西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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17/12/30(土)

[]能力更新 19:57 能力更新 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 能力更新 - 西川純のメモ 能力更新 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 多くの未来予想で一致しているのは、今後の社会の変化は激しいので、就職したときの能力で一生涯勝負するのは無理だということです。一生涯、その時代に必要とされる能力を獲得し続け、自分を社会に売り込み続けることが必要だとしています。その通りだともいます。

 私は上越教育大学に教育工学の専門家として採用されました。当時の私はICチップ(ボードではないですよ)でコンピュータを組み立て、コンピュータと各種の機器をつなぐ機器(インターフェイス)をハンダゴテで組み立てていました。それを動かすためには、機械語やアセンブラを駆使していました。それで教育工学関係の業績を上げていました。それがポイントで上越教育大学に採用されました。ところが、そのような能力は今では不必要です。正確には素人でも私が苦労したところをクリアーできるサービスや機器が用意されています。そして、それ以外は半専門家では手出しを出来ないような世界になっています。

 これは今後も同じでしょう。今、それで勝負している能力は、二つの方向に変化します。第一は、誰でも使えるようなサービスが用意されるようになります。第二は、超専門家でないと手出しを出来ないようになります。

 子ども達も中年になり、老年になります。子ども達の世代は、60歳、70歳でも働かなければならない時代です。そのような年齢で超専門家になることは不可能です。どうしたらいいでしょうか?

 「ワークシフト」を書いたリンダ・グラッドソンは人工知能の秘書によって乗り越えようとしています。それは先の第一の道の具体的な姿です。でも、それだけでは生き残れません。それに、皆さんの教え子をイメージしてください。人工知能の秘書を使いこなせない子どももいませんか?今だってスマートフォンを使いこなせない人もいます。

 どうしたらいいでしょうか?

 『学び合い』の仲間には答えは自明だと思います。

 全ての人がキャリアアップのための能力更新をしなくていいのです。その人の繋がっている人の誰かが能力更新をすればいいのです。その人と繋がっていれば、繋がっている人も能力更新が計られるのです。具体的には、「これこれに悩んでいるけど、どうしたらいいの?」と聞ける人と繋がっていれば良いのです。これが全ての人が実現可能な能力更新の姿です。

 これって、今でもやっていることですよね。結局、どんなに世界が変わってもホモサピエンスはホモサピエンスなのです。年を取ると記憶力が落ちて、新たなものを学習することが困難になるという「ハードウエア」は同じです。そして、人は集団で生き残るという基本OSも同じです。好むと、好まざるとの如何に関わらず、そのハードウエア、基本OSで生き残るしかないのです。

 安心してください。

 つまり、変化の激しい時代では、常に能力更新は必要です。でも、それは、ホモサピエンスが数百万年前からやっていたことでいいのです。というより、それ以外は我々のハードウエア・基本OSが受け付けられないのです。

 ということを理解しましょう。