西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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17/03/05(日)

[]教えちゃ駄目? 16:02 教えちゃ駄目? - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教えちゃ駄目? - 西川純のメモ 教えちゃ駄目? - 西川純のメモ のブックマークコメント

 OBのメモに反応して、書きます。

 「『学び合い』では子どもと関わってはいけないのですか?」とか「『学び合い』では教師は教えてはいけないのですか?」と聞かれます。

 結論から言えば、最初は「駄目」です。そうしないと、教師の頭が切り替わらないし、子どもの頭も切り替わらないからです。私の本は基本的に初めて3ヶ月、まあ、1年目のガイダンスを中心としています。だから、一応、「『学び合い』では子どもと関わってはいけない」とか「『学び合い』では教師は教えてはいけない」という「風」に書きます。だって、そう書かないと、従来型授業になれている人は暴走しますから。

 でも、本当は関わってもいいし、教えてもいいのです。

 本にも書きましたが、「いい/悪い」、「正しい/間違っている」を言うのはOKです。ただ、教えるのは控えましょう。教え始めると視野が狭くなるから。一言言って、さっと行き過ぎる、というような案配です。ただし、ニコニコ(ゲタゲタ)しながらやりましょう。

 切り替えの目安は、教師の心の有り様です。教師が「あ、間違っている」、「これでは駄目だ」と心にあると、子どもを責めるようないい方になるだろうし、教えてしまいます。「ま、そのうち何とかなるや」、「これが間違ったままでもいいじゃない。自分は子どもの幸せのために教えているんだ」と思えるようになれば、ニコニコ(ゲタゲタ)と接することが出来ます。

 さらに、教えることさえもOKなのです。ただし、教えたあとに、子どもが依存的になる段階では駄目です。願わくば、教えたあとに、「分かっていますよ、そんなこと。私たちに任せてよ」というような反応が望ましい。これも、教師の心の有り様です。教師の心の中に自分の考えるハッピーエンドがあり、それに導こうとする限りは、子どもは依存的になります。しかし、自分の思いつくレベルの上を子ども達は出来ると思うならば、子どもは依存的になりません。

 が、このレベルのことは『学び合い』を始めたばかりの人には禅問答みたいですから。でも、ちゃんと上記に関して「も」書いているのですが。

追伸 私はゼミ生と一杯馬鹿話をします。そして聞かれれば私なりの案を話します。ただし、その最後に「今言ったことをそのままやったら、思いっきり軽蔑するよ。あははははは」と言います。

追伸2 明日発売になる「私は『学び合い』にこれで失敗し、これで乗り越えました。」(東洋館)を読めば、多くの実践者が乗り越えなければならない壁であることが分かります。