西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/12/10(月)

[]批判 08:37 批判 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 批判 - 西川純のメモ 批判 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 批判するならば、批判する対象に関して「少し」は調べて欲しい。伝聞レベルで批判するべきではないです。せめて、学び合いや「学び合い」と表記するのではなく『学び合い』と表記して欲しい。そのレベルも知らないのですから。

 もし、「『学び合い』ステップアップ」の1冊でも読めば、『学び合い』には合理的な仕掛けがいくつも組み込まれていることが分かる。さらに、最近、電子書籍化された初期の『学び合い』の本(https://amzn.to/2rippck)を読めば、その仕掛けが徹頭徹尾、学術研究の基礎に基づいていることが分かる。

 といっても、多くの人は伝聞レベルの知識で、トンチンカンな批判をするのだろうな。自分の現状を合理化するために。でも、その合理化で子ども達がどれほどの被害に遭うかは知らない。その人達の視野は、せいぜい2、3年先。そして、面白い授業、分かりやすい授業をしてればいいと思っている。

 ふ~。理解出来る人を増やすにはどうしたらいいのだろうか?

 数学、自然科学はいいな、論理と自然が審判者になってくれる。社会科学は審判者は人で、多くは変わりたくない人だから。

18/12/09(日)

[]心配 21:45 心配 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 心配 - 西川純のメモ 心配 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何度も書きましたが、私は文部科学省で働いている人のファンなんです。もともとは、尊敬して、敬愛してやまない、指導教官の小林先生の影響です。

 文部科学省のやっていることは、持続的イノベーションにもいかない、現状維持、です。

 文部科学省の管下の都道府県教委には、膨大なリソースがあります。その最たるものは「人」です。その人たちを、今の延長上で使いしてしているのでは維持できない。その人たちがいなくなるのです。これが分かっていない。

 どうしたらいいか。

 Aをやる人を100から101にしてください、ではなく、Aをやるひとを100から90にしてください、その代わりBをやるひとを11ください。という知恵は無いのか?その11が生産性があれば財務相は乗ります。

 例えば、外国人研修制度にたよるのではなく、我が国の若者をデュアルシステムで活用してほしい。

 厚生労働省の所轄に打って出て、子どもたちが異学年集団で老人介護をしてほしい。

 ICT、Edtechなんかいらない。ようはネットワークのノードになりえる人がオフ会に参加できるようにしてほしい。

 そして、今の教育を激変させるアイディアを彼らに出させてほしい。

 と、思っています。が、無理なのかな。一度潰れないと。

[]誠実 17:46 誠実 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誠実 - 西川純のメモ 誠実 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 厳しい批判に対しても誠実に対応する、これって凄いな~っと思います。https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20181209-00107131/?fbclid=IwAR3cR6yCNl6EJPDJz2n2V4dlIHdmEnMK_glCTWvjozU51v4XUeWIoc-x_mE

[]TV 12:29 TV - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - TV - 西川純のメモ TV - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は、某テレビ局の某番組の収録のため東京に行っていました。

 ことの発端は、テレビ局の方から取材を受けたのです。Zoomで繋がりました。とても人の良さそうな、誠実そうな人だったので、人見知りの私ですが、直ぐにペラペラと話しました。その後、出演のオファーが来たのですが、よく考えずにOKをだしました。理由はテレビ局の人が良い人なので、信じられたので。が、その番組を見てどん引きしました。私にはとてもダメです。でも、一度、OKを出したのですからご迷惑をおかけできません。テレビ局の方も色々と丁寧にアドバイスしていただきました。

 当日までは、とにかくそれを考えないようにしていました。考えると不安になるからです。

 当日、テレビ局に入りました。遠方なので時間調整が出来ません。かなり早めに入りました。そうしたらお世話になったテレビ局の方がおられ、なにくれとなくお世話いただきました。そして、「最初は、こうやりますので、先生はこうやって下さい」と教えてくれます。実際に話してみての時間を計って、話しの組み立てをアドバイスしてくれました。トイレに行って、一緒に出演するに不安を訴えると、「大丈夫です。うまく編集してくれますよ。プロですから」と言っていただけました。

