西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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18/03/11(日)

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 地方都市の郊外に大きな工場が建ちました。近隣に何も無いので、職員はみんな工場の食堂で食べています。

 最近、一人一人の職員が多様になりました。「私はベジタリアンだからベジタリアン用の定食をつくってくれ」、「私は糖質制限だから糖質制限用の定食をつくってくれ」、「減塩にしてくれ」等々です。工場の食堂ではそのような要求に応えられません。そのため、クレーム処理で大変です。困った職員です。

 しびれを切らした職員の中には弁当を用意するようになりました。その数は徐々に増えてきます。でも、弁当は大変です。食べる人の立場に立たない食堂への不満を持つ人が増えます。そうなると工場も食堂へ改善を求めるのですが、なかなか変化がありません。食堂の人は「まあ、聞いているふりして、そこそこのことをすればいいわ。別にクビになるわけでないし」と思っています。

 工場の管理職はあるとき気づきました。ベジタリアン用定食、糖質制限用定食、減塩定食に対応する弁当屋を工場近くに誘致するのです。そして、最近になってそのような弁当屋を自身で設立できるようになりました。そのため、新しい弁当屋の創設メンバーを工場の食堂の中から公募しました。大多数は、公募に応募しません。でも、現状に行き詰まりを感じ、打開したい人が弁当屋に異動しました。

 最近は工場の食堂は閑古鳥が鳴いています。そして、仕事は大変です。というのは、今まで大変な仕事を背負ってくれていた人が弁当屋にごっそりと異動してしまったからです。後に残っているのは、退職間近な人と採用されたばかりの人だけになってしまったからです。

 じゃあ、食堂で働いている人はどうすべきだったでしょう。

 個人としての生き残り策は、弁当屋に引き抜かれるような、多様な職員の要求に応えられる人材になる事です。

 食堂の生き残り策は、どうにもならなくなる前に、ベジタリアン用定食、糖質制限用定食、減塩定食にも対応できる食堂になる事です。

 工場が大事にするのは食堂の意見ではなく、職員の意見なのです。工場内食堂より、弁当屋に予算を付ける方が、遙かに安上がりで、職員の満足度も高いとなれば、工場内食堂を見捨てます。食堂の職員をクビにしません、辛くて辞職するのを待っていれば良いのです。

 

 さて、この物語の寓意はお分かりだと思います。

 工場を地方公共団体、工場内食堂を公立学校、弁当屋が非公立学校、弁当がフリースクールなのです。

 今度の本は、上記のシナリオをエビデンスに基づき、描きます。多くの教師が気づいていませんが、布石は既に終わっているのです。「2030年教師の仕事はこう変わる!」(http://amzn.to/2FvtdMP)が予約開始です。

 

追伸 国立大学が独立行政法人になり、国立大学の職員が公務員でなくなるなんて思いもよらない事でした。でも、話しが始まったら、あれよあれよというまになってしまいました。国立大学の職員にとっては大事ですが、自分の子女が大学に進学できるならば、他の方にはどうでもいいことです。「まあ、独立行政法人になれば、少しは国の出費も少なくなるのではないか」と歓迎します。考えて下さい。国民の学校に対する見方は現在、厳しいですよ。