西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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18/08/25(土)

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 昨日のゼミの最後、差し障りがあるので動画にアップしなかった部分があります。差し障りのあるところを抜かして何を語ったかを書きます。

 ゼミ生が一斉指導と『学び合い』の両方を学びたいというので、その注意点を教えました。テクニックとしての一斉指導と『学び合い』は併用できます。しかし、クラス集団の質を決めるのは2割弱の子どもです。その子ども達は大人の腹を読むことに長けています。だから、併用できると思う程度の理論しかないことを見透かすのです。

 その子ども達にとって『学び合い』は一斉指導よりはるかに大変です。それでもやり続けるには、一人も見捨てないという願い、それを成り立たせている学校観、子ども観を理解して信じていなければなりません。でも、それを語る教師が、その願い、学校観、子ども観を理解しておらず、信じていないならば、クラスをリードする子どもはどう思いますか?自明です。

 では、全ての人がこのレベルに達せられるか?

 無理です。というか不自然です。

 働くアリ、働かないアリの話を知っている人は多いと思います。働かないアリの存在は健全な集団を維持するためには必要なのです。

 仮にテクニックレベルの理解の教師であっても、身近に理論的レベルの教師がいれば、『学び合い』は揺るぎません。例えば、全校『学び合い』で一部の理論的レベルの教師が全校の子ども達に語れば、それでいいのです。また、テクニック的レベルの教師では乗り越えられない状況が生じたとしても、理論的レベルの教師がアドバイスすれば良いのです。

 その後、そのゼミ生は、日本を変えるには何人ぐらい必要なのか?と聞きました。我がゼミのミッションは一人も見捨てられない社会・教育を実現することですから。(bit.ly/2k5Slzr)

 日本の小中高の教師の数は70万人です。その全部を変える必要はないし、過半数でもない。イノベーターとアーリーアダプターの16%が『学び合い』を理解出来れば集団全体を変えられます。つまり11万2千人です。でも、実際にはそれほどは必要ありません。

 イノベーターとアーリーアダプター以外の人が納得するのは理屈ではありません。それは「多くの人が納得している」という事実なのです。これは極めて単純で妥当な判断の方法です。ただし、「多くの人」と言っても統計データによってではありません。

 これから若い人が大量に採用され、一気に世代交代が行われます。この人達が「多くの人」を判断する手段は何だと思いますか?

 SNSです。

 ゼミ生に「君らの世代の人で、積極的に自分の教育実践を発信している人ってどれぐらいだと思う?」と聞くと、1%もいないとの答えでした。ムーアによれば16%の壁を越えればパンデミックが起こります。つまり11万2千人の1%、1120人が積極的に情報発信をしたならばパンデミックが起こります。全国の『学び合い』実践者は1120人より遙かに多い。つまり、その人達が積極的に情報発信をしたらば、今すぐにでもパンデミックが起こるのです。

 ツイッターで”学び合い”で検索して下さい。タイムラインの過半数は『学び合い』に関してです。そして、それを発信している人は十人程度です。

 古代から現代まで、中国の革命の多くは、不満を持った農民の蜂起から始まる。しかし、不満を持った農民は組織だった組織に各個撃破される。不満を持った農民を糾合し、組織立てるには理論が必要だ。だから、それを持った人が革命に参加したとき、革命は成就する。

 ゼミの最後にゼミ生達に、「だから西川研究室の修士1年の11人だけでも日本を変えられる。○○ちゃん、助けて~、助けて~、という声が聞こえない。その子が救われるか奈落に落ちるかは、君が決めるんだよ。この言葉を本気で言っていることは分かるよね」と満面の笑顔で立ち去りました。○○ちゃんは耳を押さえていました。いい子です。

 つまり、全国の『学び合い』実践者の皆さん、皆さんが行動すれば、明日にも日本を変えられます。