西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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18/08/11(土)

[]チェックメイト 18:18 チェックメイト - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - チェックメイト - 西川純のメモ チェックメイト - 西川純のメモ のブックマークコメント

 安倍首相文部科学省を潰すという話しを色々なチャンネルで聞きます最初聞いたときはショックで呆然しました。(最近抵抗感がつきましたが)でも、立法が見送られたフリースクール義務教育にするという、教育機会確保法の拡充版が通ればそうなるな、と思います。もちろん、そうならないことを願っています

[]ママ友の会話 17:54 ママ友の会話 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ママ友の会話 - 西川純のメモ ママ友の会話 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以下は架空の会話です。しかし、既にそれと同じようなことが日本で起こっており、今後増えるであろう会話です。

 

田中お久しぶり。お互いに来年高校3年生になるわね。幸子ちゃんはどこ受けるの?

佐藤:あの子のんびり屋さんだから、まだ決めていないの。恵子ちゃんはどこ受けるの?

田中:あの子は○○大学だっていっているだけど、この前の模試の結果では届いていないの。あ、そういえば山田さんのお兄ちゃん東京大学合格したの知っています?凄いわよね~。○○高校合格したのは1人だけで、それが山田さんのお兄ちゃんだそうよ。

佐藤:うちの子東京大学合格したのよ。

田中:え??聞いてなかった。お兄ちゃんはたしか○○高校に進学したのよね。じゃあ○○高校東京大学合格したのは二人なの?一人だけだって聞いたけど。

佐藤:あの子高校1年で退学したの。

田中:え?聞いていなかったは。何で?

佐藤:あの子が、「この学校勉強自分に合わない。それに進路指導先生が昨年まで農業高校に勤めていて、旧帝大受験のことを聞いても何も応えられない。僕でも知っていることを応えられないんだよ」と言ったので、「それなら、そうしたら」と退学させたの。

田中:え~・・・・・。で、どうしたの?

佐藤:自宅や図書館勉強していたの。

田中:どうやって勉強したの?

佐藤インターネットを探せば授業動画が一杯あるのよ。私も観たけど、私の高校時代先生より遙かに上手いの。それに問題集参考書はあるし。最近東大生も参加するネットサービスがあるわ。インターネットテレビ電話で分からないところを教えてもらえるし、受験傾向のアドバイスも得られる。

田中:そんなので勉強になるの?

佐藤:そりゃなるわよ。だって受験関係しない科目の勉強をせずに、ひたすら受験関係する科目に専念できるから。もろもろの学校行事にも参加しなくてもいい。徹底的な受験勉強ね。

田中:でも、高校卒業しなければ大学受験できないよね?

佐藤:そんなことはないのよ。高校卒業程度認定試験という試験があってこれに合格すれば大学受験資格を得ることは出来るの。試験科目は5教科のみ。だから大学受験勉強をしていれば、自然合格できるわ。

田中:なんか、凄いけど、それでいいのかしらって思っちゃうけど。

佐藤:私も。でも、お兄ちゃんがそう願ったか応援したの。下の幸子はお兄ちゃん勉強する姿を見ているけど、私はみんなとわいわいやれるから高校に行くって言っている。だから、幸子は高校に通っているの。

田中:へ~。でも、お兄ちゃんは一人でずっとというのは辛くないかしら。

佐藤不登校の子どもをバックアップするNPOはこの町にもあるの。そこに行けば、年齢の違った色々な子どもと関われる。あの子中学校の子勉強を教えていたわ。その子は息子の姿を見ていて、高校に行かない、って言っているみたい。親御さんも、その方が良いと言っているのよ。

田中:へ~。

 

 そして田中さんは、色々なところで以上の話をします。その話しを聞いた保護者の中で、学校に行くことに辛さを抱えている子ども保護者佐藤さんに相談に行くようになります。増えるに従って、その地域保護者の中で高校に行かないという選択肢一般します。

 しかし、このことを知る高校先生殆どいません。いても、「変わった親がいるね」と思う程度です。

 ちなみに、今は大学入試の話をしましたが、これは小学校中学校保護者でも同じです。二人子ちゃん、三人子ちゃんママ友ネットワークの中で広がります。そして、キャズムの16%を超えたとき、一気に広がります。その時、学校は「何故、学校教育があるのか」に応えなければなりません。ちなみに、それが出来ないから「高校入試に影響するぞ」という脅し文句を使う中学校教師が少なくないのです。

 

 以上、架空の話しです。

[]シナリオ 16:49 シナリオ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - シナリオ - 西川純のメモ シナリオ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、OBと色々なことを話しました。その中で学校制度崩壊シナリオが鮮明になりました。地方でも学校に行かせず、ネット上の授業動画通信教材で学ばせる親がぽつぽつを生まれているそうです。その親はNPO運営しているような人で、アンテナが高く、行動力のある人です。

