んでもいない高品質・高性能を後生大事にしているからです。原因は市場調査をせず、感覚的なもので満足しているからです。

 例えばです。部活動を縮小すると保護者・生徒が大反発すると言われます。本当でしょうか?私はそのエビデンスを知りません。教師の現状の勤務時間の実態を提示して、その上で勤務時間外の部活動、土日の部活動を求める子どもと保護者はどれだけいるのでしょうか?

 もちろん、それを求める非常識な子どもや保護者もいるでしょう。でも、それに対して交渉している学校や行政がどれだけいるでしょうか?

 日本の企業の生産性が壊滅的に低いのは、管理職が無能だからです。ようは何もしなくてもなんとかなった時代を長く過ごしすぎたのです。これは教育の世界も同じだと思います。