西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/08/31(金)

[]仕込み 21:02 仕込み - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仕込み - 西川純のメモ 仕込み - 西川純のメモ のブックマークコメント

 西川ゼミのミッションは日本を変えるです(https://bit.ly/2k5Slzr)。馬鹿げていますね。でも、そんな馬鹿げたことが「素敵」と思う「馬鹿」(私は馬鹿を悪い意味で使いません。悪い意味で使う場合は「愚か」を使います)がゼミに入ります。ゼミ生に対して「日本を変えるために何が出来るか?」を問いました。

 まだ、浅い。でも、素直な彼らは自分の考えを語ります。

 今は、「西川」のミッションを「西川」に語っています。

 やがて、「自分」のミッションを「西川」に語ります。

 でも、「自分たち」のミッションを「みんな」に語ります。

 願わくば「自分」のミッションが「自分たち」のミッションと一致させ、「みんな」に語りかけて欲しい。

 なんて、欲深なんだろう。でも、そうしない限り、彼らの一生涯の幸せは保証できない。

https://www.youtube.com/watch?v=MrNP1TO-rKY

 子ども集団づくりは、酒造りと同じです。

追伸 もちろん、私を感激で泣かせてくれることを期待しています。それが教師の醍醐味です。

[]心 07:12 心 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 心 - 西川純のメモ 心 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 一人も見捨てられない社会・教育が自分にとって「得」ということを理解すれば、全てのテクニックを捨てても『学び合い』は成立します。というか、そうなれば意識しなくても超高度なテクニックを駆使しまくります。まあ、身体化した状態と言えるでしょう。

 二十年以上前の話です。そのころ現職院生のゼミ生達と「自己モニター」というテクニックを開発しました(詳細は省略します)。これが実に効果覿面なのです。学部学生がそのテクニックを使って卒業研究をすることになりました。学部学生なので知り合いの先生(西川ゼミではありません)にお願いして実践してもらいました。ところが、全く子ども達は学び合わないのです。自己モニターの効果を信じ切っていた私は理解できません。そこで、授業中のビデオを視聴しました。

 分かりました。

 お願いした先生は『学び合い』を理解していません。当然、不安になります。それが、そこかしこに現れるのです。例えば、立ち歩こうと動き出した子どもがいると、とたんに不安そうにその子を見るのです。見られた子どもは自席に座ります。

 『学び合い』において教師はあまり語りません。しかし、語っていない時も、教師の表情・動きは雄弁に語り続けているのです。

 その後も、膨大な学術データでそれを明らかにしました。

 では、それをコントロール出来るか?例えば、「これこれの時は、視線を37.5度を見る」というテクニック化できるか?無理です。そんなに自己コントロール出来ません。そんなのが出来るのは一流の詐欺師か一流の役者ぐらいでしょう。ホモサピエンスは群れる生物です。相手の行動を予測することによって生き残った生物です。だから、大脳の多くの部分、表情を動かす機能に費やしています。同時に、それを読み取るために大脳のリソースを費やしているのです。

 では、どうするか?演じるのではなく本気で信じるしかないのです。

 でも『学び合い』は心と言っても意味不明です。だから、安全に実践できるための本を初心者のために用意しました。何度も書きましたが『学び合い』スタートブックだけで実践を始める人がいますが、そりゃ無理です。あの本は『学び合い』の凄さを分かってもらうための本で、実践のテクニックはそれほど整備されていません。

 『学び合い』を実践するのであれば、最低限、以下の5冊を読んでください。

学び合い』ステップアップ(https://amzn.to/2oq4DGq

週イチではじめるアクティブ・ラーニング入門(https://amzn.to/2N3fhkh

学び合い』を成功させる教師の言葉がけ(https://amzn.to/2wx2k88

学力向上のテクニック入門(https://amzn.to/2PO6HEF

みんなで取り組む『学び合い』入門(https://amzn.to/2MCyPfL

 以上を読んで、その通りに実践したならば、絶対に成功します。『学び合い』はシンプルです。そのシンプルな実践を二十年以上、数千人の人が実践しているのです。起こるであろう問題点は出尽くしています。そして、学術研究と数千人の実践者がそれに対する対応策を編みだしています。それらの多くは上記5冊にまとめられているのです。

 これによって教師の不安は解消されます。安心している教師の心をクラスをリードする子どもに伝わるのです。

 やがて『学び合い』が確かなものであることを理解すると欲が出ます。そうなると様々な各論の本に行くのです。例えば、明治図書で対話本(https://amzn.to/2MFYTXC)を出しています。それを読むと西川ゼミのゼミ生と同じように私と話しているように感じられると思います。上記5冊の本の1行に書かれたことの裏に、どんな膨大な背景があるかを理解するのです。そうすると5冊に書かれたテクニックの応用が可能となります。

 次は個々バラバラのテクニックが理論としてどう繋がっているか、その先はどうなっているかを知るために手引きを書きました。

 資質・能力を最大限に引き出す! 『学び合い』の手引き ルーツ&考え方編(https://amzn.to/2oq0rq4)とアクティブな授業改革編(https://amzn.to/2MDWVqp)を書きました。

 このあたりになると、『学び合い』は面白い授業、分かりやすい授業を目指しているわけではないことが分かります。『学び合い』は子どもの一生涯を幸せにする教育だと言うことが分かるためには、子ども達のこれからの人生が分からなければなりません。

 そのために以下を書きました。

学歴の経済学(https://amzn.to/2PPMQol

2020年激変する大学受験!(https://amzn.to/2LIGALX

アクティブ・ラーニング入門(https://amzn.to/2orR2Ox

サバイバル・アクティブ・ラーニング入門(https://amzn.to/2NBViGu

アクティブ・ラーニングによるキャリア教育入門(https://amzn.to/2C4Dm5W

 これを理解できれば、色々なことがあっても心がぶれなくなります。そして、語る言葉にパワーが宿ります。だって、「三桁の足し算を分かって欲しい」と「君たちが一生涯幸せになれるかなれないかは今、決まるんだよ」と思っている教師の違いは、大人の腹を読み取ることに長けた子どもだけでなく、多くの子どもは分かりますから。

 そして、子どもに語っていることは実は自分も例外でないことを理解するための本も用意しました。

汎用的能力をつけるアクティブ・ラーニング入門(https://amzn.to/2NzokWW

2030年教師の仕事はこう変わる!(https://amzn.to/2wuLFTh

教師がブラック残業から賢く身を守る方法(https://amzn.to/2NzRSDS

 これが分かれば、我がこととして子ども達に語ることが出来ます。

 多くの教育実践書は教科ごと、学年ごと、内容ごとに分かれています。しかし、『学び合い』の理論と実践は非常に汎用性に富んでいます。しかし、『学び合い』の心を理解するためには、段階を踏んで深めなければなりません。

 長文を読んでいただいた方に申します。あなたはどの段階まで行きましたか?是非、本を読んでください。そして、積極的な行動、例えばSNSでの情報発信、『学び合い』の会への参加を進めてください。あなたの前にいる子ども達の半数は厳しい未来に突入するのです。すでに40歳代に突入している人もいます。急がなければなりません。そして、それが我が身を守る道でもあります。

 私が「『学び合い』は心」と言う真意は、「短く」書いてもこれだけのことが関係しているのです。