西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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18/12/31(月)

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 『学び合い』の最大・最強のテクニックは何でしょうか?

 私は「一人も見捨てない」だと思っています。まあ、正確に言えば、「一人も見捨てないことは自分にとって得である」であり、もっと正確に言えば、「一人も見捨てないことを諦めないことは自分にとって得である」です。もっともっと正確に言えば、「一人も見捨てないことを掲げ続けることは自分にとって得である」なのです。

 さて、何故、「一人も見捨てない」が最大・最強のテクニックなのでしょうか?

 『学び合い』が機能するためには、集団の2割(その多くは成績上位者)が馬車馬のように頭と体を動かしてくれるからです。その子達は「得」だから頑張ってくれるのです。もし、教師自身がそれを信じられないとしたら、その子達が動くわけ無い。

 今まで色々な入門者と接してきましたが、そこが分かれ目です。もちろん、全ての人が最初から「一人も見捨てない」を信じ切れるか、それも事実と論理で信じられるとは思いません。しかし、「一人も見捨てない」を素敵であると思う人はいます。「一人も見捨てない」は教師の義務だと踏ん張れる人はいます。そして、自分の能力はこの程度だから「一人も見捨てない」を掲げた方が「マシ」、「かなりマシ」と理解出来る人はいます。

 「一人も見捨てない」を前面に出さなくても、即ち、「得」を語らなくても、2割の子どもが不満に思わせないような授業力のある方は、もしかしたら『学び合い』を成立させられるかも知れません(かなり危ういですが)。一般の教師がそれが出来るとは思えません。