西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

18/01/31(水)

[]他人とのつきあい方 21:07 他人とのつきあい方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 他人とのつきあい方 - 西川純のメモ 他人とのつきあい方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある西川ゼミの学生を𠮟りました。理由は「直ぐに対応しなさい」といったのにも関わらず、直ぐに対応しなかったからです。ここで言う、直ぐとは5分以内ということです。ところが30分たってもやりませんでした。

 その学生は、「今やろうとしたのに、そんなに急がなくても・・」と思っていることがありありとしています。その学生が分かっていないのは大人の社会です。

 大人の社会では、一回の不誠実でも評価を著しく下げます。2回繰り返せば、相手にされません。それが分かっているので、それが恐ろしいのです、私は「直ぐ」やります。「あとで」というのは大人のルールが分からない「閑」な人の考え方です。私は忙しいだから「あとで」なんて出来ません。だから、私と仕事をした人だったら、私のリスポンスは早いことに驚かれます。理由は、私は忙しくて、恐ろしいと思っているからです。

 私には基準があります。短期間に同じミスを2回繰り返す人とは仕事はしません。ただし、西川ゼミに所属している間は許します。が、修了・卒業した後は3回まで許します。

 残念ながら他ゼミの学生2名を、本日、私の頭の中で「大人のつきあい方が出来ない人」と分類しました。理由は3回穏やかに注意しましたが同じ不誠実をしました。まあ、私を馬鹿にしているのです。その学生は指導教員が指導するでしょう。まあ、学生としてはつきあいます。従って、その学生にとって変化は感じられないでしょう。有能な学生と思っていただけに残念です。

 以上の物言いは冷たいでしょう。でも、これが大人社会です。

追伸 これは『学び合い』のセオリーに反しません。全ての人が全ての人と繋がる必要はありません。そもそも、どのレベルで繋がるかは多様で良いのです。集団としてネットワークに繋がれば良いのです。私は全ての人と高レベルの繋がりを維持する必要性はありませんし、そもそも無理です。

追伸2 大人のつきあい方が出来る学生2名いたことを付け加えます。

18/01/30(火)

[]シンプル 22:01 シンプル - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - シンプル - 西川純のメモ シンプル - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は『学び合い』に関して何を聞かれても、シンプルであること、つまり理論的であることを大事にします。もちろん、聞かれたことに関する具体的な方法も説明します。でも、その具体的な方法が理論とどう関わるかも語ります。

 多くの教師は悩みます。直ぐ、完全解決する方法を求めます。その気持ちは分かります。でも、そんなの無理です。完全解決にはその人が様々な状況で解決できるようにならなければなりません。そのためには理論が必要なのです。この理論が分かるまでは時間がかかります。まあ、1年以上かかるでしょう。でも、一生涯頼るべきものを獲得したいならば、そうすべきです。

 あるものにフィットするものは、一般性を失いのです。分かりづらいですが、古典力学はニュートンの第二法則に尽きているのです。その凄さを知っているので、シンプルさを大事にします。

 上越に来られて私と面談した方。また、インターネットのテレビ電話で話した方、私と電子メールでやりとりした方、もちろん西川ゼミの人だったらお分かりですよね。私にどんなジャンルの、どんなローカルで特殊性の高い相談をしても、即時に具体的な対応策を語れるのは。理由は私は方法論で考えているのではなく、理論で考えているからです。

[]広島の会 22:01 広島の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 広島の会 - 西川純のメモ 広島の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 広島市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。

日時 :平成30年2月24日(土)13:30〜16:00

場所:広島市立大林小学校(駐車可)

内容:『学び合い』の取り組みについて疑問課題を学び合う

参加費:お菓子、飲み物

申込:できればお願いします。概数把握のため ※当日申込なしの参加ok

申込先:manabiai@asakita.jp

※学校への電話はしないでください。

[]Find!学校導入版 13:47 Find!学校導入版 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - Find!学校導入版 - 西川純のメモ Find!学校導入版 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 学校としてアクティブ・ラーニングに取り組みたい、特に、『学び合い』に取り組みたいと願っている、管理職、先生方へ。Find! 学校導入版をお勧めします。とにかくコンテンツの充実度は半端ではありません。まずは試して下さい(https://find-activelearning.com/pub/index)。

追伸 個人で学びたいという方、管理職に推薦して下さい。膨大なコンテンツを自由に使えます。

18/01/29(月)

[]アテネ 22:00 アテネ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アテネ - 西川純のメモ アテネ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2003年に書いた記事を再度アップします。民主主義は多数では決まらない。多数の人が納得する少数意見で決まります。

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 今、日本には1億2千万人の人が住んでいます。その中で、100年後の人に記憶される人が何人いるでしょうか?今をときめく芸能人はまず無理でしょう?だって、10年前の人気歌手が「あの人は今」なんていう番組に出ていると、その人の名前さえ思えていないんですから。権力者だってそうです。小泉純一郎首相は第87代首相ですが、では第50代首相がだれたが知っています?今上天皇は第125代ですが、第120代の天皇(即ち明治天皇の前の前の天皇)はどなただかしっている人がどれだけいるでしょう?学者だってそうです。今をときめく小柴、田中のお二方にしても無理でしょう?理科コースの学生さんで、アインシュタインという人を知っていない人が過半数であることを知って愕然となったのは、もう10年以上前のことです。

 そう考えると1000年を越えて記憶される人などは、ごくごく希な存在です。宗教がらみでない人を上げるならば、百のオーダーに収まるでしょう。過去に生きた人間の総数から考えれば、パーセンテージのレベルを遙かに超えて、微量分析のレベルになってしまいます。その希な人にソクラテスやプラトンが含まれるのに異存はないと思われます。驚くべき事に、そのような微量分析のレベルの人が、同じ時代、同じ町であるアテネで生活していたんです。比率で考えれば、ノーベル賞受賞者級の人が1000人弱はいるような町です。事実、それを専門とする人であれば常識的に知っている人(それにしても1000年を超えて記録される人と言うことになります)は1000人弱はいます。ところで、そのようなアテネの人口は何人だったといえば、当時のアテネの人口は30万人弱です。さらに約3分の1は奴隷ですので、一般人は20万人強のレベルです。上越市の人口は13万人ですので、それほどの違いはありません。想像してください。比率から言えば、その上越市に600人ほどのノーベル賞級の人がウロウロしていることになります。ニュートン、アインシュタイン、ダーウィンレベルの人が2,3人いることになります。そんな町があったら、奇跡といわざるを得ません。それがアテネに実現していたため、アテネの奇跡と言われます。

 人類史上、空間的、時間的規模においてローマ帝国を越える国家は歴史上ありません。ところが、ローマ帝国の建国の歴史を調べると、3000人ほどの山賊が、関川程度の川の畔の荒れ地に立てこもったのが始まりです。ジブラルタルから中近東に渡る全地中海を1000年に超えて支配した国の建国の実態がその程度です。しかし、アテネにせよローマにせよ、その奇跡は偶然ではなく必然だったと思います。そのポイントは、言われれば当たり前に思えることを、ちゃんとしたということに尽きます。

アテネの特徴は民主主義を堅持したことです。おそらく、部族国家レベルの社会においては原始的な民主主義は成立していたと思います。ところが、規模がある一定レベル以上になると民主主義を維持することは難しくなります。理由は、民主主義は無駄が多く、時間がかかるからです。しかし、アテネの市民はそれを堅持しました。ローマの場合は、原理原則にこだわらず、実利的な方法を取るということに徹した点が特異的です。当たり前のようですが、これも堅持することは大変です。実利的な方法を取るという場合、その場、その時の状況を分析し、ちゃんと考えることが必要となります。ところが、多くの場合、これが面倒なので、「先例にしたがって」とか原理原則によって判断しがちです。

