西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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18/08/26(日)

[]理論 17:10 理論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 理論 - 西川純のメモ 理論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 多くの方が毎年、上越に学びに来られます。私と徹底的に議論します。かなりの方が、私に質問したことを若い学生に聞きます。そして、「どの学生さんも先生と同じことを言います」と感心されます。でも、当たり前です。数学の問題は教授が解いても、学生が解いても同じです。それが理論というものです。

 では、どうやって若い学生は入学して1年弱でそれを獲得できるのでしょうか?

 それは膨大な対話によるものです(https://www.youtube.com/user/TheNishikawalab/videos)。この対話を疑似体験できるように本を書いています。なかには、対話形式の本も書いています。

 どんな質問にも瞬時に応え、それを『学び合い』の理論によって説明します。ありとあらゆる問題がシンプルな理論によって解き明かされるのを経験するのです。だから、現職経験の無い若い学生でも1年弱で獲得できるのです。

追伸 理論は伝えられる可能性は高いですが、志は別です。私と繋がっている間、即ち、西川ゼミに所属している間は、志を高く維持できます。しかし、それから離れれば、一人で維持しなければならない。これは大変です。実は私だってそうです。だから、繋がることが大事なのです。

[]志・理論 16:57 志・理論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 志・理論 - 西川純のメモ 志・理論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』でも、従来型の授業でも、授業を決めるのはテクニックではありません。その教師の持っている志であり、理論です。何故なら、クラスの有り様を決めるのはクラスの一部の子です。その子が教師を高く評価すれば、他の子は高く評価します。

 分かりやすく話しましょう。校長が職員会議で話していることを理解している人はどれだけいるでしょうか?あまりいません。分からなくても具体的に行動しなければならないとき、分からない人はどうしますか?分かりそうな人に「結局、どうしたらいいの?」と聞くと思います。でしょ?そして、一部の教師は、「何故、そうするの?」と聞きます。分かる人は校長の言葉を使いながら、校長が何を考えているかを解読します。その時、校長を評価しながら説明するでしょう。そうすれば、聞いている人は、校長を評価します。でしょ?それと同じことがクラスでも起こっているのです。

 さて、分かる人はどうやって校長を理解するのでしょうか?校長の言っていることと、行動をもとに理解するのです。言っていることと、行動が一致していなれば、行動から探ります。そして、そのような人の腹を探ることに長けた人同士が情報交換するのです。これによってかなり正確に判断できます。

 『学び合い』が従来型よりも優れているのは、理論が明文化されていることです。そして、その理論が一つの願いと学校観、子ども観に集約できるからです。従来型の場合、その部分が曖昧なので、その人の頭にある(?)理論によって言動が定まります。ところが、その理論が複雑なものだと、恣意的に観られてしまうのです。『学び合い』はその危険性が低い。

 優れている点の第二は、明文化されているので、それを伝えることが出来るのです。伝えれば分かるというわけではないですが、明文化されていないものを伝えるより遙かに簡単で確実です。

 優れている点の第三は、『学び合い』の理論は授業レベルに当てはまるだけではなく、職員室においても、地域の教育においても同じなのです。

 『学び合い』の理論は言葉的にはもの凄くシンプルです。例えば「一人も見捨てない」などは8文字に過ぎません。しかし、心が弱くなると、「あの子はしょうがない」と見捨ててしまうことはありえます。それを踏ん張るのは志ですが、それを常に堅持できる人は多くはない。じゃあどうするか?子どもと同じように教師同士が協働的になることによって乗り越えるのです。

 『学び合い』の実践者の方、思い出して下さい。あなたのクラスで常に「一人も見捨てない」と思い続けている子どもはいますか?いないでしょ?でも、集団としてみたとき「一人も見捨てない」行動をやり続けられる集団を創り上げることは可能です。

 というレベルの理論なり志は、基本的に人と人との間で伝わるものです。私の本はその手助けだと思っています。だから、『学び合い』の会などがとても大事になるのです。