西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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19/01/27(日)

[]浦和高校 21:19 浦和高校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 浦和高校 - 西川純のメモ 浦和高校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月31日に浦和高校で講演します。本日は、そのプレゼンを創っていました。

 難しい。今までにも進学校で講演しました。でも、県トップ校ではない。普通の進学校の場合、普通の子どもが一定数います。ところが県トップ校の場合、その割合が少ない。そして、そこの教員意識も「東大何人」というプレッシャーがかかっています。だから、普通のプレゼンが使えません。で、0から創りました。

 でも、最後は教師の心に訴えたい。高校教師の悩みは同じです。分かってくれる人はいます。

[]群馬の会 12:10 群馬の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 群馬の会 - 西川純のメモ 群馬の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月23日に群馬で『学び合い』の会が開かれます。私も講演します。何を話すかまだ決めていません。https://kokucheese.com/s/event/index/553769/?fbclid=IwAR3E9zfxN9W82THhZ8Skw4UwWycIXgrm61-ODTi4jx4Kn0lVpPm7Y79QBIg

[]読んでいない 08:47 読んでいない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 読んでいない - 西川純のメモ 読んでいない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 朝一番で、以下の質問を受けました。

 

 

西川先生

おはようございます。青山新吾先生と岩瀬直樹先生の共著「インクルーシブ教育を通常学級で実践するってどういうこと?」P56についてお尋ねです。青山先生のゼミ生が卒論で『学び合い』を取り上げ結論として以下の結論が導き出されたということで本に載っておりました。

以下引用 P56より

青山 『学び合い』の話が出ましたが、僕のゼミ生の卒業論文で「学習で苦戦している子どもは本当に『学び合い』で学べているのか」というテーマをとりあげました。(そのゼミ生は)さまざまな書籍に当たって、記述上、それが証明されているのかどうかという観点から整理しました。結論をいうと「個としてどうだったかはほとんど記述されていないし、その子がどう学んだのかの記述もなかった。どの子も学べると主張するならば、記述の改善の余地がある」となっていました。一人ひとりの子にとって何が起こっているのかは、もっと読み解いていかなければならない、それがそのゼミ生の結論でした。

引用終わり

お尋ねというのは、学部生の卒論での結果から掲載されていますが市川先生の論文から考えるとこの結論は導き出せないことではないかと思いました。西川先生はどのようにお考えになられますか?

 

 

 私は以下のように応えました。

 

 笑いました。もし、その学生さんの言う「学習で苦戦している子」というのが特別な支援が必要な子どもという意味だったら、以下は読まれたのでしょうか?

 

西川純(2008.4):気になる子の指導に悩むあなたへ、学び合う特別支援教育(単著)、全150、東洋館出版社

西川純、間波愛子(2015.2):『学び合い』で「気になる子」のいるクラスがうまくいく!、全146頁、東洋館出版社

市川寛、久保田善彦、西川純(2007.6):小学校算数科における自由な相互作用と学力向上に関する研究、協同と教育、日本協同教育学会、3、10-20

水落芳明、小日向文人、久保田善彦、西川純(2008.3):発達障害を持つ学習者のいる学級における「学び合い」の事例的研究、日本教科教育学会誌、日本教科教育学会、30(4)、39-48

浅川浩佑、深山智美、鈴木翔、桐生徹、西川純(2017.6):特別支援学級に在籍する児童の自らのキャリアへの考え方の変容に関する事例的研究、臨床教科教育学会誌、臨床教科教育学会、17(1)、1-8

 

 また、「学習で苦戦している子」が一般的な意味だったら、2001年以降の私の学術論文(https://bit.ly/2mkJAC7)を一つでも読んだことがあるのでしょうか?

 まあ、私の教師向けの『学び合い』の入門書、それも特別支援教育を以外の本、例えば『学び合い』ステップアップ他数冊を読んでの結論でしょう。まあ、学部の学生さんだったら、その程度なのかもしれません。不思議なのは青山さんが何故指導しなかったか?です。聞いていただければ、基礎的な文献を快く教えたのに。

 何も読まずに、『学び合い』に対して云々する。困ったものです。

 ま、慣れていますが。

[]矢面 07:13 矢面 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 矢面 - 西川純のメモ 矢面 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今回の働き方改革に関する答申(http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2019/01/25/1412985_1_1.pdf)で重要で高く評価できる点があります。それは第4章です。是非、お読みください。しかし、これは「関係省庁をはじめとした国の各機関に対して,また PTA 等の団体と連携して保護者に対して,あるいは政府広報等を活用して社会全体に対して明確にメッセージを出すこと」をするか否かの一点につきるのです。「こうしてください、あとはお任せします」では実効性がありません。その点、最近の合田さんの発言に現れた文部科学省に大いに期待しています。

[]無知 06:00 無知 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 無知 - 西川純のメモ 無知 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 国の教員に関する働き方改革に関して、私はサービス残業を月45時間はしなさいという方向で進んでいると思い、発信しました。そうしたら「45時間残業しろ、ではなく、国は残業は45時間以内に抑えて早く帰りなさいと言ってるんです。嘘はよくないですよ?」というレスをいただきました。

 教員の皆さん、知らない人はそう考えるのです。

 第一に厚生労働省の過労死レベルを超えている教員の勤務実態を知りません。月45時間以上の残業は記録に残さないようにするだけのことです。さらに言えば、年単位の変形労働時間制によっていくらでも過労死レベルの勤務実態を無しにすることが出来ます。仕事量を減らさなければ何の解決にもならないのに、そこには具体的な提言が何もない。

 第二に、給特法を分かっていない。民間と同じに考えています。教員の残業は、サービス残業なのです。超勤4項目でない残業は1時間もあってはならない。過労死レベルを45時間にするという議論ではなく、0を出発的にする議論にすべきです。

 答申を作成した人に悪意はないのです。ただ、無知なだけです。