西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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18/08/12(日)

[]大学 09:54 大学 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学 - 西川純のメモ 大学 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の講演を聴いた方だったら聞いたことがある流れです。

 少子高齢化→国内市場の縮小→長期の不景気→終身雇用制度の崩壊→企業内教育の崩壊→メンバーシップ型からジョブ型→即戦力を求める企業

 こうなったときの就職活動はどうなるかを知りたければアメリカでの就職活動を知ればいいです。

 アメリカでの就職活動での特徴は、第一に、学歴重視・成績重視であることです。

 出身大学が一流であること、修士以上の学位を持つこと、GAPの高い成績がもとめられるのです。即戦力を求めるのに学歴・成績を求めるのは大学がジョブ型に対応しているからです。大学の授業が徹底的に即戦力に関わる講義・演習です。特に修士以上になると、ケーススタディで徹底的に鍛えられます。成績が厳密で、どんどん落とされます。

 ということをしているから学歴重視・成績重視なのです。もし、上記を満たさないと企業から思われたら卒業生が就職出来なくなります。だから、します。

 第二に、インターンシップが盛んで、それが就職活動に直結しています。

 さて、上記に関して今の大学が対応しているでしょうか?残念ながら否です。今の大学は研究者養成のジョブ型教育を、研究者養成でない大学もしています。

 では、企業はどうやって即戦力の学生を求めるでしょうか?

 私は「研究室」だと思います。これは、理系ではずっと前からそうでした。私の所属した研究室も特定の企業との繋がりがあり、指導教官の推薦があれば確実にそこに就職できました。

 膨大な応募者の中でフィルターをかけるとしたならば「研究室」がもっとも安全です。

 そのような研究室を主催する大学教員はどんな人でしょうか?企業との繋がりを持っている人です。企業の講演会に呼ばれる人です。そのためには情報発信を積極的にやらねばなりません。今までは研究者に読まれる論文を書けば良かったのですが、その内容を実務に繋げた本を書き、講演を出来る人です。

 さて、このような人はどれだけいるでしょうか?みなさんの出身大学を思い浮かべて下さい。おそらく、1割もいないと思います。仕方がありません。大学研究者の評価システムは学会での業績「のみ」で評価されていますから。そうやって育てられているのです。

 大学受験の産業がその流れを知るのはタイムラグが生じます。

 そうなると、名門の○○大学に入学したから安心だと思って入学した学生が、入学してしばらくすると気づきます。○○研究室か○○研究室に所属しなければ一流企業に就職出来ない。その研究室に所属するためにはGAPは何点以上で、○○、○○という講義の成績がSであることが最低条件。また、研究室で求めるパフォーマンスを上げない場合は卒業単位が得られず、退学か他研究室に異動を余儀なくされるのです。つまり、大学が研究室という小大学の集合体になるのです。

 ただ、このような変化に関して、一点障害があります。

 それは文部科学省が入学定員に関して厳密だからです。入学した学生のほぼ全てが卒業するというモデルのもとに構築されているからです。

 さて、実はもう一つのシナリオがあります。

 それは企業・生徒が大学を見捨てるというものです。

 ジョブ型に対応している大学教員は、自分の大学の学生でない人を研究室に所属させます。その人が所属することによって自身の研究室の業績を上げられるような人です。そこでの成果をもとにその人の推薦状を与えるのです。それが学歴になるのです。さらに資格を取ったり、実務経験を積んだりするのです。この方が脱工業化社会に対応した就職活動ですね。

追伸 昔から一流の人の名刺を100枚集められれば就職出来ると言われます。そのようなものです。