 時間が来ました。スタジオに入ります。テレビで見た人と一緒の空間を占めることに違和感を持ちました。

 収録開始です。今までただただ楽しむ側から見ていましたので気づきませんでしたが、芸人さん達の頭の回転の凄さにビビりました。「あの言葉に対して、この言葉を、このスピードで生み出せるの~!!!」です。何度も出演されている方も慣れた対応です。モジモジしていたら、隣の方が優しく「もうそろそろですよ」と声をかけていただきました。それがきっかけでなんとか「仕事」をしました。

 あの頭の回転の凄い芸人さん達から質問を受けて、へろへろになって応えました。へろへろ過ぎて、番組中は思わず不正確なことも口走ってしまいます。それに関しては、カットしていただくようにお願いしました。

 収録が終わって、直ぐにテレビ局を出て、家に帰って晩酌をしてホッとしました。

 以上の理由から、私としては赤面しかない状態です。そもそも、私がダメダメすぎて全カットになっているかも。とうことで、いつ、どんな番組で放映されるか教えません。聞かれても絶対に教えません。これに関してはコメントしないで下さい。知っている人は、それを人に伝えてはダメです。伝えたら、私は本当に怒りますよ。

 ダメダメの経験で赤面しかありませんが、関わったテレビ局の人がいい人だった、その人と仕事は出来たことは「良かった」と思います。それが唯一の救いです。

18/12/08(土)

[]適正値 06:40 適正値 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 適正値 - 西川純のメモ 適正値 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教員の適正な超過勤務の上限は計算できます。勤務時間が週40時間だったら、月で言えば約160時間です。給特法によって4%の手当をもらっているのですから、月の上限は6.4時間です。

[]すり替え 06:20 すり替え - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - すり替え - 西川純のメモ すり替え - 西川純のメモ のブックマークコメント

 12月6日に出された「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(素案)」を読んだとき、違和感を持ちました。それは、さまざまなところで、民間の働き方改革に関する法規や労基法を引用している点です。私の心の中には「だって違うじゃん」という言葉が何度も浮かぶのです。それが「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」を読んだときに、「な~んだ」と納得しました。巧妙な論理のすり替えのためでした。

 民間での超過勤務の月あたりの上限、年あたりの上限を使って教員の上限の目安にしているのです。「馬鹿言うな」と思いました。民間は36協定で労使の協定を結び、超過勤務にお金を払っている場合の上限です。教員は給特法によって超過勤務手当が付きません。そのために超勤4項目があるのです。だから基本的に月あたり、年あたりの上限は0であるべきなのです。それを月あたり45時間、年あたり360時間を高らかに言われても困ります。それを言うならば、給特法を廃止して、36協定を結ぶこととセットであるべきです。都合よく民間を引き出し、民間の前提をするりと避けている。論理のすり替えです。

 簡単に言えば、どこかの会社が超過勤務手当を出さずにサービス残業をさせていたとします。それを世の中に向かって「サービス残業は月あたり45時間、年360時間を超えないようにしています」と胸を張って言ったら、みなさんどう思います?「馬鹿か?」でしょ?

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/siryo/1411603.htm?fbclid=IwAR2LczyivsO8IO9Mo-bZRFCDyB2CIYwZclbKs_rBflgmcNSrO5NxTecW-rY

18/12/07(金)

[]私 21:57 私 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 私 - 西川純のメモ 私 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ふと思います。

 私は屑みたいな高校生であり、屑みたいな大学生でした。本当に屑です。

 だから、どんな学生を見ても、「俺よりはまとも」と思えます。

 私は学力的には最底辺の学校に最初に採用されました。中学校の内申書が純粋無垢のオール1、暴走族および暴走族OB/OGがいっぱいいる学校の「物理」教師と採用されました。そこで、子どもは子どもも、どんな子どもも同じ。皮一枚を剥がせば、かわいい子供がいることを学びまた。

