西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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18/06/16(土)

[]Society5.0 17:06 Society5.0 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - Society5.0 - 西川純のメモ Society5.0 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある方よりSociety5.0の事を聞かれました。

 狩猟社会→農業社会→工業社会→情報社会(脱工業社会)という流れで社会が変化するという大きな枠組みがあります。Society4.0である情報社会(脱工業社会)になったと言われてから久しいのになかなか社会が変わりません。それに対しての苛立ちがSociety5.0という造語を生み出したのだと思います。

 しかし、情報社会(脱工業社会)なのに工業化社会と違わない社会のままなのは何故でしょう?政府の出しているSociety5.0の情報によれば、「ドローン」、「AI」、「ロボット」の発達によってSociety4.0がSociety5.0になるかのように書かれています。思わず微笑んでしまいます。見事にSociety3.0的です。ツールで解決しようとしている。この発想でSociety4.0を考えるから、どこまで行ってもSociety3.1か3.2程度で収まってしまう。

 大事なのは人の生き方なのです。

 情報社会(脱工業社会)になるのは、ものの考え方を「規格化」「分業化」「同時化」「集中化」「極大化」「中央集権化」から、「個性化」、「総合化」、「非同時化」、「分散化」、「適正規模化」、「地方分権化」に変えなければなりません。それが無ければ、「ドローン」、「AI」、「ロボット」がどんなに発達しても「規格化」「分業化」「同時化」「集中化」「極大化」「中央集権化」で使っている限りは、Society3.1か3.2程度で収まってしまう。

 例えばです。

 学生から「西川先生はクラスは必要だと思いますか?」、「学年は必要ですか?」と聞かれると、0.1秒の迷いも無く、「不要」と言います。

 色々なところに書いているとおり、私の考える未来の小学校の入学式は以下の通りです。

 体育館に小学校に入学してから2年目の子ども6年目の子どもがバラバラに起っています。新入生が体育館に入ってきます。校長先生の挨拶は、「6年後に立派な中学生になって下さい」と挨拶し、それで終わり。色々な年齢の年長者が新入生の手を引いて、思い思いの部屋で勉強するのです。10歳の子どもが九九を覚えている子もいます。その横には9歳の子どもが高木貞治の代数学講義を読んでいるのです。新入生の中にも様々です。その子が学びたいことを学ぶのです。

 以上を「そんなバカな~」と思っている人がSociety5.0を考えても、どこまでいってもSociety3.1か3.2程度で収まってしまう。もちろん、私の案に最初から賛同しなくてもいい。面白いな、出来たらいいなと思う人でなければSociety5.0は無理です。

 ま、お役所は、そんなこと考えられないのかも。大きな組織は大胆な発想が出来ないのはクレイトン・クリステンセンの示すところです。小さな組織が破壊的イノベーションを発し、それにお役所がのればいいのにな。

追伸 ということで、Society5.0の情報収集はしていません。むしろ、ある役所の小さな部局の、小さな規制緩和の方が気になります。破壊的イノベーションを起こすのはそこだから。