 私は、大事だということ、正しいことは、必ず、言われてみれば当たり前のことであると信じています。だって、人類誕生から人間は同じような欲求を持って生活し、その欲求を満たすためにあらん限りの知恵を使っていたはずです。ある日ある時、たった一人に人が思いつくなんてリアリティがありません。でも、同時に、それをやることはとても大変だからやられておらず、結果として、改善がなされていないと思われます。

 独立法人化という新たな時代において、上越教育大学の未来をぼーっと考えているとき、アテネ・ローマに関する、上記のことを思い始めました。重要なのは、新奇なアイディアではありません、陳腐なアイディアでありながら、それでいて実際にやられていないことを確実に行うことが重要です。それさえ出来るならば、かってのアテネやローマのように少人数であっても奇跡を起こすことは出来ます。

[]西川ゼミ 21:33 西川ゼミ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 西川ゼミ - 西川純のメモ 西川ゼミ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、西川ゼミとは何かを考えました。ただし、知らない人に説明するとき。

 これが超難しい。

 本日、ゼミ生から言われて、凄くこたえた言葉は、私の教職大学院の授業で語ることは学者バカの言葉と同じぐらい分からないということです。落ち込みます。

 学部の授業は昔のテクニック満載で語れば、二百人の学生に拍手をもらえる授業が出来ます。が、教職大学院では真剣勝負で語ります。これは『学び合い』の会で語るレベルです。しかし、それは学者バカの言葉レベルだと言うことです。

 そんな私は西川ゼミとは何かを説明すればいいのだろうか?

 入ってから半年たてば、何かは分かります。が、入る前の人にどう説明したら良いのか。

 ぐるぐると頭がくらくらします。

 西川ゼミとは何でしょう?分からない人に説明するにはどうしたら良いのでしょうか?

[]地殻変動 06:59 地殻変動 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 地殻変動 - 西川純のメモ 地殻変動 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 複数の所から「学歴の経済学」で書いたことが起こっていることを知りました。即ち、中学校の先生方、保護者の2番手校以降の普通科高校離れがハッキリとし始まっています。私が予想するより速い速度で変化している。ようは中学、高校がそれに対応できるかです。

 中学校の先生方、保護者は高校教育にイエローカードを出したのです。来年か再来年度にレッドカードを出すかもしれません。

追伸 ジョブ型私立高校はありかもしれません。

18/01/28(日)

[]価値観2 22:24 価値観2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 価値観2 - 西川純のメモ 価値観2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 脱工業化社会の知識社会では富が変わります。それは他者からの尊敬・感謝・関心です。でも、これって、今も大事ですよね。伴侶や子どもから尊敬・感謝・関心がどれほどの価値を持つか考えて下さい。そして、それを獲得するに大事なことは何ですか?ダイヤモンドですか?金ですか?違います。時間と手間です。これが家庭生活のみならず社会生活に及ぶのが知識社会です。その範囲はインターネットを通じて広範囲に広がります。

[]価値観 22:10 価値観 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 価値観 - 西川純のメモ 価値観 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 AI・ロボットが発達すると仕事が奪われる、という論があります。私の本でもそうかいています。しかし、それが移行段階から最終形になったら、まったく別の地平が見えます。

 全ての仕事がAI・ロボットに置き換えられたら、我々はローマ帝国の大地主と同じ状態になります。つまり、食うための仕事をする必要はないのです。希少なもの(金とかダイヤモンド)に価値を置かなければ、大金持ちが大金持ちになる動機付けがなくなります。

 そんな社会での財産とは何でしょうか?それは他者からの尊敬・感謝・関心だと思います。だから、最終形になればAI・ロボットの発達は何ら問題ないのです。ようは、価値観の移行が速やかになれば良いのです。

 そんな姿が私にはありありと見えます。

[]入学前に 21:51 入学前に - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 入学前に - 西川純のメモ 入学前に - 西川純のメモ のブックマークコメント

 小学校と中学校の人事交流が一般的な都道府県では、小学校と中学校の両方の免許を持っていることが採用試験合格に有利です。中には、両方持っていないと合格は難しい都道府県があります。これは募集要項には書いてありません。しかし、周知の事実です。

 この事情はその県の大学だったら、当たり前のように知っています。そして、指導します。問題は小学校と中学校の人事交流が一般的な県の出身者が、小学校と中学校の人事交流が一般的でない県の大学に入学したときです。

 これは生徒は分かりません。高校の先生、ちゃんと情報を流しましょう。小学校、中学校実習で母校実習の人がいたら情報を流しましょう。

 ある決意をもった大胆な改革であることに敬意を表します。色々と反対があったののを乗り越えたのだと思います。が、一部の子どもの人生がかかっているのです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00010000-nishinp-soci

[]仙南の会 10:31 仙南の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 仙南の会 - 西川純のメモ 仙南の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月24日に宮城県白石市で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/s/event/index/505497/

18/01/27(土)

[]福岡の会 21:52 福岡の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 福岡の会 - 西川純のメモ 福岡の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

2月24日に福岡で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://www.kokuchpro.com/…/aa0e56b99cf50214bf9b6e10c3e18f4a/

[]𠮟る 21:47 𠮟る - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 𠮟る - 西川純のメモ 𠮟る - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、本日は学生を本気で𠮟りました。怒っていませんよ、もちろん。まあ、色々と忙しいので延々と無駄な時間を費やすのはイライラはしますが。

 セオリー通りに個人ではなく、ペアーにしました。土日でなければ集団にするところですが、土日なので。それなりの決着がつきました。

 バカなのは笑いながらいられます。が、人の道に外れることを、知らずにいて、それを愛する学生が自信満々に語るのを聞くのは精神的にかなりのダメージです。今日は、ちょいと多めに呑んで家族と寝ます。

18/01/26(金)

[]パンデミック 09:31 パンデミック - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - パンデミック - 西川純のメモ パンデミック - 西川純のメモ のブックマークコメント

 局所的でもキャズムを超えたらパンデミックは起こります。過去、もっともそれに近い地域があります。数年以内にパンデミックが起こるか否かを決める、ある人事がこの数ヶ月以内に決まります。

 他県の管理職人事にやきもきする教員養成系大学・学部の教員は少ないと思います。

[]アドバンテージ 09:18 アドバンテージ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドバンテージ - 西川純のメモ アドバンテージ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 西川ゼミには毎年多数のお客様がお越しになる。小中高大の教諭の方、管理職の方、また、教育長をはじめとする教育行政の方も。さらに、企業の方、保護者の方も。他大学の学生はもちろん、高校生も。ありとあらゆる方々が起こしになります。裏返せば、西川ゼミの学生だと言えば、丁寧に対応していただける方々が日本全国に広がっている。このネットワークの広域性と多様性は日本の大学のトップクラスだろう。特に都道府県単位でクローズしがちな教員養成系大学・学部の研究室だったら、断トツのトップだと自負しています。

 その方々と語り合い、一緒に何かをなしたならば、もの凄く学べます。そして、そのネットワークは就職後の宝となります。

 この価値を、今年はゼミ生に語らなかったな~っと、最近反省しています。今からでも語り、新年度には暑苦しく語ろうと思います。

追伸 そのうちに中学生、小学生のお客様が来るのではないかと思っています。

[]場 08:53 場 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 場 - 西川純のメモ 場 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 明日のシンポジウムにために文部科学省の官僚が上越においでになる。この機会を捉えて呑み会を企画しました。

 企画は「●●さんを学生がしゃぶり尽くす会」です。つまり、呑み会に学生を参加させ、その方と徹底的に話させたいと願いました。

 この企画を学生に流したら最初の反応はよくありませんでした。原因は会の会費が学生の会の会費より高めです(大人の呑み会の会場ですから)。そして、文部科学省の官僚と話す意味が分からなかったのです。そこでゼミ生や他ゼミ生(私にとっては孫弟子)に以下のような話をしました。

 

私:今度の会に出ないの?