 ということで、大学でどんなにいきがっている学生を見ても可愛いとしか思えないのです。どんなゼミ生も可愛いとしか思えないのです。

 今日も、私とのゼミ中、漫画を読んでいる学生、携帯を見ている学生がいます。私が思うのは、その学生の幸せです。でも、その幸せを保証するのは私の手立てではない。一人も見捨てない、日本を変える、世界を変えるという、多くの人にとって馬鹿馬鹿しいことを語ることなんです。

[]やっぱりね 10:25 やっぱりね - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やっぱりね - 西川純のメモ やっぱりね - 西川純のメモ のブックマークコメント

 12月6日にあった学校における働き方改革特別部会では、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(素案)」と「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」が出されました。(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/siryo/1411603.htm?fbclid=IwAR2LczyivsO8IO9Mo-bZRFCDyB2CIYwZclbKs_rBflgmcNSrO5NxTecW-rY

 委員の方に敬意を表します。

 そこに書かれていることは一部を除いて「その通り」なのです。しかし、泥はかぶるつもりはないのです。「労務管理に関して強制力のある法の整備」、「給特法の廃止」はするりと避けています。その代わりに、「そんなこと校長も教育委員会も百も承知、二百も合点、だけど、出来るわけない」ことを「やりなさい」と丸投げしています。なぜ、分かっているのに出来ないかと言えば、学校のサービス残業を当てにしている国民に対して説明しなければならないのは校長や教育委員会なのです。説明するための武器も与えずに、闘えと尻をたたいているようなものです。

 でも、仕方がないのでしょう。特別部会の出来ることはこれが限界なんだと思います。

 一点、怒りを感じるのは「年間を通じた変形労働時間制の導入」に触れています。口汚い言葉を使うことをお許し下さい。「お前ら、バカか?」と言いたい。ちょっとでも学校現場を知っている人ならば、そんなことをしたらどうなるか分かるはずです。おそらく、これを書いた人は3日間一睡もせず、4日目に1日寝ていれば大丈夫だと思っているのでしょうか?そもそも1日寝てもいいと言われた日にも、「子どものための仕事」が舞い込んでくる。

 素案には「緊急」という言葉が使われていますが、緊急の度合いが私の理解と違います。

 教育行政の人は、どんなにブラック、ブラックと言われても、教員志望の若い人は後から後から「わいてくる」と思っているでしょう。どんなに過酷であっても、教師という職にすがっているはずだと思ってます。

 数字を見れば分かります。若者の教師離れは深刻です。それは教員養成系学部への進学者、同学部の卒業生の進路を見れば一目瞭然です。

 今、脂ののりきってる教師が教師を辞めたり、時間講師になっている。退職者の中で本人の希望による退職者は退職者の4割を占めているのです。

 こんなのんびりした働き方改革でいいと思っている程度の「緊急」では崩壊するのはもうすぐです。いや、一部の学校では、もう、崩壊している。

追伸 今の時代、教師になろうと思う若者は国の宝です。しかし、それを使い捨てる学校、そうせざるを得ない現状を黙認している行政に、教員養成系大学の教師として怒りを感じます。

18/12/06(木)

[]ゼミ生 22:05 ゼミ生 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼミ生 - 西川純のメモ ゼミ生 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私のゼミに入った直後の学生さんは緊張します。ま、当たり前ですね。半年ぐらいするとゼミ中に寝っ転がります、スマホを見ます、カップラーメンを食べます。びっくりするでしょ?私はそれを気にしません。ようは、結果を出してくれればいいのですから。

