西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/08/06(月)

[]Society5.0(その3) 07:20 Society5.0(その3) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - Society5.0(その3) - 西川純のメモ Society5.0(その3) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Society5.0の教育は現状の法・制度・技術で実現することは可能です。最大の障害は「基礎的・基本的な学力を保証する」という考え方です。多様化する社会・個人に共通する基礎的・基本的学力なんて存在するわけありません。それは工業化社会特有の考えです。

 工業化社会以前の農業社会には基礎的・基本的な学力は存在しませんでした。住んでいる地域、自身の社会階層・職業によって多種多様な学力があり、価値観さえも多種多様でした。読み書き算の3R'sさえも基礎的・基本的学力ではありません。なんとなれば、それ無しで一生を過ごす人が大多数でした。

 もちろん、今後の社会においても国民がすべからく持つべき能力はあると思います。しかし、それを国が定め、保証するというのが問題です。本当に基礎的・基本的な学力ならば、子どもは獲得します。例えば、学校教育での組織的教育がなくても、子どもは喋ることが出来ます。

 そんなこと言っても「四則演算」は教えなくては、夏目漱石は読ませなければ、と思っている、あ、な、た。その考えがSociety5.0の教育を阻み、Society5.0の社会への壁なのです。一度それを認めてしまえば、それは限りなく拡大します。最終的には、学校教育の9割以上を占めるでしょう。それでSociety5.0の教育を実現するのは、「早く退勤して下さい、でも、仕事はしっかりやって下さい」という校長の言葉と同じぐらい自己矛盾しているのです。校長の考える仕事を変えない限り。

 「基礎的・基本的な学力を保証する」を捨てられますか?2割の教師がそれを捨てれば、現状の法・制度・技術でSociety5.0の教育は実現できます。だって、学校教育法、学校教育法施行令、学校教育法施行規則、学習指導要領の縛りはきわめて弱いのが実際です。校長、教員、保護者が了解すれば、ものすごく大胆なことはいくらでも出来ます。

追伸 でも、その意識改革が難しいから、法の廃止が必要だと思うし、それが無理だと思うから私立学校、フリースクールに期待しているのです。