西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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18/06/16(土)

[]のんき 07:26 のんき - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - のんき - 西川純のメモ のんき - 西川純のメモ のブックマークコメント

 多くの教師、教師の卵はのんきだな~と思います。

 「2030年教師の仕事はこう変わる!」(学陽書房)に書いたことは多くの人には衝撃的だと思います。でも、一つ一つのエビデンスと、否定しようもない単純な論理から導かれる蓋然性の高い未来です。「そんなバカな」と思うのは当然で自然です。しかし、そう思った人に問いたい。じゃあ、私が示したエビデンスを踏まえて2030年まで何が起こりますか?と問いたい。おそらく、私が導いた世界以外に思い描けない。

 例えば、ネット上に良質の授業動画があふれる時代に、どれだけ、それらを排除できるとお思いですか?一度、その動画が教室で利用されるようになったら、教師の職能は変わると思いませんか?

 おそらく、無責任な五十台の人たちは逃げ切れるかもしれません。しかし、若い世代のことを考える五十台だったら逃げ切れません。四十台より若い世代は絶対に逃げ切れません。

 まあ、その時になったら対応しよう、と思っている人もいるでしょう。その時になったら、というのは間違えです。もう始まっています。環境教育で学ぶことですが、環境の悪化は幾何級数的です。1が2になるのは1の増加なのです。2が4になるのは2の増加です。しかし、256が512になるのは256の増加、512が1024になるのは512の増加なのです。さらに言えば、物やサービスが広がる速度は、一定の閾値を超えるとパンデミックになり、上記より遙かに早い。思い出してください。携帯電話、スマホが広がった速度を。

 その時になったら対応しようでは遅いのです。その時に備えなければなりません。もちろん、全面的に、半分、一部、たまに、のいずれでもいいです。始めなければならない。

追伸 残念ながら学校で権力を握っているのは、明日も今日と同じだと思っている五十代の教師なのです。