学生:はい。

私:何故?

学生:金がないんです。

私:金が無いのではなくて、これに回すつもりが無いのだろ?お前は色々なところ金使っているじゃない

学生:でも、●円は学生には高いですよ。

私:お前達にとって得なことしか俺は言っていないだろ?

学生:はい。でも・・・

私:じゃあ説明する。お前は来年から教壇に立つ。教壇に立ったときに出会うであろう不合理なことはあるだろ?

学生:はい。

私:それを文部科学省の官僚に聞いてみればいい。聞いてみれば、学校現場に出たとき、国はそんな不合理なことを強いていないことがよく分かる。それに、大学で学んだとき、大学院で学んだとき、教員採用試験のことなど、おかしいなと思うことはあるだろう。それを聞いたらいい。その方は学生にも丁寧に率直に語ってくれる人だよ。なあ、そうだよな?

学生2:はい。(学生2は、なんと図々しくもその方に電子メールして、文部科学省に押しかけて時間をとって説明していただいたのです。夜の部まで)

学生:それだったら価値ありますね。

私:会費に見合った、いや、それ以上の価値ある呑み会にするか、否かはお前がどのようなことを考え、行動するかだよ。その方が何故、一介の学生に誠実に接しているか。それは人柄ももちろんだろうけど、お前らから吸収しようとしているんだ。お前らの率直な意見から学ぼうとする人なんだよ。

学生:今すぐ申し込みます。

 

 教師は教えることより、教えてくれる多様な人達と繋がる場を創る方が大事だと私は思っています。

18/01/25(木)

[]京都の会 22:20 京都の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 京都の会 - 西川純のメモ 京都の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月25日に京都で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/s/event/index/503903/

[]ジャーゴン 22:04 ジャーゴン - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ジャーゴン - 西川純のメモ ジャーゴン - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』と学び合いと「学び合い」とは全く別物。冷麺と冷やし中華以上に違う。そもそも、学び合いと「学び合い」には定義は無く、ジャーゴンのたぐい。使っている人は、全く違う言葉を同じ言葉で使っている。

[]一段落 13:17 一段落 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一段落 - 西川純のメモ 一段落 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本年度出す本の最後の原稿を書き上げて出版社に出しました。

 今年度に出した本は、特別支援学級のキャリア教育入門の基礎基本編と実践編です。

 これから出す本は、小学校算数の『学び合い』課題本です。1年から6年の各学年別で、全国学力テストに対応しています。これは西川ゼミの出版といっていいでしょう。

 そして、小学校体育の『学び合い』本と、今、脱稿したこれからの学校、教師の未来像本です。

 計10冊です。

追伸 実は、別の構想の課題本が用意されています。これは出版社の意向はもう少し寝かしたいとのことで、寝かしております。早く起こしたい。

18/01/24(水)

[]いつか役に立つ 22:07 いつか役に立つ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - いつか役に立つ - 西川純のメモ いつか役に立つ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 学校で学ぶ内容の中で嫌いで、意味を見いだせないものがあります。でも、「いつか役に立つことがある」という理屈を言う人がいます。

 本日、ある国語の実践者のブログ(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/strongmind222/20180124#1516795733)を読み、膝を叩きました。

 私が生涯で一番嫌いだったのは高校の漢文です。意味を見いだせません。三国志や水滸伝が好きな私は中国に興味はありました。しかし、レ点などのルールによって解読する意味を見いだせません。堀口大学のベルレーヌの誌は愛読しました。だから、漢文を書き下し文にして、それをリズムよく読むことの意味も分かります。大学に入って四声ということを知り、韻を踏んでいることも学びました。

 少なくとも、高校時代は理解できない。そういう教育をしていません。そして、担当教師が高圧的であり、その単位だけのために留年した同級生がいました。私は最底辺の学校で教師をしましたが、留年をすると言うことがどれほどの意味があることを知っています。留年させられた同級生が、留年のレベルに達しているとは思えません。その教師の身を守るための手段としか思えません(私がそう思っているということです)。

 結果として、私が高校で漢文を学んだ結果として得たものは、「高校の漢文は廃止すべきだ」、「漢文を教えたあの教師は教師として最低だ」という思いです。すみません。これは教育を研究している意見ではなく、一人の人間としての意見です。

 無理に教えることは、かえってマイナス効果は大きいと思います。

[]優しさ 21:36 優しさ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 優しさ - 西川純のメモ 優しさ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、ある事情で、本学の学生さん、それも、とても嫌な思いをした学生さんとじっくりと話す時間を設けました。

 話を聞いて、この学生さんのいる大学に勤められることを誇りに思いました。

 わけ分からないと思いますが、書きたいと思い、書きました。

18/01/23(火)

[]危険 21:33 危険 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 危険 - 西川純のメモ 危険 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 時効だと思います。

 今を去ること三十年以上前、筑波大学の学生だった私は、酔っ払うと友達と第三学群の十数回のビルの屋上に行きました。屋上に行けないのですが、先輩達の情報から、どう行けば屋上に行けるかを知っています。酔っ払った私は、十数回の屋上の縁を歩き、座り、友達と飲み直しました。

 今、考えるとぞっとするほど危険なことです。

 でも、今、関東地方ではそれに匹敵する危険なことをやっています。

 即ち、雪慣れしていない人が、四駆で無く、スタットレスでない車を運転しているのです。雪慣れしている雪国の人が、四駆でスタットレスでも、初雪の時は「ひやり」とすることはあります。

 学生時代の私の場合は、被害は私一人です。でも、車を運転したら被害は広がります。

 関越で帰省するとき、対向車線(即ち東京から新潟)の路線で壁にぶつかっている車をみると、愚かだな~っと思います。雪国の人でも事故るのに。

 四駆、スタットレスでなければ、雪道は運転してはいけないのです。

[]長者中学校 13:48 長者中学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長者中学校 - 西川純のメモ 長者中学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 八戸市立長者中学校は過去4年間の活動(「自ら学び、考え、行動する生徒の育成をテーマとした校内研究の取組~『学び合い』による授業実践~)を応募し、「平成29年度 学校教育実践功労表彰」をいただいたそうです。八戸市教育委員会に認めたもらったことを喜んでいました。目出度い。

18/01/22(月)

[]山形の会 20:56 山形の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 山形の会 - 西川純のメモ 山形の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月10日に山形で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/504952/

[]質問する、問い返す 12:10 質問する、問い返す - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 質問する、問い返す - 西川純のメモ 質問する、問い返す - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「質問する、問い返す」(岩波ジュニア新書)を読みました。『学び合い』のことを丁寧に紹介していただき、嬉しかったです。ところで、取材を受けた群馬の実践者はどなたでしょうか?メールで教えて下さい。

[]誤解 06:55 誤解 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誤解 - 西川純のメモ 誤解 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 クラスによっては『学び合い』が上手くいく場合もあるが、上手くいかない場合があるのではないか、ということを言われることがあります。しかし、それは誤りです。少なくとも、「まし」になることは確かです。

 上記のようなことを言われる方の多くは特定の子どもを想定しています。そして、その子どもを「自分」が何とかしようと思い、失敗するから誤解します。私の本の通りにやれば、周りに積極的に関わろうとする子ども5人ぐらいは生まれます。その子が動けば、20人以上の子が準じた行動をします。その二十数人が教師の動かせない、「その子」を動かすのです。教師一人で動かすより、二十数人が動かす方が「まし」であることは断言できます。

 例外はあります。例えば、高等学校の選択科目です。そもそも集団に凝縮力が無い。この場合はどうしたらいいかは「高校教師のためのアクティブ・ラーニング」に書いてあります。