 そのために私がゼミ生に伝えること。

1) 私はおっさんであること。

2) あなたが賛同するか否かに関わらず、西川ゼミは日本中の子どもに影響をあたえること。

3) ゼミ生を愛してること。でも、他人であること。

最後の3に補足しましょう。

 『学び合い』における上司は親ではなく、親戚ではありません、他人の上司です。管下の職員の幸せを願う上司です。

 OBOG諸君、そうやってだよね。

[]はじめて 09:42 はじめて - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - はじめて - 西川純のメモ はじめて - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は上越教育大学に赴任して32年目です。その中の2年間はコース異動のため学部の新ゼミ生をとれませんでした。それ以外は30年です。初めてです、30年間で初めて学部2年生に希望者が一人もいませんでした。どんな学年にも、尖ったもの、変わったもの、最先端のものに興味を持つ人はいるのですが、何でなんだろう。でも、新鮮な感覚です。

 一方、今年からひ孫弟子が生まれました。上越教育大学には西川ゼミOBの桐生教授、水落教授、片桐准教授がいます。水落さんの弟子、つまり、私にとっては孫弟子の大島准教授、榊原准教授がいます。その大島さん、榊原さんにゼミ生がつきました。つまりひ孫弟子の誕生です。

 同じ組織の中にひ孫弟子がいるなんて、日本中の中で私ぐらいじゃないかなと思います。これも新鮮です。

18/12/05(水)

[]妄想 21:47 妄想 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 妄想 - 西川純のメモ 妄想 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 出版業界の方々に電子書籍のことを話すと、「時期尚早」と言われます。そうですね、今の現状を考えれればその通りです。

 でも、未来予測は「今はこうです」というものがありますが、若い人の行動を見ていると、違うように思います。

 まあ、いつかは意見が分かれますが、いずれそうなるということは一致しています。

 いち早く、初期市場を占有しましょう。『学び合い』実践者だったら、先に紹介した本を読み終わったら、サポートしますよ。

 電子書籍のいいところ。

 第一に、売れなくてもいい。あなたの本で触発された人が

10人で会っても、その人たちが生涯に教える子ども地方都市一つぐらいはあります。みなさんが「一人も見捨てるな」と求める意味が大きい。

 第二に、分量は自由です。50ページでいいのです。

 みなさん、自分の実践をワードで書いてください。ようは、若い後輩、大学生をイメージしてください。

 みんなが出版したら、社会・日本が変わります。

追伸 本当に簡単です。

[]電子書籍 16:19 電子書籍 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 電子書籍 - 西川純のメモ 電子書籍 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が最初に書籍に関わったのは、平成4年に発刊された日本理科教育学会が編集した理科教育講座の学習理論に関する分担執筆からです。それから現在(平成30年11月)までに88冊の本に関わりました。それらの本の書き方に関して、平成22年に出版した「『学び合い』スタートブック」(学陽書房)以降と、それ以前の書籍の書き方は全く異なっています。

 スタートブック以前の書籍は学術的根拠を示しながら書いていました。一方、スタートブック以降は学術的根拠を出来るだけ省略し、実際のノウハウを中心に書いています。スタートブックは発売以降2万冊以上が売れました。教育関係の書籍としては例外的なヒット作と言えるでしょう。これは、その書き方が一般の教師のニーズにフィットしていたからだと思います。

 しかし、ノウハウ中心であることに物足りなさを感じている読者もいます。『学び合い』のノウハウは全て学術的な根拠に基づいています。例えば、『学び合い』ではグループ、班を教師が形成しません。これは膨大な学術データに基づいて確立されたノウハウなのです。しかし、ノウハウ中心の本だけでは、何故、グループや班を教師が形成しないのかが分かりません。そのため我流でグループや班を作ってしまう人もいます。

 現在、学術的な根拠を示した書籍は絶版で手に入りにくくなっています。今回、Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)の仕組みを使って再版することが出来ました。『学び合い』のノウハウを理解し、『学び合い』実践をしている方々に、これらの本をお読みいただきたいと思います。

