西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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18/03/10(土)

[]平成三十一年 16:38 平成三十一年 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 平成三十一年 - 西川純のメモ 平成三十一年 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今から書く事は、私個人が書いている事です。大学が書いているのではありません。こんなの当たり前なのですが、入試に関わる事ですので、念押しします。

 今、日本中の教員養成系大学・学部が大変な大騒動になっています。理由は、三十一年度から教職免許法が変わるからです。そのために、教職科目担当者は色々な書類を書かねばなりません。ただし、既に設置されている多くの大学では、基本的には現状を踏襲する形で書類を書くと思います。それが最も安全ですから。

 もう一つは大学院改革です。教員養成系大学・学部には修士課程と専門職学位課程(教職大学院)があります。今回の改革では、国立大学は基本的に教職大学院にしなさい、つまり、修士課程は縮小しなさいという「強い」指導を受けています。ところが、現在の教員は修士課程を担当することを前提に採用されています。だから、「さあ、教職大学院の担当になりなさい」と言われても対応できないのは当然です。だから、大学管理職は国の方針なのだから教職大学院化することは認めても、それを緩やかに進めたいと思います。なにしろ生首を切るわけにはいきませんですから。

 遠目で見ても、現在の大学管理職は「可哀想」としか思えません。

 私は十年前から教職大学院担当です。ですので、例外的に落ち着いて推移を見ています。

 これから書く事は、現状での案を、私なりの理解で書いているものです。つまり、現状の案であって、変わる可能性があると言う事です。さらに、現状の案を私がパーフェクトに理解している分けでは無い事を、繰り返し注意します。

 

 私に所属する教職大学院は、管理職養成・研修部分を分離しました。現教職大学院の特徴である教育実習は、学校に中長期に入り、その学校の先生方とその学校の課題を協働的に解決する実習です。その課題の多くは教科教育と学級経営が主です。従って、管理職になっている人やなろうとする人には必ずしもフィットしません。だから分離し、あらたなカリキュラムを設けるのは妥当だと思います。

 教科教育と学級経営に関する若手教員の養成、ミドルリーダーの養成・研修、指導的ミドルリーダーの養成・研修を担当するコースに再構築し、私はそこに所属します。しかし、カリキュラムは基本的に現教職大学院と同じです。十年以上の教育・指導の経験しているスタッフが担当するのですから、安心です。管理職養成・研修を分離した事によって、管理職養成・研修を配慮したカリキュラムをカットする事が出来るので、かえってシンプルになりました。

 

 ただ、いくつかの改良をした部分があります。

 第一に、必修科目の履修方法です。今までは必修科目は全て決まった科目であり、全教員がオブニマスで担当していました。関係法規の改定により、三十一年度からは選択の幅が広がります。つまり、教科教育を主に学びたい人は、教科教育に関する科目を多めに履修する事が出来ます。逆に、学級経営を主に学びたい人は、学級経営に関する科目を多めに履修する事が出来ます。教員個人で担当する選択必修科目を多種多様に用意するので、選択の幅が広がります。

 第二に、免許無しの学生さんを受け入れる事が出来るようになりました。本学教職大学院は何らかの免許を持っていることを受験資格にしていました。そのため、今までにも多くの人が本学教職大学院に進学する事を断念していました。しかし、今後は免許無しの人も受け入れる事が出来ます。最初の年は免許関連科目を履修する事に専念します。2年目、3年目は免許がある人の1年目、2年目と同じようなカリキュラムを受ける事になります。

 

 以上2点が今までとの違いです。安心して下さい。現教職大学院が最も大事にしている点は不動です。

 第一に、スタッフです。現職経験を持ち、学術業績(学会誌論文等)と実践業績(教師用図書等)の両方を持っているスタッフで固めています。従って、学術の授業と実践の授業を学生が聞いて融合・往還せよとは申しません。学術と実践を融合・往還したスタッフが、学術と実践を融合・往還した講義・演習・実習指導を行います。

 第二に、協働的です。おそらく現職院生と学卒院生の協働的な講義・演習・実習を実現しているのは本学だと思います。これによって、先輩教師に可愛がられる若手教員、若手から慕われる中堅教員を養成しています。

 以上によって、採用される事のみならず、務め続けられる教員を養成しようとしています。

 

 では、なんでこんなことを今書いているかといえば、三十一年度の学生を選抜する試験は三十年度(つまり、今年)にあります。だから、一足早めにお知らせしようと思います。ちなみに現在、申請をしようとしている状態ですから試験がいつあるかのレベルも流動的です。決まるのは6月以降になると思います。

 以上、西川個人のつぶやきでした。

追伸です。

教職大学院は拡大します。我々が担当する教科教育・学級経営実践コース以外に、現修士課程の先生方が担当する別のコースが数多く新設されます。そのコースの場合は、教職大学院の基本的枠組みの中で、我々とは別の考え方で教育・指導すると思います。