 あと時間がかかるのはアスペルガータイプですが、これも半年ぐらいで集団の中に包含することが出来ます。子どもの力で。ただ問題は保護者です。アスペルガータイプの子どもはクラスの子どもが何とかしますが、保護者は何とか出来ません。これは校長、同僚も同様です。これに関しても「みんなで取り組む『学び合い』入門」に書きました。

 ようは本を読み、その通りにすれば解決することなのです。特に、校長、同僚、保護者に関しては、問題が起こった後に手立てをしてもなかなか復帰が難しい。事前に、やるべきことをやれば問題が起こりにくくなります。

 繰り返しますが、全て本に書いてあります。私は日本中の方々からお悩み相談を受けますが、本に書いていないことを相談されることは、少なくともこの10年間で皆無です。それも97、8%は[週イチでできる!アクティブ・ラーニングの始め方」(東洋館)、「『学び合い』を成功させる教師の言葉かけ」(東洋館)、「クラスがうまくいく!『学び合い』ステップアップ」(学陽書房)、「学力向上のテクニック入門」(明治図書)、「みんなで取り組む『学び合い』入門」(明治図書)の5冊に繰り返し書いていることです。

 ネットサーフィンし誤解に接すると、「あ~、読んでいないんだな~」と思います。

[]変化 06:03 変化 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変化 - 西川純のメモ 変化 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 この数年、私との接触が皆無の『学び合い』実践者が激増していることを感じます。

 『学び合い』を本格的に発信しはじめたのは、2000年の「学び合う教室」(東洋館)でした。それから毎年、『学び合い』関係の本を出しましたが、そこには『学び合い』のテクニックを書いていません。『学び合い』における子どもと教師の言動を学術的に研究した成果を分かりやすくまとめたものです。それが2008年の「気になる子の指導に悩むあなたへ」(東洋館)まで続きます。

 この時代は、『学び合い』の授業テクニックを知りたければ、私に聞くしか無いのです。ということで、この頃は、日本中の『学び合い』実践者の全容をほぼ把握していました。逆に言えば、それぐらいの広がりでした。

 2010年に『学び合い』スタートブック(学陽書房)を発行しました。この本は、今までとは全く違うタイプの本です。今までは学術データを分かりやすく解説する本でしたが、スタートブックは完全な教師用図書です。そのため、一気にブレイクしました。しかし、この本は『学び合い』の凄さを伝えることが主で、細かいテクニックが書かれていません。

 この時代も、私は日本の『学び合い』実践者の全容をほぼ把握していたと思います。

 『学び合い』のテクニックを詳細に書いた最初の本は、2012年の『学び合い』ステップアップです。翌年、合同『学び合い』のテクニックを書いた『学び合い』ジャンプアップを出しました。これによって最低限の『学び合い』のテクニック本が揃いました。

 2014年の『学び合い』入門(明治図書)から怒濤の出版ラッシュ。周りから「月刊発行から週刊発行になった」とからかわれるほどのスピードで本が出ました。これも日本各地の同志の教員、学陽書房、明治図書、東洋館の出版社の同志の協力の賜です。さらに、三崎先生、水落先生、阿部先生も『学び合い』本も出版されるようになりました。これによって本を読み、その通りに実践さえすれば、確実に結果が出る、失敗しても復帰するという状態に持ち込めました。

 最近、ネットサーフィンしていると私が全く知らない『学び合い』実践者の情報発信をよく目にします。あとは局所的にでも臨界点である16%のキャズムを超えて欲しいと願います。これは本ではなく、各地の『学び合い』の会が出来ることです。よろしくお願いします。

18/01/21(日)

[]地雷 17:50 地雷 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 地雷 - 西川純のメモ 地雷 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ネット上での匿名性は脆弱です。やがてバレます。もし小学校の教師が匿名性の影に隠れ、感情的な2チャンネル的発言を繰り返せば、やがて担任する子どもや保護者に知れます。そうなったら、どうなるか想像したことがあるのでしょうか?

 既に、噂話は広がっているかも知れません。

[]喧嘩の仕方 17:39 喧嘩の仕方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 喧嘩の仕方 - 西川純のメモ 喧嘩の仕方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 定期的に同じようなことを書きます。

 

  私には以前より不思議なことがあります。私に対するご批判の書き方が「下手だな」と感じてしまうのです。

 例えば、以前、以下のような批判がありました。

『西川純て共産党なんだよ。「同志!同志!本を買ってください!」だって。』

 ですが、以下のように書いた方が有効だと思うのです。

 「西川純氏のネット上での発言には「同志」という言葉が多用される傾向がある。この「同志」という呼称が誰を対象にしているのか不明であり、教育に関する発言としては違和感がある。」

 とか

 「自らの著作に関して、多くの人に不安をかき立てて広げようとする行為は、ノストラダムス予言本に通じるものを感じる。その行為自体に、西川純氏の発言にたいする信憑性を疑わせるに十分であろう。」

 のような発言の方が効果があると思うのです。

 おそらく、「そ~だよね。バカみたい」、「くそオヤジ」のような2チャンネル的な言葉が自身のタイムラインに溢れて悦に浸るのであれば、『西川純て共産党なんだよ。「同志!同志!本を買ってください!」だって。』はきわめて有効でしょう。ネットユーザーは多いのですから、それでストレスを解消している人は十分にいますから。

 しかし、『西川純て共産党なんだよ。「同志!同志!本を買ってください!」だって。』のような発言に反応するのは、もともと私に対して批判的な人が反応すると思います。しかしそれ以上に多いのは、私がどのような人かには興味は無く、言葉に反応し、多くの人と一緒に騒ぐ人が大好きな人でしょう。結局、その発言によって何も起こらない。

 だから、私を攻めるならば、私に対して中立の人をターゲットにした発言をするべきだと思います。であれば、少なくとも出来るだけ上品な表現をする方が上策です。

 が、それが出来ない人なのでしょう。

 しかし、それだけでは駄目です。おそらく、中立の人の多くは、その発言を聞き流します。しかし、一部は興味を持って調べるでしょう。そして、私の過去の発言をチェックするでしょう。そして、私はどのような意味を込めた発言の時に「同志」という言葉を使うかを知るでしょう。また、私がネットで自分の著作を宣伝するやり方を読み、それが下品か否かを判断するでしょう。そして、ご批判をされた人の過去の発言を調べるでしょう。そして、判断します。

 幸い、ご批判の嵐の結果として『学び合い』に興味を持った人がかなりいます。

 私はゼミ生に「反対者にとって手強い敵になりなさい」と教えることがあります。世の中には、「賢い味方」、「愚かな味方」、「賢い敵」、「愚かな敵」がいます。実はありがたい順に並べると、「賢い味方」>「愚かな敵」=「賢い敵」>「愚かな味方」なのです。「愚かな敵」は、その愚かさを中間層に伝えることによって、積極的にその人の敵が正当であることをアピールしてくれます。もし、相手が手強い敵だと判断すれば、「賢い敵」は攻撃をしません。そして、特に「賢い敵」は積極的に互いのメリットを探ります。困るのは「愚かな味方」です。これは「愚かな敵」と同様にその愚かさを中間層にアピールします。

 私が学内政治での勝率は高いのは、自分自身が「手強く」なるように実績を高めているからです。そして、「賢い味方」と連携し、「愚かな味方」を下支えし、「賢い敵」と取引をして、「愚かな敵」を煽ります。

 実は、このメモもその戦略の一環です。

[]ネットでのやりとりのガイドライン 12:19 ネットでのやりとりのガイドライン - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ネットでのやりとりのガイドライン - 西川純のメモ ネットでのやりとりのガイドライン - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私はかなり一般とは異なった主張をネットで発信しています。従って、私の主張に疑問・反感を持たれる方が少なくないのは当然です。その方の主張に対して、個人特定して反論することはしません。不毛ですから。少し時間をおいて、その方の表現を少しぼやかして引用し、私なりの意見を発信します。ネット上の議論の是非は当人同士によって決するのではありません。どのような主張にも賛成者と反対者はいます。しかし、圧倒的大多数は「どうでもいい」方々です。その方々がどちらの主張の方が、相対的に良いかを判断するのです。だから、個人特定する議論は労多くして、益が少ない。

