西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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17/09/09(土)

[]学部生さんへ 14:37 学部生さんへ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学部生さんへ - 西川純のメモ 学部生さんへ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教員採用試験が終わり、今後の身の振り方を考えてられる方もおられると思います。もしくは、身近にそのような方がおられると思います。そこで、上越教育大学教職大学院の宣伝をします。

 学生さんには「合格すること」それが全てのように思えるでしょう。でも、採用されたら、それは入り口に過ぎないことが分かると思います。大事なのは採用されることだけではなく、採用された後、務め続けることなのです。残念ながら採用されてから数年以内にやめる人は少なくありません。

 では、やめずに務め続けるポイントは何でしょうか?

 ずばり、年長者に可愛がられることです。これさえあれば、授業が下手でも、仕事が遅くても大丈夫です。年長者がフォローしてくれますし、慰めてくれます。逆に年長者に可愛がられなければ、授業が上手でも、仕事が早くても厳しいと思います。

 上越教育大学教職大学院は、その能力を高めます。

 どうやってでしょうか?

 年長者とチームになって講義・演習を受け、共同で課題に取り組みます。一般的には、現職者用の講義・演習と学卒院生用の講義・演習が別々にあります。これは文部科学省の指導もあり、日本全国の教職大学院の殆どでそうなっています。しかし、そもそも本教職大学院は協働力を育成することを基本コンセプトとしています(なにしろ制度設計は私がしたのですから)。それ故、例外的に、現職者と学卒生が一緒に学べる講義・演習があります。(うちの院生さんは、それが当たり前なので、それが希なケースであることを教えるとビックリします)。

 実習もそうです。現職者と学卒生が一緒になってチームになります。そして、学校の課題に取り組みます。これが出来るのも、上越教育大学が日本中の中堅教師が院生として入学する大学院だからです。現職院生が殆どの大学院、学卒院生が殆どの大学院は少なくないですが、両方とも多い大学院は全国でも3つのみです。そして、上記の協働的な授業と実習を用意しているのは本学だけです。

 このようなカリキュラムを組めるのは、本教職大学院の最大の特徴に由来します。

 それは、スタッフです。

 多くの大学の場合、研究者と実務家教員によってスタッフが構成されています。ところが上越教育大学教職大学院の場合、その差の意味が無いのです。我々のスタッフは、殆どは教職経験者で、教育書などの実務業績を持つ一方、学術論文の業績があります。例えば、教育関係の博士の学位を持つ人は全国的にも多くはありません。試しに自身の大学のスタッフの業績を調べて下さい。教育で博士の学位を持つ人は殆どいないと思います。本専攻には4人いますが、その全てが現職経験舎です。

 多くの大学では研究者教員が学術を教え、実務家教員が実践を教え、両方学んだ学生がそれらを融合することを求められます。でも、無茶です。それを融合することが学生が出来るぐらいだったら教員がとうに出来ているはずです。しかし、それが出来ているならば、学術の業績と実践の業績を持っているはずです。でも、少ないですよね。分かりやすいのは、大きな本屋に行って、教員が読む本棚に行って下さい。そして、著者を調べて下さい。もともと研究者である人の本は殆ど無いと思います。それぐらい難しい。

 では、どうやったら学生さんが学術と実践を融合した知識・技能を学べるか?

 そりゃ、融合した人から、融合した知識・技能を学ぶしか出来ません。上越教育大学教職大学院ではそれが出来ます。

 また、上記のようなスタッフだからこそ、大学院での研究の質が違います。

 研究者教員と実務家教員がハッキリと分かれている場合、研究は研究者教員が担当し修士論文に準じた研究をするでしょう。一方、実習は実務家教員の担当となります。

 しかし、上越教育大学教職大学院のスタッフは学術と実践の両方の業績を持つスタッフなので、実習が研究の場であります。その研究の成果を実習に還元できるのです。だから、上越教育大学教職大学院でのカリキュラムは実習を中心としています。

 これを成り立たせるためには、研究指導をしている人が、実習校の先生方と話し合って調整する必要があります。このときは現場のことをよく知っている人でなければなりません。大学の教師に我々のカリキュラムを説明しても、なかなか分かってもらえません。理由は「そんなこと出来るわけはない」と思われるからです。でも、そんなことをしています。理由はスタッフの特徴があるからです。

 ちなみに、我々のカリキュラムを説明した映像があります。http://www.juen.ac.jp/kj/video.html

 最近、学生さん手作りの紹介映像があります。手作り感満載です。https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=C_J8pbhakCA

 また、希望される方は体験入学が出来ます。ちなみに、私の所に数日前にそれがありましたし、今月中にもあります。

 もし、教員採用試験が残念な結果だったら、本教職大学院を考えて下さい。

 ゼミ生によく言うことです。過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。あの時、落ちてよかった、と思える未来と自分は創れるのです。最初に述べたように、採用されることも大事ですが、務め続けることも大事です。それ故、教員採用試験に合格しているのですが、名簿期間延長制度を使って本教職大学院に入って来る人は少なくありません。

 私のゼミには一発で合格して採用されたが1年半で辞職した人がいます。一度は民間で働きましたが、教職への夢は捨てられず、上越教育大学教職大学院に入学しました。そして、多様な人と折り合いを付けることを学んでいます。修士1年の時に、採用試験に合格し、名簿登載期間延長の制度を使って在学し続けています。彼は、務め続けることがいかに大事かを身にしみて知っているからです。

 なお、教職大学院は試験も有利に受験できます。また、先に述べた名簿搭載期間延長に関してはこれ(http://www.juen.ac.jp/kj/pdf/20170713.pdf)を読んで下さい。