西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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18/06/16(土)

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 『学び合い』をし始めの人が「教師が教えるべき所はありますね?」と聞きます。私は笑って「ありません」と断言します。何故でしょうか?

 少なくとも5教科であれば学習指導要領の範囲内であれば、必ず教えられる子どもは2割はいます。何故なら、全ての教科で教えることは、成績中及び中の下に合わせています。日本の子どもの多くは塾・予備校・通信教材で学んでおり、保護者の半数は4年制大学を卒業しています。つまり、「教えなければならない」ならば、それは学習指導要領を逸脱していることを意味しています。

 もちろん理科の酸素検知管や5教科以外の場合、塾・予備校・通信教材で学んだ子がいない場合、教えないと分からない場合があります。その場合は自分が話すこと、板書することをプリントに書いて渡せばいいのです。そのレベルのことを教師が説明しても、多くの子どもは分かりません。難しいのですから。でも、教師が話したり板書すれば分かる子は、プリントを読めば分かります。その子が分かったら、対話を通して周りの子どもに説明すれば分かります。教師は多くの子どもと対話は出来ませんが、子ども達は子ども達と対話できるのです。それを教師が説明したら、分からない子どもチンプンカンプンでその時間を無駄します。

 ということで、単純な論理によってチェックメイトです。

 しかし、本質的な問題は『学び合い』の目指しているものです。面白い授業、分かりやすい授業ならば、腕のいい教師が均質性の高い子ども集団を相手にするならば一斉指導でもかなりの子どもを分からせおもしろがらせることは出来ます。しかし、その子どもが卒業した後、20年後、30年度の幸せを保証することは出来ません。

 残念ながら、多くの義務教育の先生は、それは自分の仕事ではなく、もっと大人になってからの誰かの仕事だと思っています。しかし、子ども達の一生涯の幸せを保証出来るのは義務教育の先生なのです。このことが分からないと「教師が教えるべき所はありますね?」と問う段階を超えられません。