西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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17/03/27(月)

[]求められる特別支援教育(知的) 06:10 求められる特別支援教育(知的) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 求められる特別支援教育(知的) - 西川純のメモ 求められる特別支援教育(知的) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 多くの特別支援担任(知的)はマンツーマンで九九や漢字を教えています。しかし、それが在学中に必要なので、就労後は必須ではありません(出来たら出来た方がいいですよ、もちろん)。それが出来ないことで苦労することは殆ど無いでしょう。

 「もし、人とのコミュニケーション」が出来るなら。計算が出来なくとも、読めなくとも、身振り手振りでコミュニケーションが出来るならば、仕事は体で覚えることが出来ます。だから、特別支援の子どもを就労させている保護者も特別支援の子どもを就労させている企業・事業所も九九や漢字を重視していません。その代わりに「人とのコミュニケーション」が出来ることを重視しています。

 じゃあ、どうしたらいいか?

 学校に適応するための特別支援から社会に適応するための特別支援に転換するのです。そのためには教師が社会のひな形になるのです。具体的には、職場のようにグループで課題を解決する経験することを中心とすべきです。

 企業・事業所、特別支援の子どもを就労させた保護者とのインタビューで確信しました。今の学校に適応させる特別支援は、特別支援担任が抱え込むように指導する特別支援は、無益、いや有害でありさえします。多くの人から非難されることを理解した上で、言わざるを得ません。

 特別支援の子ども同士の『学び合い』、健常者との『学び合い』を定常化するしか救う道はありません。教材は何でもいいのです。だって、九九や漢字すら必須でないのですから。その子の不得意なことではなく、その子の得意なことをしましょう。

学び合い』で「気になる子」のいるクラスがうまくいく!(学陽書房)をお読みください。