西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/12/14(金)

jun24kawa20181214

[]忘年会 21:50 忘年会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 忘年会 - 西川純のメモ 忘年会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年の忘年会でびっくりしたのはこれだけの大人数なのに2時間の飲み会の間、全体で盛り上がった点です。ちょっと説明します。皆さんの職場で飲み会をすると、しばらくすると小集団が生まれるでしょ?それが普通です。でも、今年はずっと全体で馬鹿話をして、みんなで笑っている。それが実に興味深い。

[]給料 12:11 給料 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 給料 - 西川純のメモ 給料 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師の給与は高いか安いかの議論は分かれるでしょう。結局、何を基準にしているかで答えが違いますから。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181213/k10011745631000.html?fbclid=IwAR14QpRApOFAQEeYNZ4qU-GhxqWNeMbJexR9mveKqv_NtyLZz1MIRMJo9UA

 では、高いか安いかは決まらないのでしょうか?

 決まります。

 給与条件等を明らかにした公募をかけて、倍率が1倍になったときが適正な給与なのです。

 その意味で、採用試験の倍率1.2倍、複数都道府県受験を勘案すれば実質1倍の新潟県小学校教員の給与は適正であると言えます。逆に平均4倍弱の他県の教員の給与は高いと言うことになります。

 しかし、現在の採用試験で求められる実質的な条件は教員免許状を取得したという条件のみです。国民はこの条件で倍率1倍で採用される教員を望んでいるでしょうか?現状の職員室の教育力の低下を考えると「300時間以上の大学院での教育実習経験、もしくは、非常勤講師、時間講師での2年間以上の経験があり、実習校もしくは勤務校の学校長の推薦がある者」ぐらいの条件は必要のように思います。更に言えば、今後の教育のことを考えて「中学校英語もしくは情報の免許を持つ者」もあるでしょう。そのような条件を加えた後に、1倍を超える都道府県がどれほどあるでしょうか?

 私は危惧しています。

 私の家内は幼稚園・保育園の先生でした。そこでの給与を知ってビックリしました。キツい言い方ですが、「小さい子どもが大好き」という純真な若者の心を食い物にしているように思います。結果として、5年ぐらい務めて寿退社が理想な社会になっています。小中高の先生もそうなってしまうのではないか、と。そうなると経験5年以下の先生が大部分の教員集団になってしまうのです。

[] 静かに!を言わない授業 08:30  静かに!を言わない授業 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク -  静かに!を言わない授業 - 西川純のメモ  静かに!を言わない授業 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日は「静かに!を言わない授業」(https://amzn.to/2rvYtWA)のさわりを紹介します。

 この本は『学び合い』に関する第3弾の本です。主に「私語」を扱っています。

 私語にも色々あります。私が教育実習をさせていただいた学校は筑波大学附属高校です。そこで授業をしてビックリしたのは私語が多いことです。私のイメージでは「私語=駄目な子」です。ところが偏差値70の子ども達が私語をしているのでビックリしたのです。しかし、聞き耳を立ててみると、彼らの私語は勉強のことで、悔しいことに私が教えていることより高度なのです。

 一方、私が新任で務めた高校は学力的には最底辺の高校でした。そこは私語の嵐です。一人一人が日常会話の大きさで、堂々と私語をしているのです。従って雑踏の中にいるようなうるささです。そして、私のイメージしているとおり、勉強には無関係なことを話しています。

 『学び合い』では授業中には私語をします。ただし、勉強に関しての私語です。我々は異学年学習の『学び合い』の中で、関係をも持っていない上級生と下級生の中でどのように会話が成立するかを調べました。最初は緊張して下級生は話せません。ところがしばらくすると、ほぼため口で上級生と話し合っているのです。その変化の過程は、良き職場で新人教師が先輩と会話できるようになる過程と全く同じなのです。

 授業中での教師の指示に与え方は、従来型授業と『学び合い』では全く異なります。それに伴って、子ども達同志の会話、対教師との会話が変わります。結果として、子どもにとっての教師は、従来型授業では評価者なのに対して、『学び合い』における教師は共感者なのです。結果として、教師と子どもとの間で「じゃれ合い」が生じます。

 最後に、西川研究室で行っている臨床的研究が何故、今まで行われていなかったのかを説明し、その可能性について語りました。