 しかし、私のタイムラインに反論を書き込む方がおられます。まあ、先に書いたように、私の主張に対して疑問・反感を持たれる人がいるのは自然で、当然だと思うのでさらりと流します。大人の話法で語るならば、つきあいます。

 ところが、人格攻撃のような発言をする方がおられます。たいていは自己顕示欲・承認欲求の高い人です。だから私のタイムラインに論をふっかけるのです。おそらく自己顕示欲・承認欲求の普通の方が議論するのだったら、個人的なメール・メッセージでやりとりするでしょう。自己顕示欲・承認欲求が高い方が追い詰められると、私から観ると自爆モードに暴走します。つまり、感情が暴走し、私しか見えなくなり第三者(その中には私の賛成者も含まれます)からどう見えるかを忘れてしまうのです。そうなると、私のモードが研究者モードになります。

 研究者モードの私は相手方に根拠の開示を求めます。互いに、根拠を明らかにして議論すれば、どこが違うのかが分かります。議論によって、どちらが正しいを決める必要はありません。意見の違いの根本原因を明らかにすれば良いのです。そして「見解の相違」を明らかにすれば良い。これが出来れば、私も学ぶことが出来るので、大歓迎です。

 残念ながら、人格攻撃をするような方は、根拠を明らかにしません。言を左右にして、そして、根拠を明らかにすることを求める私の人格を攻撃するような発言をするのです。

 

 今後は、以上のようなことが起こったとき、このガイドラインをネット上で明示します。つまり、その方とそれを注視している方々に示すのです。そして、しばらくしてその方をブロックします。「お前のかーさんデベソ」レベルを繰り返しふっかけられるのは精神衛生上問題ですから。

 そして気づきます。いきり立っているのはごく一部の方だと言うことです。何故なら、特定の方をブロックすればタイムラインは静かになります。大多数の人はどう判断するかは大多数の方々にお任せするしかありません。私としては大人の話法を守ることを大事にしています。

[]研究室開放日 06:54 研究室開放日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 研究室開放日 - 西川純のメモ 研究室開放日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月の西川研究室の開放日は2月21日です。お申し込みは2月7日までにお願いします。http://bit.ly/2DrhRfQ

18/01/20(土)

[]すみません 22:26 すみません - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - すみません - 西川純のメモ すみません - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ごく普通の人間が「提唱者」になってしまいました。そのため、かなり苦しい。ということで、ネット上の批判者を遮断することを徹底したいと思います。すんません。一言一言を考え、頭の中でぐるぐるするのです。議論すれば、私は「根拠は?」と聞き、その方は逃げ回ることが分かっていますから。

追伸 批判者か否かは、議論しているとき、「根拠は?」と聞いたときに、言を左右するか否かです。互いに根拠を明らかにした建設的な議論を出来る、私と異質な方は大歓迎です。

[]お父さんはね 13:58 お父さんはね - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お父さんはね - 西川純のメモ お父さんはね - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、ゼミ生を説教するとき、「先生はね」とか「私はね」と言うべきところを、「お父さんはね」と言ってしまうことが少なくありません。私の頭の中では息子を諭すときと同じような状態になるのだと思います。つまり高校2年の息子と同じようなバカなことを、成人のゼミ生がやらかすことを意味しています。困ったもんです。

18/01/19(金)

[]生き残るには 22:38 生き残るには - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 生き残るには - 西川純のメモ 生き残るには - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、教育の世界でこれから起こるであろうことを書いた本を執筆中です。かなりショッキングな内容です。

 それを読んだ他ゼミの学生から、「不安です」と言われた。その学生のアドバイス。

 

 独立法人化などの動きがあった時、「それは嫌だ」と時間稼ぎをする人が大多数。でも、逃げられないなら、よりよい条件を要求し、その代わりに抜群の結果を出す人もいます。どちらがいいですか?

 君が、それを出来るわけない。偉い人だけでもダメです。

 時代の流れを知っている、とても偉い人、そこそこ偉い人、ちょっと偉い人、君、そして、君より若い人、このラインを形成できる人が生き残る。それを成り立たせるのはセオリーであり、志。

[]セオリー 22:05 セオリー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - セオリー - 西川純のメモ セオリー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今までに日本の教育実践の世界で様々なムーブメントが生じ、衰退しました。その提唱者は猜疑心と嫉妬心にさいなまれたでしょう。

 が、少なくとも、私はそれから逃れられます。なぜならば、『学び合い』の理論があるから。常に、他人から見られる自分自身を集団の中のある機能とみられるようになっています。

18/01/18(木)

[]多様性 21:51 多様性 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 多様性 - 西川純のメモ 多様性 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 よくある方法論レベルの『学び合い』批判に、「教育は多様だ、色々な方法がある。『学び合い』だけではダメだ」という批判があります。

 こまったな~っと思います。

 『学び合い』は多様性を前提としています。それも、子ども一人一人、その時間、その時間で違うと考えています。ところが多くの方法では、世の中に存在しない「子ども」というものを想定します。だから、この単元ではこれこれが分かりやすいと言う人がいます。でも、それを聞くたびに、子どもは多様だよ、全員ではないよね、と言いたくなります。

 多様性の想定レベルが全く異なっているのです。でも、分からないだろうな~、困ったな~、と思います。

 一人一人の多様性に対応する教育はサドベリー・スクールのような実験的な学習はあります。しかし、一般的な学校で日常的にそれを実現している教育を『学び合い』以外に知りません。(あ、怒られるかな・・・)

[]未来予想 21:37 未来予想 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 未来予想 - 西川純のメモ 未来予想 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、教育の世界でこれから起こるであろうことを書いた本を執筆中です。かなりショッキングな内容です。

 それを読んだ学生から、「この予想は当たりますか?」と聞かれました。

私:未来予想だから絶対に当たるとは言えない。しかし、本の中で書いた未来の日本の状況、子ども・保護者の変化はほぼ100%合っていることは認めるよね?

学生:はい。

私:じゃあ、その状況に対応する学校や教師の働き方、私が書いたもの以外に対応可能だと思う?

学生:無理だと思います。

私:だよね。それに本で書いたように、私が書いたことが出来る外的条件、例えば法整備は既に進んでいる。私には、どこかの省庁の奥の院で計画を立てている人がいそうに思えてならない。

学生:西川先生はどうやって未来を予想するのですか?

