西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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18/06/05(火)

[]今日のやりとり 15:48 今日のやりとり - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 今日のやりとり - 西川純のメモ 今日のやりとり - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある方よりメールが来ました。同じようなことを考えている方々のために公開します。

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Aさん:

ご無沙汰しております。

また一点、相談させてください。

現状の日本の教育のシステムやカリキュラム。

いろいろな方とお話しするなかで、多くの方が疑問を抱いていることが分かりました。

ということは、頭の良いエリート層はとっくに現状の問題点に気づいている。むしろ前々から予測できていたと思います。

これには何か、国民の考える力が高まらない方が都合の良い層の人がいて、意図的に教育の弱体化を図っているのではないか、という考え方もできるのではないかと感じました。この考えは教員以外の方とお話しするなかで初めて気づいた視点です。

若干偏った考えのようでもありますが、ゼロとも言い切れない考えでもあるなと思いました。

西川先生はどうお考えになるか、気になりメールさせていただきました。

毎度お忙しいところ、申し訳ありません。

私:

いいえ、違います。

例えば、私も問題点は分かっていて、『学び合い』がその解決になることをずっと前から知っています。が、多くの人は知りません。

それは、私が「知らない方がいい」と思っているからですか?

違いますよね。

多くの人は知りたくないのです。

それが理由です。

Aさん:

早々に返信をありがとうございます。

なぜ多くの人は「知りたくない」と感じるのでしょうか。

私:

それは『学び合い』を否定する理由と同じです。

変わりたくないからです。

もっと平たく言うと、面倒だから。

東日本大震災の時、揺れた瞬間に非難すれば多くの人は救われた。

でも、「まあ、大丈夫だろう」と思いたい人が被災した。

その人達が多ければ多いほど「まあ、大丈夫だろう」という人が増えます。

我々は警鐘を鳴らず人にならねばならない。

そうすれば被災する人は少なくなる。

気づく人が増えれば、もっと多くの人が気づきます。

我々には大義があります。

Aさん:

その大義があること、ひしひしと感じています。

平和で安定した社会が続き、物事を別の角度から考えたり危機意識をもったりすることが無くなってしまったからなのか、

メディアなどで目を背けさせ(古代ローマのパンとサーカスのようです)、上手く市民をコントロール下に置いたからなのか、

自然な流れか、意図した流れか分かりませんが、

確かな志をもち、日々できることをし、語り、願うしかありませんね。

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 我々が目指しているのは、面白い授業、分かりやすい授業ではありません。もっと先にあります。