 西川研究室に所属する学部生、大学院生は、必ず、今回再版する本を読みます。それは「なぜ、理科は難しいと言われるのか?」、「学び合う教室」、「学び合いの仕組みと不思議」、「静かに!を言わない授業」、「座りなさい!を言わない授業」、「忙しい!を誰も言わない学校」、「勉強しなさい!を言わない授業」、「気になる子の指導に悩むあなたへ」の8冊です。ここに書いた順序で読みます。これによって認知心理学的研究の結果として一斉指導の限界を明らかになってから、どんどん進化する『学び合い』の形成過程を追体験することが出来るのです。そのため今回の発刊に際して、加筆・修正することを最小限にしました。例えば、『学び合い』というネーミングは平成14年2月2日に決めました。従って、それ以前の本には使っていません。

 多くの人にとって『学び合い』は革命的すぎて、どうしてこのような教育が生まれたのか分からないと思います。しかし、上記を読み進めることによって、「あ~なるほどね」と納得することが出来るのです。それ故に、西川研究室では上記の本を、上記の順序で読むことを最初にします。読者の方も是非、上記の本を上記の順序で読むことを薦めます。

 本の一覧は、以下をクリック下さい。 

 https://amzn.to/2rippck

 この本の発刊において、表紙画像の利用を快諾していただいた東洋館に感謝します。また、表紙画像の加工は二井進さんのご協力をいただきました。ありがとうございます。

[]電子書籍の利用法 16:29 電子書籍の利用法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 電子書籍の利用法 - 西川純のメモ 電子書籍の利用法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 電子書籍を使ったことのない方は、さて、どうしたら読めるのかな?とお思いでしょう。でも、もし、iPadiPhoneをお持ちならば、直ぐに使えます。使ってみると本当に便利です。極端ですが、電子書籍があれば物理的な本を買わないと思います。

 高瀬浩之さんが作ってくれた説明書をお読み下さい。高瀬さんありがとうございます。

https://www.dropbox.com/s/9x6blbstpzx6wgy/kindle.pdf?dl=0

[]電子書籍 16:44 電子書籍 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 電子書籍 - 西川純のメモ 電子書籍 - 西川純のメモ のブックマークコメント

学び合い』の実践者の方々へのお誘いです。

 本を出しませんか?

 KDPの仕組みを使えば笑っちゃうほど簡単に本を出すことができます。皆さんの持っている様々な知恵を書籍として世に出しませんか?

 そんなの無理と思っている方々にご紹介します。

 「さるでもできるKindle2018」(250円)、「WordPowerPointKindle電子書籍が簡単にできる!」(463円)、「Wordで作れた!Kindle電子出版2018」(100円)、「副業?!キンドル出版だろ!」(99円)の4冊をご紹介します。カッコが価格です。安いですよね。四冊合わせても912円です。ちなみにKindleunlimitedの会員でしたら全部無料です。

 これらをご紹介したのは最新の情報に基づいているからです。というのはKDPのサービスは日進月歩です。昔はもの凄く手間がかかっていたのが、もの凄く簡単に出来るのです。書籍の本の場合、情報が古い可能性があります。

 読めば分かります。本当に笑っちゃうほど簡単に出版できるのです。

 今回、私は「『学び合い』出版」という架空の出版会社を創造しました。『学び合い』実践者ならばご自由にお使い下さい。

 なお、今回、上記の4つの書いていないことが分かりました。KDPで本を出すことの最大の障害は米国の納税者番号(TIN)を取得しなければならないところです。2013年度あたりの本には、そのことを長々と書いています。が、今回、フリーランスティーチャーの田中さんに教えてもらいました。マイナンバーを入力すればいいのです。分からなかったので、1ヶ月遅れてしまいました。一緒に悩んでくれた福坂昂大さんありがとうございます。

18/12/04(火)

[]シフト 21:22 シフト - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - シフト - 西川純のメモ シフト - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今までも、自分のスタンス、役割が変わると、すごく楽になるという経験は生涯に2度あります。教師という役割を脱皮する時期なのかもと思います。が、ゼミ生とじゃれ合うと幸せです。