私:三十年前に読んだアルビン・トフラーの未来予測が、私の知る限り一番当たっている。そして、考え方がものすごくシンプル。私は彼のモデルに従って考えている。それにこれからの変化はクリステンセンの破壊的イノベーションが起こると思っている。でも、そう予想している私自身が怖いんだよ。

 この原稿を西川ゼミ以外の学生さんに読ませています。西川ゼミだと私の思考方法に染まっているからです。他ゼミの学生さんの反応は、すんなり読めました、とのことです。私は「そんなことないでしょ。納得できないところ、分からないところはない?」と聞くのですが、学生さん達の反応は「色々なことが既に言われているので、西川先生の本のように整理すると、そうなるんだよな~と思えるのです」とのことです。

 が、そう言っている彼らの顔には恐怖がない。どこかで遠い世界の話と思っているのかなとも思います。それとも、私と違って、私が書いた本の状況にも対応できる世代なのかもしれません。

追伸 来年、何が起こるかは分かりません。しかし、10年後はかなり予想できます。そして、若い学生が退職する40年、50年先の未来は、ほぼ正確に予想できると思っています。遠くの予想の方が、細かな要因に錯乱されず、重要な要因だけで予想できるからです。正直、早く生まれて良かったと思っている私がいます。アクティブ・ラーニング程度のことでおたおたしている場合ではありません。

追伸2 これから起こることを考えれば、『学び合い』を授業方法レベルで理解することによる誤解や非難に接すると、「おいおい、そんなことじゃないでしょ。教育村の外のことを知ろうよ」と言いたくなる。

18/01/17(水)

[]読んでください。 06:22 読んでください。 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 読んでください。 - 西川純のメモ 読んでください。 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、お悩み相談を受けました。最初に、「今までにどんな本を読みましたか?」と聞きました。その方がスタートブック1冊で実践していると聞いて、思わず、大笑いしてしまいました。スタートブックは『学び合い』の良さを理解するには良い本ですが、具体的なテクニックが書かれていない。ただちに私の本のリスト(http://bit.ly/2yepzHe)を紹介し、最低限、下線を引いた本は読むことを勧めました。最終的には、教科本以外は全て読むことを勧めます。教科本も、自分の学校段階は他の教科も読むことを勧めます。

 私の本は基本的に1日一冊読めます。1日に2、3冊読める本もあります。それらを読み尽くし、何度も繰り返し読んでください。その本に、その時思ったことを書き込むことを勧めます。そうすると、もう一度読み直すときに、自分の成長を感じることが出来ます。

 日本で一番小さい国立大学の一人の教師がはじめたことが日本中に広まっている理由は一つです。本を読み、本の通りに実践すると、本の通りの成果を得た人が多いからです。問題が起こっても、それは本の中に書かれています。最初は気づかなくても、絶対に本の中に書いてあります。

 大事なのは本を読む。本の通り、絶対に加工せずに、本の通りに実践する。まずは、そこからです。

[]川越の会 05:57 川越の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 川越の会 - 西川純のメモ 川越の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月21日に埼玉県川越で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://senseiportal.com/events/44391

18/01/16(火)

[]御師 17:13 御師 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 御師 - 西川純のメモ 御師 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は高校2年の冬に初めて対外的な模試を受けました。そこで愕然としました。なんと英語の偏差値が27だったのです。得意だと思っていた数学もそんなでもありませんでした。愕然としました。

 それから猛勉強して、何とか筑波大学に入学できることが出来ました。

 今年、その時にお世話になった御師の家族の方から、去年、お亡くなりなったことを知らせる寒中見舞いをいただきました。お一方は92歳でお亡くなりになりました。

 御師、と呼べる人を持てる喜び、それを失う悲しさを感じます。

[]崩壊と復活 17:13 崩壊と復活 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 崩壊と復活 - 西川純のメモ 崩壊と復活 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の理論の完成度はかなり高いですが、実践しているのは生身の人間です。私は数多くの方の『学び合い』の崩壊と復活を観てきました。見事に同じです。もの凄くシンプルですから、起こることも典型的です。その結果として復活の方法も確立されています。

 結局、私の本で「やりなさい」と書いていることをやらなくなり、「やってはいけない」と書いていることをやってしまうから崩壊するのです。でも、重要なのは、何故、そうしてしまうかです。それは心の問題なのです。

 でも、子どもの問題ではなく、自分の心の問題なのですから解決は容易い。だって、他人は変えられなくても、自分は変えられます。

 「私は『学び合い』をこれで失敗し、これで乗り越えました。」(東洋館 www.amazon.co.jp/dp/4491033234)をご覧下さい。

 と書いている、私も失敗をすることがあります。神ならぬ人の心は弱いものです。これは逃れられない。ただ、失敗の原因と解決の方法をよく知っているので、失敗した後の回復が早い。

18/01/15(月)

[]聡明 22:27 聡明 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 聡明 - 西川純のメモ 聡明 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人は損得勘定で動きます。それを愛や真理や正義などの言葉で飾りますが、結局は損得勘定です。

 ただ、短期の損得勘定ではなく、中長期の損得勘定を理解できる人は、その行動は愛や真理や正義と判断されます。そもそも愛や真理や正義とはそのようなものであり、そうあるべきだと思います。

 物事の損得勘定を中長期で考えられる人は多くはありません。その人は「得」な人生を送れると思っています。

[]非博愛主義 06:56 非博愛主義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 非博愛主義 - 西川純のメモ 非博愛主義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は「一人も見捨てない」と申します。だから、博愛主義のように思われます。違います。大きくは二つ違います。

 第一は、正確に言えば『「一人も見捨てない」ことを諦めないことを掲げ続けることは自分にとって得』なのです。人は自分にとって利益になることでないならば続きません。一見、利害度外視のように見えても、中長期では自分にとって得なものしか続きません。博愛主義も実態は損得がなり立っていると思いますが、『学び合い』はそれを前面に出しています。それを子どもにハッキリと語り、2割の子どもが納得するのです。

 第二は、一人の人が全ての人と繋がる必要はありません。人には相性があります。合う人、合わない人がいて当然です。誰もが誰かに繋がっていればいいのです。

 最初は「一人も見捨てない」と子どもに語ります。しかし、やがて損得勘定や相性の問題が表面化します。そのとき、上記を理解せず、博愛主義のようになれば子ども達はついてきてくれません。

18/01/14(日)

[]議論 21:30 議論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 議論 - 西川純のメモ 議論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ユークリッド幾何と非ユークリッド幾何はどちらも正しい。両者は、平行線はどこまでいっても交わらないという前提、後者は交わるという前提です。前者は一般的な世界では正しく、後者は局面の世界(重力が異常に大きな世界)では正しいのです。

 意見の食い違いはあるものです。どちらが正しい、誤っているという、単純なものではありません。どちらも、それぞれで正しいことはよくあります。というか、それが普通です。だから、意見の食い違いがあったとき、まずは前提としているものを確認して、それから議論をすべきです。

 が、今まで私が挑まれた議論で、それが出来る人と、出来ない人がいます。後者の人の代表格はASI・・さんです。(昔からの人なら分かるでしょ。ジャ・・さんです)その方との議論では、「前提は何ですか?」、「根拠は何ですか?」と私が聞くたびに、それを明らかにせず別なことを語ります。

 それでは議論は出来ません。

 私は議論して、新たなものを生み出したいのです。

 ポンポンと飛躍する言葉を積み上げても、罵倒合戦か、安易な合意しかありえません。

 だから、前提や根拠を確認し、その上で議論したいのです。が、それが出来ない。

 本日もありました。

 残念です。このよう公開すると申し出たら、引き下がりました。

 自説が正しいと思うならば、恥を知るなら、なぜ、削除したのでしょうか?https://www.facebook.com/jun24kawa/posts/1598462660220766

18/01/13(土)

[]感染 22:45 感染 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 感染 - 西川純のメモ 感染 - 西川純のメモ のブックマークコメント

学び合い』で学校づくりをした校長が笑いながら言ったことです。「『学び合い』ではインフルエンザはなかなか広がらないが(みんなが注意するから)、広がるときは一気。(みんなが関わり合うから)」でも、これって授業時間数確保にはとてもいい。だって、だらだらと学級閉鎖が続けば、時間数確保は難しくなる。

[]目的 22:37 目的 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 目的 - 西川純のメモ 目的 - 西川純のメモ のブックマークコメント

大事なのは目的。それを達成するための方法。その日の授業をよくするレベルと、その子達が中年、老年になったときのことを考えるレベル。全く違う。それが分からないと方法の比較になる。

[]ちょっと今から仕事やめてくる 14:34 ちょっと今から仕事やめてくる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ちょっと今から仕事やめてくる - 西川純のメモ ちょっと今から仕事やめてくる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「ちょっと今から仕事やめてくる」を観た、よかった。エンドロールまでしっかり見た映画は久しぶりだ。

