西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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17/12/14(木)

[]高校が熱い 21:43 高校が熱い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 高校が熱い - 西川純のメモ 高校が熱い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 アクティブ・ラーニングが出始めた頃は、「アクティブ・ラーニングって何?」という高校の先生によくありました。ところが、今、『学び合い』の授業公開をすると、それとは別種の人が多くなったと思います。本当にアクティブにしたいし、その先に何かを生み出したいと思う人です。これって総合学習が変質した過程にはなかったことです。

 何故だろうと思います。

 単純ですが、ネーミングの違いです。

 総合学習の根幹は学習指導要領を読めば明かです。「自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育てること」が本体です。でも、総合学習という言葉によって「総合」であれば、クロスカリキュラムであれば総合学習になってしまった。つまり、子どもの姿ではなく、教材の姿にすり替わってしまった。

 一方、アクティブ・ラーニングは子どもの姿です。が、「深い学び」を付けてしまった。ま、ソフトランディングしたい人がそう考えたのですよ。でも、そのとたんに、総合学習のように変質する。

 高校の先生方が縛られるのは大学入試です。そこは「主体的・対話的な深い学び」ではなく「アクティブ・ラーニング」が支配しています。

 大学入試を支配しているのは、採用試験です。採用試験において「主体的・対話的な深い学び」という甘い言葉が入る余地はない。

 ま、その甘い言葉に逃げる人が大部分ですが、そうでない人がいる。だから、高校の先生方の取り組みの方がシビアと感じます。