 ここまでは私のイメージしたものと同じです。

 私にとって新鮮だったのは、学校全否定しているわけではなく、兄弟の中で学校に行かせている子がいる一方、学校に行かせてない子どもがいるそうです。ここが新鮮でした。

 今、ネガティブ不登校ではなく、ポジティブ不登校選択している保護者イノベーターです。これがアーリーアダプターに広がって臨界点を超えるとパンデミックが始まりますイノベーターアーリーアダプターの違いは、前者は理屈だけで行動しますが、後者は少数ですが実績を求めます

 イノベーターの人とその他の人との人的接触はないと思っていました。何故なら、保護者同士の接触は学校を介している場合が多いですから。だからネットや本などの情報によります。ですが、弱いな、と思っていました。ところがです、兄弟の中で学校に行かせている子がいる一方、学校に行かせてない子どもがいる保護者であれば、学校を介してママ友ネットワークに繋がります。それを通して、情報が流れます

 学校に行かない子ども高校入試の科目に特化した勉強が出来ることが分かり、それが実際に結果として受験結果に表れることをママ友ネットワークで流れたらどうなるでしょう。そして、学校に行かなくても子ども同士が関われる場を、イノベーターの人がNPOで立ち上げているという事実を知ったら。

 ネットよりも遙かに感化力は高い。

 こりゃ、ほっておいても崩壊は起こるな、と確信しました。

[]濃縮 13:21 濃縮 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 濃縮 - 西川純のメモ 濃縮 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は新潟県教育センターで講演しました。教職大学院スタッフによる連続講演です。私はその最後です。タイトルは「学校子ども教師未来20年後あなたは食べていけますか?」という、およそ一般先生食指を動かさなテーマです。私としては10人ぐらい来たらいいな、と思っていましたが19人集まりました。このレベルテーマで集まる方々なので、いつもとはがらりと違えて、基本、参加者同士が話し合う研修会にしました。予想通り、「いい感じ」でした。こんな人達職員室が構成されたら、どんなに楽しく、どんなに高い成果が上げられるか、と思いながら見ていました。

[]少人数 07:15 少人数 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 少人数 - 西川純のメモ 少人数 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 かつて「少人数指導では学力は上がらない」という副題の本を書きました。(https://amzn.to/2w0QUJi学力なんて簡単に上がります。ようはツボがどこかを分かったら。

 30人学級二つを三つに分けて二十人学級になったら少人数指導になると思っている人がいるのが理解できません。30人でも、20人でも、10人でも個別指導は出来ません。せめて5人以下にしなければ。そして、5人以下にしても成績がそれほど上がらないことは、全国の僻地小規模校の実態が明らかにしています

 という、小学生でも分かる論理が、多くの人に理解されず、多くの予算無駄にされていることに脱力感を感じます

 学力向上の最大のポイントは、本人が学力を上げたいと思うことです。でも、歴代担任が「勉強しなさい」と言い続けても変わらなかった子に対して、もう一度、教師が言うより、同級生が「一緒に勉強しよう」と言う方が遙かに有効です。

[]個別最適化 07:02 個別最適化 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 個別最適化 - 西川純のメモ 個別最適化 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「公正に個別最適化された学びの実現」という言葉があります。でも、この言葉主語は「学校」、「教師」だと普通の人は思ってしまう。違います学習者です。

 そもそも動的に変化する「公正に個別最適化された学び」を求める三十人の学習者を理解し調整することなんて神ならぬ人が出来るわけありません。

 でも、分からないのだろうな。だから、いつのまにか学校にとって、教師にとって、公正に個別最適化された学びの実現になってしまう。学習者にとっては一律の学びの実現になる。いつまでたっても工業化社会論理

 文部科学省の方、教育委員会の方、どうか「公正に個別最適化された学びの実現」を頑張らないでください。規制を解除し、ほっておいてください。

[]天才 06:54 天才 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 天才 - 西川純のメモ 天才 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 国はイノベーションを起こす人材養成必死になってやっていますしかし、そのレベルの人にとって今の学校教育邪魔無駄しかない。思い出してください。ビルゲイツジョブズがどうだったか

 そのレベル人材を発掘、育成するとしたならば、スーパーグローバル大学創成支援事業では間に合わない。その人達中間管理職の上であって多くはAI駆逐されてしまう。

 トップトップを育てられる学校日本にありません。せいぜいいって邪魔しない学校。だから学校外にそのような人材の受け皿をつくらねば。

https://www.businessinsider.jp/post-165753