18/01/12(金)

[]発見 21:07 発見 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 発見 - 西川純のメモ 発見 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 なんで、こんなこと気づかなかったんだろうか、と気づきました。

 閑があると、政府の各種の情報を収集しています。それによって教育村の外を知りたいと思っています。

 晩酌後に、それらをスキャンして、ある発見をしました。

 文部科学省以外は、安倍政権の掲げる様々な施策を「うけて」という表現をしています。

 が、文部科学省だけは、それは無いのです。もちろん、その影響がないわけ無い。行政組織ですから。でも、そう言えない組織なのです。

 だから、他省庁から敬意を受けつつ、受け流されているのではないかと思います。

 他省庁のデータをフォローするときは、分かりやすい。のにたいして、文科省のは分かりずらい。

18/01/11(木)

[]神奈川の会 19:49 神奈川の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 神奈川の会 - 西川純のメモ 神奈川の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月4日に神奈川県厚木で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://www.kokuchpro.com/event/d13865861651b4f154a96274217992ee/

[]特区 12:35 特区 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 特区 - 西川純のメモ 特区 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の歪んだ眼には、国家戦略特区の公私協力学校が公立学校の独立法人化へのシナリオと読めてしまう。意味不明だと思いますが。

[]良い教育 06:57 良い教育 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 良い教育 - 西川純のメモ 良い教育 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 良い教育、って何だろう、と思います。特別支援教育を調べて、それは「自分(教師)にとって良い教育」であることを確信しました。だって、卒業した後の、子どもにとって良いとは何かを教師は知ろうとしない。

www.amazon.co.jp/dp/4182261283

www.amazon.co.jp/dp/4181390195

[]苛つく 06:53 苛つく - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 苛つく - 西川純のメモ 苛つく - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、尊敬すべき方と議論して苛つくことが3回ありました。馬鹿馬鹿しいと自己モニターしているのに、苛つくのです。なぜだろうと自己分析しました。速度感の違いだと理解しました。

 私は最底辺の子ども達が奈落に落ち続ける姿を見続け、高校教師からドロップアウトしました。そのリアルな映像から逃れるために、研究し続け『学び合い』にいたりました。アクティブ・ラーニングの背景を理解する過程で、総務省の就業構造基本調査を知り愕然としました。私が見てた子ども達のような子どもが今大量生産され続けているのです。

 私の心の中で崖が見えるのです。若者がそこに向かって歩いて行くのです。後ろから来る人に押されて、どんどん落ちていくのです。そんな映像が見えるのです。だから、だから、「大丈夫、良い方向に進んでいるから」とか、「まずは、これをやって」とかという話法を聞くと、苛つくのです。私は「今、奈落に落ち続けている子どもが見えないのか!」と思ってしまう。そして、その思いを強くしているときに、言葉遊びをされると苛つく。悪気はなく、その人の論理は正しいと理解してもです。

 教育村の人は奈落に落ち続けている子どもをイメージしていない。だから、「主体的・対話的な深い学び」なんていう言葉遊びをする。苛つく。だから、狂ったように何かをし続けています。

追伸 最近、身近な子どもが奈落に落ちることを知りました。心が苦しい。でも、システムを作るしかない。

[]浜松の会 05:42 浜松の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 浜松の会 - 西川純のメモ 浜松の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月13日に浜松で『学び合い』の会があります。お誘いします。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/ogym/20180113

ogymogym2018/01/13 23:44有意義な浜松の会となりました。ありがとうございました。

18/01/10(水)

[]枠組み 21:35 枠組み - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 枠組み - 西川純のメモ 枠組み - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家内がある番組を録画してくれました。今日の晩酌中、それを視聴しました。

 クリステンセンを思い出します。

 その世界でメジャーである人は、現在、大事だと思うことを前提で話します。ようは、今のユーザーに納得する説明をします。ま、そうですね。でも、議論は論理は、全て教育村の話です。ようは、教育村が生産し、教育村が消費する、大学入試までの世界です。大学から卒業する後の話はない。また、高校卒業の話もない。失礼ながら、コメディを視聴している気持ちで笑いながらいました。

 そして、クリステンセンが言っていることって、正しいなと思います。ようは、その次元の上で考えず、その次元で考えている限り正しい論理を繰り返している。

 じゃあ、その教育で就職できるの?

 じゃあ、その教育で老後は保障できるの?

 そんなこと、今のユーザーは気にしていません。だから、ニッチの市場でその良さを証明し、メジャーにする。それがパンデミックの道なのですが。ということを分かる人も、もうすぐ生まれます。だって、今の枠組みではにっちもさっちもいかない「保護者・子ども」というユーザーは今でもいますから。

 工業化社会の特徴は「規格化」「分業化」「同時化」「集中化」「極大化」「中央集権化」だと、アルビン・トフラーは特徴付けています。工場で生産性を高めるためには、作業はマニュアル化(規格化)され、分業(分業化)し、リズムを合わせます(同時化)。いわゆるベルトコンベア型の作業です。工場は一つにまとめられ(集中化)、規模は出来るだけ大きくします(極大化)。それらをシステム化された命令系統で一括管理します(中央集権化)。工業化社会では、以上が「正しい」とされています。でも、これからは、その真逆なのです。分からない人が多いけれど。だから、分かる人は勝ち組になる。

18/01/09(火)

[]すべきこと 21:25 すべきこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - すべきこと - 西川純のメモ すべきこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の教師としての原体験で出会った子ども達は、あらゆる面で追い詰められている子どもが多かった。だから、最初は私を敵視した。が、味方だと分かると徹底的に甘えすり寄ってきた。これは教師にとっては快感です。が、その行き着く先を知りました。

 結局、何も出来ないのです。出来るのは、頭をなぜ、だっこし、高い高いをして、慰めるしかないのです。その子の抱えている問題の大きさを知れば知るほど恐ろしくなります。若い私は、一所懸命に、頭をなぜ、だっこし、高い高いをして、慰めることをしました。が、何らの問題解決にはなりません。そうです。その子どもの問題を解決できるのは本人です。本人だけなのです。そして、私の目の前には多くの子どもがいます。だから、本人がやろうと思わせられるのは周りの子どもしかないのです。

 ということを分かったので、子ども(今はゼミ生)に距離を置くことに関して迷いはありません。可愛い。でも、距離を置くべきだと言うことに迷いはない。そして、ゼミ生であっても、修了したらシビアに関係を見直します。だって、そうしないと一番守るべき家族を守れない。

 幸い、このスタンスが一貫しているので、在学中から私のスタンスをゼミ生に分かってもらっています。

 ゼミ生は一生の間の2年を私に賭けた。そして、莫大な学費等の予算をかけた。だから、在学中は出来ることはします。逆に言えば、そうでないならば私が関わる数千人の人たちに等しく出来ることをやり続けます。

18/01/08(月)

[]運命 22:01 運命 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 運命 - 西川純のメモ 運命 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 不思議に思います。大学院を修了して勤めた学校が学力的に中の学校だったら、絶対に今の私にはならないでしょう。大学院の業績で大学に採用されても、きっと中以下のことは分からない。幸か不幸かそこにたたき込まれた。幸いなことに、良き先輩たちに恵まれた。

 神様が若くならせてあげるよ、と言われたら大学合格以前にしたくない。キツすぎます。

 同じく、新規採用1年目にはなりたくない。色々学んだ私だけで、きっとキツいだろう。

[]千葉の会 12:22 千葉の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 千葉の会 - 西川純のメモ 千葉の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月3日に『学び合い』千葉の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/503005/

18/01/07(日)

[]最終テーマ 21:43 最終テーマ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 最終テーマ - 西川純のメモ 最終テーマ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の現役の最終テーマは教科内容の精選だと思っていました。絶対に正しい。でも、時間がかかるので、入り口だけを出来たら良いな、と思っていました。

