西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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18/11/04(日)

[]校則 10:39 校則 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 校則 - 西川純のメモ 校則 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 校則違反を理由に校外学習を外すということを公立中学校がやったそうです (https://this.kiji.is/431037591501063265?fbclid=IwAR132a1oKStEs_Ekesls0c3AqnD87Cg7XNL874BNdki4ueAuTst-XVwLvEE)。

 愚かだな~と思います。まず理解すべきは、公立義務教育において校則には全く法的根拠はないのです。公立の高校、大学も、学校教育法等の法規に明記されていないものは、公序良俗の範囲を大幅に逸脱していると法廷で勝てるレベルではないならば生徒・学生に強いることは出来ません。私立学校においても、入学時の段階に明確に校則を明らかにして、了解を得たと実証できないならば強いることは出来ません。これは憲法13条によって保証されています。

 きっと、この中学校が保護者から訴えられて敗訴したならば、その学校や近隣の学校は分かるでしょう。ようは学校が勝手に子どもに強いたことに対して、子どもも保護者も従っていたので、教師がそれを強いる権利があると思い込んだだけのことです。

 幸い、私は教師になって直ぐに、それが誤りであることを知りました。私の教えた子ども達は教師の言うことを聞きません。私が強いても従わないのです。慌てて先輩などに聞いてみましたが、教師には殆ど何らの権力も無いのです。

 例えば、退学を考えてみましょう。公立の義務教育には退学はないのです。公立の高校、また、私立学校であれば退学させることは出来ます。しかし、それが妥当であるか法廷で闘う覚悟があるでしょうか?極端な例で言えば、教師を殴ったとします。民事事件に持ち込むことは出来るでしょう。何も考えずに殴る子どもはいないでしょう。その子が殴るに至った過去の経緯を洗い出して、教師に一点の曇りもないということがありえますか?そんな状態で退学処分が法廷で勝てるでしょうか?

 荒れた学校を厳しい生徒指導で建て直したことを胸を張って語る教師がいます。ニコニコ承りますが、心の中では「楽な地域・学校に勤めているんだね。あはははは」と心の中でせせら笑います。そして、『あなたは教育基本法第一条を読んだことがあるの?そこには「平和で民主的な国家及び社会の形成者」を育成すると書いてある。法的根拠もなく、子ども達による民主的な手続きによらない規則によって子どもを強いることによって民主的な国家及び社会の形成者が育成できるの?啓蒙的専制君主の域を出ない。啓蒙的専制君主は結局、専制君主であり、民主的な国民を許さない。あなた、法律違反しているよ』と思います。

 詳しくは「アクティブ・ラーニング時代の教室ルールづくり入門」(https://amzn.to/2RzBqW2)をご覧下さい。平和で民主的な国家及び社会の形成者を育成するには、教室が平和的で民主的であらねばならない。そして、教師は啓蒙的専制君主ではなく、民主国家の公僕であらねばならない。