 ドン引きされると思いますが、私をからかうために私の足に「ち○こ」と指書きして、私から叱られているゼミ生がいます。これって定時制高校の生徒と同じです。困ったことに、そんな馬鹿する学生を受容してしまう私がいます。

18/12/03(月)

[]変 21:16 変 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変 - 西川純のメモ 変 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 SNSでつながる人は若い人が多い。でも、現職経験のある若い人ばかり。これからを担う学生さんはいません。若い人にもイノベーターはいます。若き日のお杉さん。そのような方とは繋がっていません。私の限界なのか。

18/12/02(日)

[]時間講師 19:31 時間講師 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 時間講師 - 西川純のメモ 時間講師 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は時間講師の方々に期待しています。というのは、メンバーシップ型ではなくジョブ型の仕事ですから、正当に交渉できるのです。終身雇用を理由に不当な条件を押しつけられるのがメンバーシップ型の雇用です。

 しかし、終身雇用の働き方を引きずったひとは少なくありません。それにつけ込んで不当な要求をする管理職はいます。ですので、交渉の仕方を交渉すればいい。そして、不当な要求した管理職の情報を共有し、その管理職の学校には働かなくなればいいのです。あっというまに変わります。

[]すべきこと 19:20 すべきこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - すべきこと - 西川純のメモ すべきこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 文部科学省も都道府県教育委員会も、なんやかや言っても教師になりたい人は後から後からわいてくると思っているのでしょう。でも、その人たちが軽く見ていたのは、年度途中に辞める人がこれほど多くなるとは思っていなかった。

 文部科学省も都道府県教育委員会も、なんやかや言っても、安定した終身雇用にしがみつくと思っています。でも、その人たちが見逃していたのは、力量のある先生にとって過労死するかもしれない終身雇用にそれほど魅力は無くなったことです。労働条件のいい私立学校にヘッドハンティングされるでしょう。担任・部活・校務分掌の無い時間講師になるでしょう。そうなれば職場の年齢バランスは歪になり、若い先生方の負担は多くなる。

 もし、教育機会均等法に応えた学校が生まれたら、怒濤のように流れ始まるかもしれません。

 でも、そんなのは嫌ですよね。どうしたらいいか?

 「教師がブラック残業から賢く身を守る方法」(学陽書房)に書いたように、「嫌です」と断ればいいのです。勤務時間が終わったら帰ればいいのです。勤務時間内に終わる程度の仕事が給料に見合った仕事の量です。それ以上は「出来ません」と言えばいい。

 でも、言いにくいですね。

 「2030年 教師の仕事はこう変わる!」(学陽書房)で書いたように、教えるから、マネージメントにシフトしましょう。クラスの子どもたちを管下の職員として、最高の職場を実現しましょう。『学び合い』の実践者だったら、その姿はイメージできますよね。

 でも、周りの人がドン引きしそうですね。

 どうしたらいいでしょうか?

 「教師がブラック残業から賢く身を守る方法」、「2030年 教師の仕事はこう変わる!」を周りの人に紹介してください。SNSで流してください。そうすれば分かる人が増えます。そうすれば「嫌です」と言いやすくなる。いや、あなたの代わりに「嫌です」といってくれるかもしれません。マネージメントにシフトする人が増えれば、あなたもやりやすくなる。

 矢玉はとりあえず私が受けます。そのために書いた本です。

 子どものためにも、同僚のためにも、教師の卵のためにも、そして、あなたや家族のために、急がねばなりません。

[]増刷 17:54 増刷 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 増刷 - 西川純のメモ 増刷 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『2030年 教師の仕事はこう変わる!』(学陽書房)の増刷され、3刷が発行されることになりました。ご愛顧感謝します。

 正直、この本が分かる教師はそれほど多くはないと思っていました。失礼しました。時代は私に近づいていますね。私と同じようなことを考える教師が増えている。

18/12/01(土)