 でも、持続的イノベーションに過ぎません。

 今、私の中に渦巻いているのは破壊的イノベーション。これだったら、動き出せば5年で変わる。

[]束縛 21:26 束縛 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 束縛 - 西川純のメモ 束縛 - 西川純のメモ のブックマークコメント

クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」は良いけど、「教育×破壊的イノベーションは」陳腐。トフラーの著作は良いけど、「トフラーの未来教育」は駄作。と思うのは『学び合い』を知っているから。彼らの描く未来像は持続的イノベーションに過ぎない。この点は私が勝っていると思います。

あのレベルの人でも、常識の束縛があることを感じました。

[]未来 17:26 未来 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 未来 - 西川純のメモ 未来 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 アルビン・トフラーを最初に読んだのは三十年以上前の大学の学部の時です。最初に読んだときは、そんなバカな~っと思っていましたが、現在読むと恐ろしいほど当たっています。彼に依れば、工業化社会の特徴は「規格化」「分業化」「同時化」「集中化」「極大化」「中央集権化」です。逆に、今後の社会の特徴は工業化社会とは真逆の「個性化」、「総合化」、「非同時化」、「分散化」、「適正規模化」、「地方分権化」です。

 昨日の学会のパネルディスカッションで残念なのは今後の学校はどうなるかということが議論できませんでした。それを喋れたのは最後の最後で、お二人のお考えを聞けなかったのが残念です。みなさんも私の問いかけに応えてください。

 具体的に言います。「高校程度卒業認定試験」というものがあります。試験科目は5教科です。これを通れば、「学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。」(文科省HPより)。

 これを活用したフリースクールを私は想定します。そこでは、各自がネットに公開された授業を活用し、『学び合い』で運営するのです。

 さて、受験に関してこのフリースクールに勝る学校ってあり得ると思いますか?

 また、数学オリンピックを出るような子は、高校一年から大学の教科書を自習するのです。東京大学の数学教室と連携することもあり得るでしょう。

 さて、数学の才能を開花させるのに、このフリースクールに勝る学校ってあり得ると思いますか?

 国立音楽大学に進学しようとする子、大学では野球をやりたいという子も同じです。

 それは歪だと思う方もおられるでしょう?

 でも、一人一人のニーズを無視していいのでしょうか?

 今の社会の仕組みは工業化社会の規格に合わせています。今後の社会の規格には合っていません。

 この問に、お二方がどのようにお応えになるか、知りたかった。

 みなさんは、今の学校がこれからの社会に対応できると思いますか?

追伸 ちなみに義務教育も同じなんですよ。 「教育機会確保法」(義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律)という法律が平成二十八年十二月に成立しました。ご存じですか?この法律では不登校を認めています。そして学校以外(具体的にはフリースクール等)で学ぶことを積極的に認めているのです。この法律は不登校を想定していますが、どのような理由で不登校になるかは規定していません。

[]とうかつの会 15:34 とうかつの会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - とうかつの会 - 西川純のメモ とうかつの会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月27日に千葉県流山市で、『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/501366/

18/01/06(土)

[]自己嫌悪 22:22 自己嫌悪 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自己嫌悪 - 西川純のメモ 自己嫌悪 - 西川純のメモ のブックマークコメント

私の原体験は学力的には最底辺の子どもたちです。その子どもたちを救う道を探し続けています。が、対外的には分かりやすい受験のことを語ります。本日は、その自分が嫌でした。

[]パネルディスカッション 21:36 パネルディスカッション - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - パネルディスカッション - 西川純のメモ パネルディスカッション - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日のメインのお仕事は臨床教科教育学会。そのパネルディスカッションを担当しました。お相手は白水さんと有元さん。私のような外野と違って本流の学者。正直怖い。が、折り合いをつけられる方。時間中、頭がぐるぐる動いて疲れました。が、心地よい。折り合いをつけられる、頭のいい人の関わりは得るものが多い。

[]福岡の会 21:17 福岡の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 福岡の会 - 西川純のメモ 福岡の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月27日に福岡で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/502805/

18/01/05(金)

[ゼミ 23:05 [ゼミ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - [ゼミ - 西川純のメモ [ゼミ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本字の呑み会にゼミ生の0Bが来ましたあいしているから。殴りました。(表現むずかしいですが。

@*1515160326*[お誘い]川越の会

 1月21日に川越で『学び合い』の会があります。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/499384/

18/01/04(木)

[]ミッション 22:25 ミッション - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ミッション - 西川純のメモ ミッション - 西川純のメモ のブックマークコメント

 西川ゼミのミッションは「「自分の心に響き、多くの人の心に響く教育研究を通して、自らを高め、一人も見捨てない教育・社会を実現する」」(http://bit.ly/2k5Slzr)です。馬鹿馬鹿しいですよね。でも、私はゼミ生求めます。

 日本中で、私のゼミ生でない人がそのバカなミッションを自分のためにやっています。それも『学び合い』の理論の凄いところです。

[]静岡の会 22:04 静岡の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 静岡の会 - 西川純のメモ 静岡の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 2月24日に静岡で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/s/event/index/502510/

[]奈良の会 21:29 奈良の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 奈良の会 - 西川純のメモ 奈良の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 1月20日に奈良で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/s/event/index/502531/

18/01/02(火)

[]メッセージ 20:32 メッセージ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - メッセージ - 西川純のメモ メッセージ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「一人も見捨てない」というメッセージ、キツいね。だから、色々な方から別な表現が良いと言われました。でも、そういう人たちも含めて「一人も見捨てない」というメッセージがあるから仲間になってくれた。「良い授業できます」ではありえない成果。

[]終末論 20:21 終末論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 終末論 - 西川純のメモ 終末論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 平安後期以降の新興宗教はみな終末論を論じます。キリスト教も黙示録はそうですね。みんな、それを聞いている人の人生の範囲内、つまり数十年以内に起こることを暗示します。

 私も終末論を説きます。でも、二つ違います。第一は、具体的なデータに基づき語ります。第二は、意識改革で終末と思えることがパラダイスであること(つまり、現状のパラダイスが終末であること)を語ります。

[]選択 20:14 選択 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 選択 - 西川純のメモ 選択 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今書いている本の一節です。

 私は今の学校を変えようと思い続けていました。でも、今はその呪縛から解き放されました。そして、明るい未来がイメージ出来るようになりました。しかし、その上で、教師も一人も見捨てたくない、と思います。

『いかがでしたでしょうか?

 ビックリされたと思います。そして、「そんな風になるわけない」と思ったと想像します。そう思うのは当然です。私がこの章で書いたことは、今の学校組織が変われる斬新的で現実的な未来ではないのです。子ども達が一生涯幸せになれるための教育組織はどうあるべきかという視点で書いたのです。そして、そのモデルは終身雇用がない先進国(即ち日本以外の全ての先進国)でずっと前からやられていることをベースに書いたのです。しかし、終身雇用が一般的で不易だと思っている人たちには荒唐無稽に見えるでしょ。

 残念ながら私も今の学校組織が本章のように変わるとは思っていません。

 変わらないなら、変わらないのでよいのです。変わらなければ、既に書いたように現状の学校組織と違う教育組織(例えばフリースクール)がそれを担えばよいのです。ただし、その場合は外圧によって改革が求められてしまいます。破壊的イノベーションになってしまえば制御不能になってしまいます。そして、学校は学習指導要領の縛りもない、自由度の高い新たな教育組織と競争しなければならないのです。

 そのような状態で学校が独立法人化したならば多くの教師は路頭に迷うことになるでしょう。』

[]執筆 19:51 執筆 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 執筆 - 西川純のメモ 執筆 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 久しぶりに本を書いています。今までに無くぶっ飛んだ本です。