西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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17/07/08(土)

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 職業柄、東京大学出身者と関わることは少なくありません。そこで気づくのは「別の生物」であることです。あ、多くの面では同じですよ。でも、課題解決のアプローチが、ものすごく要領いいのです。それで分かります。「あ、こいつらは受験で勝つな、と」と思います。もちろん、社会での勝負は別です。が、受験では別格です。

 教師の皆さん、自覚しましょう。我々の多くは東京大学には入れません。我々は成績「上の中、下」から「中の上」にいます。

 さて、そのような教師が東京大学、それに準じる大学の受験勉強を指導できるか?出来ません。そこに入れるのは、東京大学に入れる人が、自分でやるしかないのです。東京大学に入れない人が、自分の思う「いいこと」を強いることは、東京大学には入れる人にとって迷惑なのです。

 東京大学に多くの生徒を送り込んでいる高校は、生徒に任せます。

 教師が一生懸命にやって入れるのは、偏差値60~65レベルまでです。

 そんなことも分からない進学校、予備校の教師と、それに強いられている生徒が不幸です。

追伸 典型的なのは、自分が教える時間が長ければ、いいと思っている。でもね。トップを狙う生徒は、ほっておいた方がいい。ほっとおいても勉強するようにする。それは全生徒において同じです。宿題の数を多くすればいいと思っている。貧困です。

追伸2 わかりやすい例

高校野球の監督(優勝経験が何度もある人も)が、一人の生徒を個人指導したら「イチロー」になるか?

なるわけない。

そこそこのプロ野球選手にはなる「かも」しれないが。

「イチロー」になるにはほっておくことです。

追伸3 東京大学の学生は五教科全てにおいて偏差値60以上をキープしなければなりません。

教師の中には、ある教科で偏差値65以上であるから、教えられると思っている人がいます。

でもね、そんなのは本を読めばいい。

大事なのは勉強の仕方なのです。

成績中の上では教えられません。