[]怒り・心配 19:15 怒り・心配 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 怒り・心配 - 西川純のメモ 怒り・心配 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、他ゼミの学部卒業生が1年もたたずに教師を辞めたという話を聞きました。本当にビックリしました。能力的にも、性格的にも教師向きの人です。驚いて、その人の指導教員に聞いたら酷いのです。新任の彼にその学年の手のかかる子供を集めたクラスを担任させたそうです。現場の教育力はここまで地に落ちたかと情けなくなり、その学校の校長を思い浮かべ「恥を知れ!」と毒づきました。

 上越教育大学教職大学院には教員採用試験に合格したのにもかかわらず、名簿登載期間延長の制度を使って大学院に入学する人がかなりいます。私の研究室に3人います。そして、大学院1年の時に受験して合格して、名簿登載期間延長を利用して2年目を学ぶ人がいます。これって凄いですよね。働いていたら年収400万円はもらえます。2年間だったら800万円です。2年間の大学院の学費、生活費も加えたら1000万円の遺失利益があります。

 しかし、彼らは賢い選択をしたと思います。なぜなら、学部教育で確実に生き残れるほど今の現場の教育力は高くない。そこで生き残れる能力が無ければ、すぐに辞めてしまう。そして、辞めたところで再度合格することは難しいでしょう。上越教育大学の教職大学院では協働力を育てるカリキュラムと実習を経験させます。簡単に言えば、おじさま、オネーサマに可愛がられる教育です。これは本学だけの特徴です。なぜならば、他の大学院は現職者と学卒者の科目が別々ですから。ま、常識的にはそうですよね。でも、本学のカリキュラムを設計したのは私です。だから、文部科学省のご指導に対して、協働力を説明して特別に許してもらえたのです。

 さて、私には心配なことがあります。

 新潟県小学校の倍率は1.2倍です。複数の都道府県の受験者を考慮すれば1倍を切っています。そして、新潟県には名簿登載期間の延長制度はないのです。1年後にどれだけ生き残れるか?新潟県の学校現場の教育力が問われます。

追伸 私が受験した頃の東京にはA採用、B採用、C採用がありました。A採用は確実に採用される人です。B採用はおそらく採用される人です。C採用はもしかしたら採用される人です。ちなみに私はB採用でした。その私が学力的には最底辺の学校の物理教師として採用されたのです。私が生き残れたのは、一にも、二にも、三にも、職場であり、先輩教師のおかげでした。それを思うと、学生さんが可哀想で仕方がないです。

[]興味深い通知 18:03 興味深い通知 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 興味深い通知 - 西川純のメモ 興味深い通知 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、興味深い通知を手に入れました。それは平成30年9月20日に文部科学省初等中等教育局長が発した「小・中学校等における病気療養児に対する同時双方向型授業配信を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)」というものです。

 小学校、中学校の子どもが長期病気療養を必要とする場合、同時双方向の授業をやることによって出席と扱ってもいいという通知なのです。

 私は前々から小学校、中学校でも自由な通信による教育が実現したらいいのにな~っと思っていました。そうすれば学校や学区に縛られません。子どもの学修の自由度も高まります。が、大学、高校は通信制が学校教育法に明記されているのにもかかわらず、義務教育は規定されていません。でも、規定されていないから、駄目と言うことはないと思っていました。

 で、例外的な措置としての、この通知の中で、どんなことが書かれているかを読んでいたのです。その結果、一般の授業でやっちゃダメというようなことは一言半句も書いていないのです。

 つまり、文言の中で学校教育法のどこどこに反するが、特例措置として認めるというような文言が無いのです。そこにあるのは、普通学級の子どもが通信で授業したら当然成り立つようなことばかりが留意事項としてあるだけです。例えば、授業するのは教員免許状がある人であるとか、教科書を使いなさいとか。そうだよな~っと分かっていました。だって法律は法規で明文化されていないことを求めたり、禁止することは基本的にありえないからです。

 ようは、やるかやらないか、だけのことですね。